国分町通(こくぶんちょうどおり)は、仙台市都心部を南北に通じる約1.5kmの市道国分町通線[1]の道路愛称名であり、旧奥州街道の一部である。全区間が宮城県仙台市青葉区内にあり、北端は北四番丁通(旧町名:北四番丁、現正式名称:国道48号)、南端は柳町通(旧町名:柳町、現正式名称:市道袋町線[2])[3]。 現在の国分町通沿いの街の機能は、旧町の区分よりも交差する大通りによって分けられる街区毎に異なっている。旧町名の「二日町」は北四番丁から表小路までであるが、その南側の大通りである定禅寺通までのブロックが一体的に二日町だと認識する市民も多く、下町の雰囲気を見せながらも、宮城県庁・仙台市役所と隣接するため、行政サービス関連業種(公共事業や行政のアウトソーシングに関連した企業)が立地している。定禅寺通から広瀬通までは、歓楽街としての「国分町」となっている(→国分町)。広瀬通より南はオフィス街・金融街としての「国分町」となっており、沿道の日本銀行仙台支店を中心に五橋通辺りまでビル街が続く。芭蕉の辻から南町通までは、仙台市電の芭蕉の辻線が走っていたため、国分町通の中で最も道幅が広い。 なお、仙台城下の奥州街道本筋は上記の町以外にも南北に続いていた。通町の北側に続く道は青葉神社門前から東に折れ、堤町 現在は、直交する北四番丁(国道48号)を境に南北で道路愛称名が異なり、北側の通町および北鍛冶町が「青葉神社通」、北四番丁より南側の二日町・国分町・南町が「国分町通」と呼ばれている。 仙台城下町
目次
1 概要
2 歴史
3 範囲
4 交通規制
4.1 一方通行規制
4.2 臨時規制
5 脚注
6 関連項目
7 外部リンク
概要
歴史詳細は「国分町_(仙台市)」を参照
範囲
通町:市道堤町青葉町線[4](青葉神社門前)?北七番丁
北鍛冶町:北七番丁?北四番丁(国道48号)
二日町:北四番丁?表小路
国分町:表小路?大町(芭蕉の辻)
南町[5]:大町(芭蕉の辻)?柳町[3](東北大学金属材料研究所前)
と分かれていた。 国分町通は青葉神社通の北四番丁?北五番丁区間同様、道幅は狭いながらも2車線になっているため、かつては全線対面通行となっていた。しかし、2006年(平成18年)からそれまで12時から17時までの間に限定していた広瀬通と定禅寺通の間の北行一方通行規制を終日化し、当該区間のみ2車線の北行一方通行になった。その後、歩車共存道路化の工事に合わせて1車線の北行一方通行になった。ただし、同区間の出口である北端の定禅寺通との交差点付近は2車線になっている。それ以外の区間では現在でも対面通行である。 定禅寺通を会場の1つとする以下の都市イベントの際に、接続する国分町通が臨時に交通規制される。 [ヘルプ]
交通規制
一方通行規制
臨時規制
5月 仙台国際ハーフマラソン
5月 仙台・青葉まつり
8月 仙台七夕まつり・星の宵まつり
9月 定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台
10月 みちのくYOSAKOIまつり
10月 全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝)
12月 SENDAI光のページェント
脚注
^ 仙台市道青葉1158号・国分町通線(延長:1546.0m、最大幅員:16.77m、最小幅員:7.80m)
^ 仙台市道青葉1241号・袋町線(延長:635.9m、最大幅員:12.60m、最小幅員:8.00m)
^ a b 旧町名では柳町(東西道)の東に直線的に続く道が柳町通
^ 仙台市道青葉778号・堤町青葉町線(延長:1132.0m、最大幅員:21.70m、最小幅員:5.92m)
^ 南町(南北道)と南町通(東西道)は互いに直交している別の道。
関連項目
中央通(大町)
土井晩翠(北鍛治町生まれ)
徳陽シティ銀行
外部リンク
⇒国分町通の電線類地中化計画について(仙台市)
⇒国分町通電線共同溝だより 【仙台市道国分町通線電線共同溝及び道路改良工事】(仙台市)
歴
仙台市道路愛称名
広瀬通 |青葉通 |青葉神社通 |国分町通 |定禅寺通 |西公園通 |駅前通 |南町通 |北目町通 |五ツ橋通 |宮城野通 |愛宕上杉通 |晩翠通 |新寺通 |卸町通 |広瀬河畔通 |秋保通 |宮城の萩大通り |泉中央通り |泉ヶ岳通り |すいせん通り |泉中央広場 |学校通り |愛の鐘通り |蕃山通り |フラワースターロード |桜通り |瞑想の松通り |愛子駅前大通り |愛子中央通り |開成通り |昭和市電通り