囲み英数字
Enclosed Alphanumerics
範囲U+2460..U+24FF
(160 個の符号位置)
面基本多言語面
用字Common
割当済160 個の符号位置
未使用0 個の保留
Unicodeのバージョン履歴
1.0.0139 (+139)
3.2159 (+20)
4.0160 (+1)
備考: [1][2]
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囲み英数字(かこみえいすうじ、英語: Enclosed alphanumerics)は、Unicodeのブロックの一つであり、丸や括弧で囲まれた英数字やピリオドつきの数字が収録されている。この他、Unicode バージョン 6.0で追加多言語面(SMP)に囲み英数字補助
(英語版)ブロックが追加された。囲み英数字の多くは元々箇条書き用に使用されていた[3]。括弧で囲まれた形式は、歴史的に、丸囲みの文字をタイプライターで表現しようとした形に基づいている[3]。これらの役割は、 リッチテキストにおいてはスタイルやマークアップに置き替えられた。しかし、東アジアの既存の文字コードとの互換性や、テキストファイルでそのような記号が使用される場合のために、囲み文字がUnicode標準に含まれている[3]。Unicode規格では、著作権や商標の記号として定義されている丸囲みのC・P・Rやアットマークなど、目的に特化した文字は囲み文字とは区別している[3]。
英数字を囲むすべての文字がこの区間にあるわけではないことに注意。 Unicode区間装飾記号
(英語版)(Dingbat)では、U+2777からU+2793まで、数字1から10を囲む黒文字、数字1から10を囲む非セリフ文字、数字1から10を囲む非セリフ黒文字の順にある。囲み英数字
(Enclosed Alphanumerics)[1]このブロックには、1文字の絵文字(U+24C2)が収録されている[4][5]。これは丸囲みのMで、地下鉄(metro)を表す[6]。また、マスクワーク
(英語版)(半導体デバイスのチップ上の配置)を表す[7]。この文字に対し2種類の異体字セレクタ、絵文字表示(U+FE0F VS16)かテキスト表示(U+FE0E VS15)が適用できる。デフォルトはテキスト表示である[8]。
絵文字の異体字シーケンスU+24C2 以下の表に挙げられているUnicode関連のドキュメントには、このブロックの特定の文字を定義する目的とプロセスが記録されている。 バージョンコードポイント[a]文字数L2 IDWG2 IDドキュメント
base code pointⓂ
base+VS15 (text)Ⓜ︎
base+VS16 (emoji)Ⓜ️
履歴