図書券
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}画像提供依頼:図書券や図書カードNEXTの画像提供をお願いします。(2023年9月)全国共通図書カード

全国共通図書券(ぜんこくきょうつうとしょけん)とは、日本図書普及株式会社が発行していた、書籍と引き換えられる有価証券である。通称「図書券」。

本項では、1990年12月から2016年5月まで発行されていた全国共通図書カード(ぜんこくきょうつうとしょカード、通称「図書カード」)、2016年6月から発行されている図書カードNEXT(としょカード ネクスト)についても記述する。
概要

日本において、金券の中では最も知名度、普及度が高いものの1つ[要出典]である。少額のお礼をする時や、子どもへのプレゼントなどに非常によく使われている[要出典]。例えば、進学祝いなどの際に贈答に利用される。また、雑誌等の懸賞や各種クイズの賞品として用いられることも多い。副賞として賞金を贈呈するコンクールで、未成年者や高校生以下の場合などに現金ではなく同額の図書券でプレゼントすることもあった。一時期は献血の謝礼として図書券を提供する献血ルームもあったが、「換金性の高い物を提供するのはいわゆる売血行為に相当し好ましくない」として、現在は提供されていない。

2005年に図書券は販売終了し、図書カードに全面移行した。また、2016年に磁気式の図書カードは発行終了し、図書カードNEXTに移行したため、本稿では、図書券と図書カードと図書カードNEXTに分けて説明する。
図書カードNEXT

2016年6月より発行が開始された現行のプリペイドカード[1][2][3]。従来の磁気式の図書カードと異なり、素材が紙になり[注 1]、パンチ穴がなくなった。カード裏面に印字されたQRコードを書店設置の専用端末で読み取り、残高をデータセンターのサーバーで管理する方式を採用している。また、利用者はパソコンスマートフォンにカード裏面の番号を記入することで残高や利用履歴を確認することができる。これまでの図書券や図書カードと異なり、10年間の有効期限が設けられており(図書券や図書カードは有効期限なし)、有効期限はカード裏面に印刷されている。
額面(NEXT)

500円

1,000円

2,000円

3,000円

5,000円

10,000円

全国共通図書カード.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}ここでは図書を購入するためのプリペイドカードの「図書カード」について書かれています。「図書館の利用者カード」や、本の後ろの別名「貸出カード」、「カード型の図書目録」とは違います。

1990年12月より発行が開始された。プリペイドカードになってつり銭の処理が不要なため、従来の図書券に代わって主流となった。この名称は日本図書普及株式会社の登録商標である。大きさは86×54mmで、上部に残額の目安の指標が印刷されており、パンチ穴が開けられる。通称「図書カード」。2016年5月に発行終了し、上記の図書カードNEXTの発行が始まった。

多くの書店や楽天ブックス[注 2]で利用可能だが、個人経営の書店などでは利用できない店もある。また、コンビニエンスストアAmazon.co.jpでも利用できない。
額面(図書カード)

500円

1,000円

2,000円

3,000円

5,000円

10,000円

注文製作向けでない500円券は、山陰地区・東北地区・中国地区・四国地区は図書券販売終了時から、その他の地域では2005年夏頃より発売している。また、オリジナルの図書カードを製作するさい、上記の額面以外にも200円?9999円の間で自由に設定が可能(額面指定図書カード)で、実際に集英社MORE』のアンケート謝礼用560円券といったものが存在している。
図書カードポスター

2004年・春 『人類の、入学祝いに。』

2004年・夏 『新しい、本の贈りもの、図書カード、』 
遠藤史

2004年・冬 『この冬は、愛と、勇気と、図書カード。』 遠藤史

2005年・春 『冬この春も、誰かが誰かに 図書カード。』 遠藤史

2005年・夏 『さらりと贈ろう、夏だから。』 遠藤史

2005年・冬 『かる?く贈れるギフトだよ。』 ベッキー

2006年・春 『おめでとうが、満開です。』 ベッキー

2006年・夏 『親しき仲に、ちょこちょこ贈ろう。』 ベッキー

2007年・秋 『読みたい本くらい、ちゃんとある』 成海璃子

2007年・冬 『気づいたら、本が好きだった。だから読んでいる。』 成海璃子

2008年・春 『春が来た。図書カードをもらった。もう使っちゃった。』 成海璃子

2008年・夏 『去年の夏は、好きな本も嫌いな本もなかった。』 成海璃子

2008年・秋 『本と仲良くなるギフト。』 成海璃子

2008年・冬 『新しい本をひらくのは、プレゼントをあける気持ちに似ている。』 成海璃子

2009年・春 『贈ってくれて、ありがとう。さっそくの一冊です。』 成海璃子

2009年・夏 『読書は、私をちょっと大人にしてくれる。』 成海璃子

図書券

図書・雑誌の販売促進を目的として、1960年に発行が開始された。1990年からは磁気カード(プリペイドカード)方式の「図書カード」が発行開始され、その後、図書カードの読取端末が書店レジに普及したため、2005年10月1日をもって書店での図書券の販売は終了した。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:18 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef