唐津駅
北口(2010年2月)
からつ
Karatsu
所在地佐賀県唐津市新興町2935-1北緯33度26分46.38秒
東経129度58分3.76秒
唐津駅(からつえき)は、佐賀県唐津市新興町にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。目次 佐賀県北部の中心都市である唐津市の代表駅で全列車が停車する。当駅の所属線である唐津線と[1]、当駅を終点とする筑肥線(東区間)の2路線が乗り入れている。このほかに唐津線山本駅を起点とする筑肥線(西区間)の列車が全て当駅まで乗り入れている。筑肥線の列車は両区間とも一部はさらに唐津線の終点である西唐津駅まで乗り入れている。当駅は筑肥線の駅番号としてJK20が付番されている。 当駅は開業当初は唐津線の中間駅にすぎず、筑肥線の主要駅であった東唐津駅、唐津線と筑肥線の唯一の接続駅だった山本駅も含めて、唐津市には代表駅格の駅が3つ分立する状況であったが、1983年の筑肥線の新線開業・部分廃止によって筑肥線が当駅に乗り入れ、唐津線と筑肥線姪浜駅・博多駅方面との接続駅が山本駅から当駅に移行したため、当駅は名実ともに唐津市の代表駅となった。 島式ホーム2面4線を有する高架駅。高架下に中2階と改札口およびコンコースがあり、改札口と中2階は階段およびスロープで連絡し、中2階よりホームまでのエレベータが設置されている。ホーム上に待合室はなく、中2階コンコースに存在する。改札口は北口と南口を連絡する通路にある。ステップ付き気動車が発着するため、ホームの大部分は嵩上げされておらず、電車の場合20cm程度の段差が生じる(ただし、ホーム中央部のみ嵩上げされているため、気動車列車はホーム中央部を避けて停車する)。 終日駅員配置の直営駅で、みどりの窓口(営業時間 6:55 - 21:00[4]、年中無休)を有する。SUGOCA(はやかけん、nimocaなどの相互利用可能ICカード含む)対応の自動改札機及び自動券売機を設置している。SUGOCAは筑肥線東区間および唐津線西唐津駅方面のみ利用可能で、唐津線久保田駅方面(筑肥線西区間も含む)は利用できない。また唐津線の運行上の起点である長崎本線佐賀駅はSUGOCAエリア内だが、唐津線経由の当駅 - 佐賀駅間でのSUGOCAの利用は通過も含めて一切認められていない(福岡市地下鉄空港線を間に挟んだ博多駅経由のルートであれば利用可能だが、運賃・時間とも唐津線経由より大幅にかかる)。 コンコースにはファミリーマート、観光案内所(唐津観光案内所)、キャッシュコーナー、コインロッカー等の施設があり、改札口の向かい側はテナント街となっている(後述)。 高架化以前は単式ホーム・島式ホーム混合2面3線の地上駅で貨物取扱も行っていたが、1974年に貨物取扱が廃止され区分が一般駅から旅客駅となり、末期には島式ホームが撤去され単式ホーム1面1線のみとなっていた。 のりば路線方向行先 えきマチ1丁目唐津(旧:ミュー唐津)は九州旅客鉄道(JR九州)グループのJR九州ビルマネジメント株式会社が運営する唐津駅高架下のテナント街である。店舗一覧は ⇒公式サイトを参照。 2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員は2,361人である[5]。
1 概要
2 歴史
3 駅構造
3.1 のりば
3.2 えきマチ1丁目唐津
4 利用状況
5 駅周辺
5.1 北口
5.2 南口
6 バス路線
7 隣の駅
8 その他
9 脚注
10 関連項目
11 外部リンク
概要
歴史
1898年(明治31年)12月1日 - 唐津興業鉄道開通に伴い開業。
1900年(明治33年)4月18日 - 唐津興業鉄道の社名変更に伴い、唐津鉄道の駅となる。
1902年(明治35年)2月23日 - 唐津鉄道が合併されたことに伴い、九州鉄道の駅となる。
1907年(明治40年)7月1日 - 鉄道国有法により国有化され、唐津線の駅となる。
1974年(昭和49年)10月1日 - 貨物取扱が廃止され、旅客駅となる。
1982年(昭和57年)10月9日 - 国鉄唐津線の連続立体交差化事業完了に伴い高架化。
1983年(昭和58年)3月22日 - 筑肥線新線開業・部分廃止に伴い高架の筑肥線部が開業。筑肥線の区間が博多駅 - 東唐津駅 (初代) - 山本駅 - 伊万里駅間から伊万里駅 - 山本駅 - 唐津駅 - 姪浜駅間に変更され、山本駅 - 当駅間は唐津線と筑肥線の二重戸籍区間となる。みどりの窓口営業開始(東唐津駅からの移転)[2]。
1983年(昭和58年)12月3日 - 南口広場が完成。市の唐津駅南土地区画整理事業として工費8400万円を投じた。
1984年(昭和59年)4月21日 - 北口広場が完成。市と国鉄が1億1千万円で整備。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の民営化に伴い、九州旅客鉄道へ継承される。これに合わせて山本駅 - 当駅間を唐津線の単独区間に戻したため筑肥線は東西2本に分断され、当駅は東区間の終点となる。
2008年(平成20年)9月26日 - 南口広場のロータリー改良工事終了。駅南駐車場の供用開始。
2010年(平成22年)2月13日 - 自動改札機供用開始。
2010年(平成22年)3月13日 - ICカードSUGOCAの利用を開始[3]。同日、筑肥線エリア拡大記念SUGOCAが500枚限定で発売される。
駅構造
のりば
1 - 3■唐津線下り西唐津行き
上り山本・多久・小城・佐賀方面
■筑肥線西区間山本・伊万里方面
3・4JK 筑肥線東区間筑前前原・姪浜・天神・博多・福岡空港方面
えきマチ1丁目唐津
利用状況
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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