唯川恵
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ゆいかわ けい
唯川 恵
誕生宮武泰子
(1955-02-01)
1955年2月1日(69歳)
石川県金沢市桜町
職業小説家随筆家
言語日本語
国籍 日本
最終学歴金沢女子短期大学
活動期間1984年 -
ジャンル少女小説、恋愛小説
代表作『肩ごしの恋人
主な受賞歴コバルト・ノベル大賞(1984年)
直木三十五賞(2001年)
柴田錬三郎賞(2008年)
デビュー作『海色の午後』
配偶者あり
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唯川 恵(ゆいかわ けい、1955年[1]2月1日[2] - )は、日本小説家である。本名は宮武泰子[3]
来歴・人物

石川県金沢市[1]桜町に生まれ、金沢市立兼六中学校石川県立金沢錦丘高等学校を経て、金沢女子短期大学(現金沢学院短期大学)を卒業[3]。その後地元の銀行に就職し[3]、短大専攻が情報処理だったので、コンピュータルームに配属され、10年のOL生活を経験する[4]。25、6歳からいろんな習い事などをするが、どれも長続きせず、続けていた日記から小説を書いてみようという気になったという[5]

1984年、29歳の時に『海色の午後』で集英社第3回コバルト・ノベル大賞を受賞し、作家デビューする[1]

1997年、ホラー的色調の濃い『めまい』、サスペンス小説『刹那に似てせつなく』で書評家らから高評価を得て注目された[5]

数々の恋愛小説を発表後、2001年、46歳で『肩ごしの恋人』にて第126回直木賞を受賞[1]

45歳で結婚と同時にセント・バーナード犬を飼い始め、2004年、48歳の時に東京から軽井沢に移住する[6]

48歳ごろから「女性の人生を追ってみたい」という思いが強くなり、『淳子のてっぺん』は田部井淳子をモデルに書き上げた長編小説としてその思いが込められている。因みに『淳子のてっぺん』は唯川の作品では初めて実在の人物をモデルにした作品である[7]
受賞歴

1984年 - 『海色の午後』で集英社第3回コバルト・ノベル大賞受賞[1]

2001年 - 『肩ごしの恋人』で第126回直木賞受賞[1]

2008年 - 『愛に似たもの』で第21回柴田錬三郎賞受賞[1]

著作
ティーンズ小説
ツインハート抱きしめてシリーズ


ツインハート抱きしめて(1990年1月
集英社コバルト文庫

あなたとミラクル・シンドローム―ツインハート抱きしめて2(1990年4月 集英社コバルト文庫)

ラブ・ジャンクションお手やわらかに―ツインハート抱きしめて3(1990年7月 集英社コバルト文庫)

ハートフルが止まらない―ツインハート抱きしめて4(1990年10月 集英社コバルト文庫)

よろしくマイ・スイートハート―ツインハート抱きしめて5(1991年2月 集英社コバルト文庫)

夢美と愛美シリーズ


夢美と愛美の消えたバースデー★プレゼント?(1990年10月 ポプラ社 / 2009年11月 角川つばさ文庫)- とんでる学園シリーズ

夢美と愛美の謎がいっぱい?怪人Xを追え!(1991年4月 ポプラ社 / 2010年7月 角川つばさ文庫)- とんでる学園シリーズ

その他


青春クロスピア(1985年1月 集英社コバルト文庫)

Cボーイ・すくらんぶる(1985年7月 集英社コバルト文庫)

ハート・燃えて…(1986年1月 集英社コバルト文庫)

少しだけラブストーリー(1986年4月 集英社コバルト文庫)

少しだけラブストーリー〈part 2〉(1986年7月 集英社コバルト文庫)

そんなあなたにリフレイン(1986年10月 集英社コバルト文庫)

1/2(ハーフ)タイムの恋人(1987年1月 集英社コバルト文庫)

夢色ラビリンス(1987年4月 集英社コバルト文庫)

さよならコンプレックス(1987年6月 集英社コバルト文庫)

素敵な迷い子たち(1987年10月 集英社コバルト文庫)

ラブ・トラブルにご用心(1987年12月 集英社コバルト文庫)

ためらいがちのシーズン(1988年3月 集英社コバルト文庫 / 2013年4月 光文社BOOK WITH YOU

きらめきイリュージョン(1988年7月 集英社コバルト文庫)

リアルタイム駆け抜けて(1988年9月 集英社コバルト文庫)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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