四畳半タイムマシンブルース
ジャンルSF
小説
原作・原案など上田誠
著者森見登美彦
出版社KADOKAWA
レーベル角川書店
発売日2020年7月29日
アニメ
原作森見登美彦
原案湯浅政明
監督夏目真悟
脚本上田誠
キャラクターデザイン伊東伸高、西垣庄子
音楽大島ミチル
アニメーション制作サイエンスSARU
製作「四畳半タイムマシンブルース」製作委員会
配信サイトDisney+
配信期間2022年9月14日 - 10月12日
話数全6話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータル文学・アニメ
『四畳半タイムマシンブルース』(よじょうはんタイムマシンブルース)は、森見登美彦による日本の小説[1]。KADOKAWAより2020年7月29日に発売された[2]。
同じく森見の小説である『四畳半神話大系』と、上田誠の戯曲『サマータイムマシン・ブルース』のコラボレーション作品である。2022年にアニメ版が公開された[3]。 八月、灼熱の京都、左京区。おんぼろアパート「下鴨幽水荘」で唯一のエアコンが動かなくなった。悪友の小津が昨夜リモコンを水没させたためである。「私」がひそかに想いを寄せる後輩の明石さんと対策を協議しているところに、見知らぬ青年が現れた。 彼は25年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきたという。そこで「私」は、彼のタイムマシンで昨日に戻り、壊れる前のリモコンを持ってくることを思いつく。ところが、タイムマシンに乗り込んだ小津たちが、リモコンを持ってくるだけにとどまらず勝手気ままに過去を改変しようとするに至り、「私」は世界消滅の危機を予感する。 声の項はアニメ版の声優。
あらすじ
登場人物
私
声 - 浅沼晋太郎[4]京都のとある大学の三回生。おんぼろアパート「下鴨幽水荘」の209号室で無為に青春を送る。後輩の明石さんが気になっている[5]。本作では入学時に妄想鉄道サークル「京福電鉄研究会」に入会したという設定。前作の描写を既視感や夢という形で体験し、本作も無数の分岐の一つであるとも前作はそれらを基にした彼の創作ともとれる扱いになっている。『サマータイムマシンブルース』のポジション。
主人公・甲本
"「昨日」に行って壊れる前のリモコンを取ってくる"アイディアを出した石松
明石さん
声 - 坂本真綾[4]「私」の一年後輩。映画サークル「みそぎ」に所属し、ひたすらポンコツ映画を量産している[5]。カバンにマスコットキャラクターの人形のアクセサリーをぶら下げている。『サマータイムマシンブルース』のポジション
ヒロイン・柴田
"タイムスリップ酔い"した曽我
小津
声 - 吉野裕行[4]「私」の同級生。他人の不幸をおかずに飯が喰える天の邪鬼で、全力で「私」の学生生活を駄目にしようとする[5]。『サマータイムマシンブルース』のポジション
「今日」の1人目のタイムマシン搭乗者・未来の自分が映り込むシーンの曽我
樋口氏
声 - 中井和哉[4]「下鴨幽水荘」のヌシ。明石さんや小津からは師匠と仰がれている[5]。田村くんによると25年後にも現在と変わらぬ姿で「下鴨幽水荘」に住んでいるという。「私」に空室となっていた209号室を勧めた。『サマータイムマシンブルース』のポジション
ヴィダルサスーンを愛用する新見
羽貫さん
声 - 甲斐田裕子[4]近所の医院に勤める歯科衛生士。樋口氏、城ヶ崎氏とは旧知の仲[5]。
城ヶ崎氏
声 - 諏訪部順一[4]映画サークル「みそぎ」のボス。尊大かつ無神経で、「私」からは敵意を抱かれる[5]。『サマータイムマシンブルース』のポジション
河童伝説の元となる、99年前にタイムマシンごと飛ばされた曽我。
田村くん
声 - 本多力[6]タイムマシンで25年後の未来から来た青年。