善光寺下駅
出入口(2013年11月)
ぜんこうじした
ZENKOJISHITA
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善光寺下駅(ぜんこうじしたえき)は、長野県長野市三輪七丁目にある長野電鉄長野線の駅[1]。駅番号はN4。
普通列車のみ停車する。ただし2003年以降の善光寺御開帳開催中は、日中に運転のA特急が臨時停車する。
歴史
1926年(大正15年)
6月28日:長野電気鉄道により地上駅として開業[1]。
9月30日:長野電鉄の駅となる。
1970年(昭和45年)9月1日:貨物営業を廃止。
1972年(昭和47年)3月:国鉄のダイヤ改正に伴ったダイヤ改正で、当駅の特急停車(現在のB特急)が廃止され、乗降客の増大していた隣の本郷駅に切り替えられる。
1974年(昭和49年)4月1日:手小荷物営業を廃止。
1977年(昭和52年)3月26日:地下鉄(正確には「連続立体交差」)工事に伴い、構内踏切を廃止。
1978年(昭和53年)8月1日:停車場から停留場に変更される。
1981年(昭和56年)3月1日:長野 - 当駅間の地下化により地下駅化[1]。
駅構造2番線(長野方面)
相対式ホーム2面2線を有する地下駅。有人駅である。自動券売機設置。
長野大通りの下に位置し、改札のある地下1階には駅務室・宿直室・電気室があり、ホームは地下2階にある。各ホームへの出り口は1ヶ所で、改札口脇(改札内)にトイレが設置されており、男女別の水洗式である。なお、多機能トイレは設置されていない。改札を入場し、右側が1番線、左側が2番線への階段で、ホームの本郷駅寄りの位置に繋がっている。地上への出入り口は4ヶ所ある。また、権堂方に淀ヶ橋横断地下道があるが、ここからも線路につながっており、緊急時の通路となっている。
下りホームに発車標が設置されているが、列車接近案内及び放送には対応していない。 番線路線方向行先 2019年度の一日平均乗車人員は630人である。近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり[2]。善光寺を抱える市街地の割に利用が少ない背景には、地上を走る路線バスの高頻度運転がある。 年度一日平均 駅の周囲はマンションを含む住宅街であり、商店・コンビニエンスストアが点在する。西の坂を登ると長野淀ヶ橋郵便局を過ぎて10分ほどで善光寺の山門に至る。「開帳」の際には参拝客で混雑する。善光寺の東側には城山公園があり、公園の周囲には長野県立美術館、長野市城山動物園等がある。長野清泉女学院高等学校[1]、長野市立城山小学校も隣接している。 駅真上の長野大通りに、長電バスの善光寺下駅前停留所がある。
のりば
1■長野線下り須坂・信州中野方面
2上り権堂・長野方面
利用状況
乗車人員
2005年568
2006年529
2007年516
2008年509
2009年526
2010年528
2011年549
2012年573
2013年585
2014年626
2015年702
2016年670
2017年682
2018年655
2019年630
駅周辺善光寺下駅設置並道路開通記念碑
長野市立城東小学校
長野市立柳町中学校
長野信用金庫善光寺下支店
長電スイミングスクール長野校/エフバイエー長野
バス路線
55 吉村・牟礼線
長野駅 - 権堂 - 善光寺下駅前 - 本郷駅 - 宇木 - 本町 - 上野中央団地 - 福井団地 - 牟礼駅 - 飯綱営業所
61 浅川西条線
長野駅 - 権堂 - 善光寺下駅前 - 長野高校 - 宇木 - 若槻団地 - 浅川西条
62 東長野病院線
長野駅 - 権堂 - 善光寺下駅前 - 長野高校 - 宇木 - 本町 - 清泉大学・短大 - 東長野病院
63 三才線
長野駅 - 権堂 - 善光寺下駅前 - 長野高校 - 宇木 - 吉田 - 三才駅 - 市民病院 - 柳原
64 マユミダ・三才線
長野駅 - 権堂 - 善光寺下駅前 - 長野高校 - 檀田 - 三才駅 - 市民病院 - 柳原
隣の駅
長野電鉄
■長野線■A特急・■B特急通過※善光寺御開帳時期には、日中のA特急が臨時停車■普通権堂駅 (N3) - 善光寺下駅 (N4) - 本郷駅 (N5)
脚注[脚注の使い方]^ a b c d e f g h i 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、267頁。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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