国民の力
????
英語の名称 People Power Party
非常対策委員長韓東勲
院内代表尹在玉(朝鮮語版)
事務総長張東赫(朝鮮語版)
政策委議長兪義東(朝鮮語版)
非常対策委員金睿智
キム・ギョンユル(朝鮮語版)
ク・ジャリョン
パク・ウンシク
ユン・ドヒョン
チャン・ソジョン
ハン・ジア(朝鮮語版)
創立2020年2月17日 (2020-02-17)
前身政党自由韓国党
新しい保守党
未来に向けた前進4.0
未来韓国党
国民の党
時代転換
その他の政治団体
本部所在地ソウル特別市永登浦区ボドゥナル路 73, 3層
党員・党友数3,475,372人 [1](2019年)
政治的思想保守主義[2][3][4][5]
政治的立場右派[6][7]
国際連携国際民主同盟[8]
国会112 / 299(2023年6月21日)
広域団体長12 / 17(2022年7月1日)
広域議会540 / 872(2022年7月1日)
基礎団体長145 / 226(2022年7月1日)
基礎議会1,435 / 2,988(2022年7月1日)
党旗
公式サイト
https://www.peoplepowerparty.kr/
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国民の力
各種表記
ハングル:????
漢字:國民??
発音:クンミネヒム
ローマ字:People Power Party
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国民の力(こくみんのちから、韓国語: ????)は、韓国の保守政党である。2022年5月10日から大統領を務める尹錫悦(尹錫悦政権)を擁する与党であり共に民主党と並ぶ二大政党である。結党直後の凡そ半年間は未来統合党(みらいとうごうとう、朝鮮語: ?????)を党名としていた(変更の経緯は後述)。 1997年以降の韓国政治において保守派の本流を為してきたハンナラ・セヌリ・自由韓国党を事実上の前身とし第21代総選挙で与党の民主党から国会第一党の地位を奪うため2020年2月17日に他の保守系政党と合同して「未来統合党」として発足した。中央選挙管理委員会の記録上は新設の政党であるが、自由韓国党の地位を引き継いで国際民主同盟に所属している[8]。 比例代表に特化した連携政党として未来韓国党を有したものの、第21代総選挙では革新政党の共に民主党(以下民主党)に敗北し獲得議席が両党併せて103議席に留まった[注 1]。選挙後、未来韓国党を吸収合併し一つの政党となっている。 2020年9月2日、党名を「未来統合党」から「国民の力」に改めた[9]。 韓国の保守派は、最大勢力の旧セヌリ党が第20代総選挙で国会第一党の座を民主党へ明け渡し、次いで行われた2017年5月の大統領選挙でも敗北した為、国政における影響力が低下した。更に、崔順実ゲート事件・朴槿恵大統領弾劾とそれらへの対応に関する総括を巡って2016年以降派閥単位での政党再編を繰り返し、「保守」を政策の理念に掲げる政党は2020年1月末時点で自由韓国党、正しい未来党、新しい保守党、未来に向けた前進4.0、新セヌリ党、ウリ共和党の6党と乱立状態にあった。 その為、第21代総選挙で保守系政党が中道左派系与党である民主党から第一党の座を奪還する目的で、右派性向が類似している自由韓国党、新しい保守党及び未来に向けた前進4.0の三党が合同し、2020年2月17日に未来統合党が発足した[10]。三党合同直前の2月5日に未来韓国党が自由韓国党から分党したが、これは第21代総選挙の準連動型比例代表制[注 2]に対応する目的で行われた措置であり、未来韓国党は未来統合党の事実上の衛星政党となっている。また、残りの保守系政党3党は、正しい未来党が社会保守主義性向のその他諸党と合同して民生党を結成し、朴槿恵の無罪を主張する極右性向のウリ共和党は自由共和党と親朴新党とに分裂した。新セヌリ党は引き続き単独で存立している。 2020年4月16日、2019新型コロナウイルスに対する厳重な管理体制が敷かれる中で第21代総選挙が実施され、未来統合党は300議席中84議席しか獲得できず、惨敗した。本選挙では、ソウル市中心部の鍾路選挙区で党代表の黄教安が民主党の候補者で元首相の李洛淵に大差で敗れた他、羅卿?院内代表を始めとする指導部の大半が落選する等、人口の半分が集中する首都圏での議席減少が目立った。この結果、未来統合党は比例代表に特化した未来韓国党と合わせても改憲阻止ラインである100議席をかろうじて上回る103議席の確保に留まり、前回の総選挙で旧セヌリ党が得た122議席からも後退する結果となった[12][13][14]。
概説
歴史
保守統合による未来統合党結成未来統合党時代に使用したロゴ
第21代総選挙での惨敗詳細は「第21代総選挙 (大韓民国)」を参照