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四畳半神話大系
ジャンル学園、青春
小説
著者森見登美彦
出版社太田出版
発行日2005年1月5日
アニメ
原作森見登美彦
監督湯浅政明
シリーズ構成上田誠
脚本湯浅政明、上田誠
キャラクターデザイン中村佑介(原案)
伊東伸高
音楽大島ミチル
アニメーション制作マッドハウス
製作四畳半主義者の会
放送局フジテレビほか
放送期間2010年4月23日 - 7月2日
話数全11話
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プロジェクトアニメ
ポータルアニメ・文学
『四畳半神話大系』(よじょうはんしんわたいけい)は、森見登美彦による日本の小説である。書き下ろしで太田出版より2005年1月5日に刊行された。文庫版は2008年に角川書店(角川文庫)より刊行された。2010年には『ノイタミナ』でテレビアニメ化された。 京都市を舞台に、京都大学3回生の男子学生が、1回生時に選んだサークルによって自らの大学生活をいかに変えていったか、その可能性を描く一人称小説。独立した4話から構成される。『太陽の塔』によるデビュー後、太田出版の編集者(北尾修一[1])から「ウチで『太陽の塔』みたいなくされ大学生が出てくる作品を書いてほしい」と持ちかけられたのが執筆のきっかけだといい[2]、舞台設定などは『太陽の塔』と似通っている。 『太陽の塔』との大きな違いは、並行世界の要素が取り入れられている点である。各話で「私」は異なるサークル・組織に所属するが、結末や登場人物が共通・関係しあっており、第4話で「私」は並行世界を横断することになる。物語の最後に並行世界であることが明かされる展開ではなく、各話の書き出しが統一されているなど、各話が全て並行世界であることを前提に描かれる[2]。並行世界のアイデアには『キューブ』の影響もある[3]。 テレビアニメは11話構成であるため、アニメ化に際しては、全体の印象や設定を損なわないよう配慮しつつ、小説版の各話のエピソードやパーツを組み替えて、10パターンの並行世界にまとめ直された[2]。 2008年8月に韓国語版『??? ??? ????[4]』が図書出版ビチェから、2009年12月に繁体中国語版『四疊半宿舍, 青春迷走[5]』が時報文化から、2010年8月に簡体中国語版『四畳半神話大系[6]』が上海人民出版社から刊行されている。
概要
第1話:四畳半恋ノ邪魔者 - 映画サークル「みそぎ」に入った場合の物語。
第2話:四畳半自虐的代理代理戦争 - 樋口に弟子入りした場合の物語。
第3話:四畳半の甘い生活 - ソフトボールサークル「ほんわか」に入った場合の物語。
第4話:八十日間四畳半一周 - 秘密組織「福猫飯店」に入った場合の物語。