国姓爺合戦(こくせんやかっせん)正徳5年 (1715) に大坂竹本座で初演された、近松門左衛門作の人形浄瑠璃および歌舞伎の演目の、原案の時点における題。物語は実在の国姓爺こと鄭成功の生涯に沿いながらも、その結末は史実とは大幅に異なるものとなったため、初演直前に「国姓爺」を「国性爺」と直したとされている。 →『国性爺合戦』の項を参照。昭和15年 (1940) に公開された、木村恵吾監督、市川右太衛門主演の新興キネマ 京都撮影所製作の映画。→『国姓爺合戦 (1940年の映画)