営業利益
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神仏から受ける恵みを意味する利益(りやく)・御利益(ごりやく)については「功徳」をご覧ください。

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利益(りえき)とは、以下の2つの意味がある。

利すること。利得。得分。もうけ(儲け)。とく(得)。「利益を得る」

ためになること。益になること。「公共の利益」(この意味の場合、利益を得るための活動を「営利(えいり)」という)
目次

1 概要

2 様々な利益

2.1 売上総利益

2.2 営業利益

2.2.1 EBITDA

2.2.2 事業利益


2.3 経常利益

2.4 NOPAT

2.5 純利益

2.6 包括利益

2.7 留保利益

2.8 限界利益


3 様々な利益率

3.1 粗利率

3.2 売上高営業利益率

3.3 総資産利益率

3.4 自己資本利益率

3.5 資本利益率の構成要素


4 法律における利益

5 出典

6 関連項目

概要

利益は、単純にいえば収入から支出を差し引いたもの、つまりキャッシュ・フローを指す。しかし、今日の企業会計においては、利益(損益)とキャッシュフローは別の概念である。

会計上の利益とは、収益から費用を差し引いたものである。逆に収益よりも費用のほうが多い場合、損失と呼ぶ。

利益とキャッシュ・フローを区別する主な理由は以下の二点にある。

掛けによる取引については、債権債務の発生時点で損益を認識する必要がある。

設備投資について、減価償却を行う必要がある。

損益計算書においては、会社の状況を見るためにいくつかの段階に分けて利益を計算している。
様々な利益
売上総利益詳細は「売上総利益」を参照

売上総利益(うりあげそうりえき、(: gross operating profit)は、粗利益(あらりえき)または荒利益(あらりえき)とも呼ばれ、売上高から売上原価を差し引いたものである。企業の提供する商品・サービスの競争力を表す指標だといえる。売上総利益=売上高 - 売上原価

卸売業小売業であれば、変動費と売上原価は等しい。したがって売上総利益と限界利益も等しくなる。一方、たとえば製造業の場合であれば、「自社の人件費」「工場経費」といった「変動費に含まれないが売上原価に含まれる費用」がある。そのため、売上総利益は限界利益より低い値になる。
営業利益

営業利益(えいぎょうりえき、(: net operating profit)は、事業利益(じぎょうりえき)、EBIT(イービット、(: earnings before interest and tax)とも呼ばれ、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いたものである。販売組織や本社運営の効率性を含めた、企業の本業での収益力を表す指標だといえる。営業利益=売上総利益 - 販売費及び一般管理費 =(売上高 - 売上原価) - 販売費及び一般管理費
EBITDA詳細は「EBITDA」を参照

EBITDA(イービット・ディー・エー、イービットダー、エビータ、(: earnings before interest, tax, depreciation, and amortization)は、売上総利益から、販売費及び一般管理費のうち減価償却費以外を差し引いたものである。利払い前・税引き前・減価償却前・その他償却前利益、金利・税金・償却前利益などと翻訳されることがあるが、翻訳が定まっていないために「EBITDA」が用いられることが多い。


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