国府宮駅
駅前ロータリーに隣接するビル(2022年7月)
こうのみや
KŌNOMIYA
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国府宮駅(こうのみやえき)は、愛知県稲沢市松下一丁目にある、名古屋鉄道名古屋本線の駅である。駅番号はNH47。特急を含め全営業列車が停車する。 「はだか祭」で有名な尾張大国霊神社(国府宮)の最寄駅であり、全列車が停車する。市名を冠するJR稲沢駅が市域東端に位置するのに対し、当駅は稲沢市の中心市街地に所在する。 以前は日中毎時4本が運転されていた特急が1本おきに停車した(高速を前身とする新安城駅に停車する方が停車し、新安城駅を通過する方は当駅も通過していた)。1999年(平成11年)5月10日に標準停車駅(全列車停車)に昇格した。特急系種別は3種類に細分化されているが、いずれの列車も停車する。はだか祭開催日には新安城駅を通過する方も日中を中心に臨時停車していた。 2005年(平成17年)1月29日ダイヤ改正以前は始発の特急豊橋行きが当駅を始発としていたが、同改正によって当該列車は岐阜始発の中部国際空港行きに変更された。そのため、現在のダイヤでは当駅始発や当駅止まりの列車は存在しない。 2023年3月のダイヤ改正以降、上り特急の新木曽川駅と笠松駅への特別通過がなくなったため、当駅から名鉄一宮・名鉄岐阜方面はミュースカイ以外の優等列車の停車駅が完全に一致するようになっている。そのため急行の大半が名鉄一宮駅で終点となる。 待避設備を備えた島式2面4線ホームを持つ駅員配備の地上駅。 ホーム南端(名古屋寄り)の地下に地下改札口、名古屋寄りのホーム上空の橋上駅舎内に橋上改札口がある。橋上駅舎内には自動改札機と自動券売機が設置されているが、自動精算機はなく、また駅員も配置されていないため、橋上駅舎に繋がる階段付近に「精算が必要なお客様は地下改札をご利用ください」と掲示されている。定期券の購入等も地下改札口でしかできない。地下改札、岐阜方向設置の3台の改札機のうち1台は帰宅ラッシュ時は乗車専用になる。 毎年2月頃(旧暦正月の13日)に尾張大国霊神社で行われる国府宮はだか祭(儺追(なおい)神事)の際には岐阜側の臨時改札(通常は車椅子用の出入口として使用)も使われるが、この改札口には改札機がないため、manacaは使用できない。 のりば番線路線方向行先備考
概要
歴史
1924年(大正13年)2月15日 - 開業。当時の読みは「こうふのみや」[2]。
1927年(昭和2年) - 1934年(昭和9年) - この間に駅名の読みを「こうふのみや」から「こうのみや」に変更[3][4]。
1962年(昭和37年)8月15日 - 貨物営業廃止[5]。
1963年(昭和38年)3月20日 - 駅ビル(鉄筋4階建)完成[6]。同月に名古屋ショッピ(後のパレマルシェ)国府宮店開業[7]。
1974年(昭和49年)9月17日 - 特急の停車本数が増加。
1980年(昭和55年)12月22日 - 地下道完成[8]、地下改札化。
1987年(昭和62年)5月 - 自動改札機設置[9]。
1999年(平成11年)5月10日 - 特急が全便停車するようになる。
2010年(平成22年)12月18日 - 橋上駅舎の供用開始。
2011年(平成23年)2月11日 - ICカードmanaca導入、使用開始。
2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
駅構造
1NH 名古屋本線下り名鉄一宮・名鉄岐阜方面[10]待避線
2本線
3上り名鉄名古屋・金山・中部国際空港方面[10]
4待避線
配線図
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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