唯我独尊
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もりやまつるの漫画作品については「天上天下唯我独尊 (漫画)」をご覧ください。
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出典検索?: "天上天下唯我独尊" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2012年5月)
七歩を歩む釈迦。左端に摩耶夫人が、中央右に執金剛神が彫られている。

天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん[1][2][3][4]、または、てんじょうでんがゆいがどくそん)とは、釈迦が誕生した時に言ったとされる言葉。

釈迦は摩耶夫人の右脇から生まれた[5]とされるが、その直後に七歩歩いて右手で天を指し、左手で地をさして「天上天下唯我独尊」と言った、という逸話から出てきたものである。しばしば釈迦を崇める言葉として使われる。

古い仏典には「天上天下唯我為尊」との表記が見られる[6]
形成過程

元来、「天上天下唯我為尊」あるいは「天上天下唯我独尊」は、釈迦が言ったのではない。『長阿含経』では釈迦以前に出世したといわれる過去七仏の第1仏である毘婆尸仏(びばしぶつ)が誕生した際に言った[7]とされる。

しかしそれが、釈迦が生まれた際に、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}他の人々がそのように讃嘆したという説が生じて[要出典]、のちに釈迦自身が誕生直後に自ら言ったと信じられるようになったものである[8]

釈迦の誕生を伝える漢訳仏典には、『佛本行集経』卷八・樹下誕生品下、『佛説太子瑞應本起経』卷上など様々あるが、代表的な『修行本起経』卷上・菩薩降身品第二には、

天上天下唯我為尊 三界皆苦吾当安之

欲界・色界・無色界の三界の迷界にある衆生はすべてに悩んでいる。私はこの苦の衆生を安んずるために誕生したのだから、尊いとしている(利他)。

大唐西域記』(646年成立)の中に記載されている、釈迦の誕生当時を伝える誕生偈と呼ばれる偈文には、

天上天下 唯吾獨尊
今茲而往 生分已盡[9]

という一節が記されている。これを訳すと世界の中で我のみが尊い。今ここに生まれてきたが再び生きることはない。

つまり釈迦がこの世で解脱するから「唯我独尊」としている。

残存するパーリ仏典も『大唐西域記』と同じように釈迦自身の解脱という点で尊いとしている[要出典]。この利他の面で尊いとするのか、解脱という利自の面で尊いとするのかに、時代による釈迦観の違いが現れている。
後世

天台宗尼僧の
露の団姫は、「この広い世界のなかで、私たち人間にしかできない尊い使命がある」と解釈している[10]

唯我独尊

天上天下を除いた省略形として「この世で自分ほど偉いものは居ない」といううぬぼれることの意味で用いられる[11]


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