唐州(とうしゅう)は、中国にかつて存在した州。唐代から明代にかけて、現在の河南省駐馬店市と南陽市にまたがる地域に設置された。
概要が顕州と改められた。635年(貞観9年)、顕州は唐州と改称された。742年(天宝元年)、唐州は淮安郡と改められた。758年(乾元元年)、淮安郡は唐州と改称された。唐州は山南東道
五代の後唐により泌州は広州と改称され、後晋により広州は泌州と改められた。後漢により泌州は唐州と改称された。
宋のとき、唐州は京西南路に属し、泌陽・湖陽・比陽・桐柏・方城の5県を管轄した[3]。
1128年(天会6年)、金の抜離速が唐州を奪った[4]。唐州は南京路に属し、泌陽・比陽・湖陽・桐柏の4県と胡陽・羊棚・羅渠・許封の4鎮を管轄した[5]。
1266年(至元3年)、モンゴル帝国により湖陽・比陽・桐柏の3県が廃止され、唐州は泌陽県1県のみを管轄するようになった。1271年(至元8年)、申州が南陽府に昇格すると、唐州は南陽府に属した[6]。
1369年(洪武2年)、明により泌陽県が廃止され、唐州に編入された。1380年(洪武13年)、唐州が廃止され、再び泌陽県が立てられた[7]。
脚注^ 『旧唐書』地理志二
^ 『新唐書』地理志四
^ 『宋史』地理志一
^ 『金史』太宗紀
^ 『金史』地理志中
^ 『元史』地理志二
^ 『明史』地理志三
表
話
編
歴
唐朝の行政区分 (740年 開元28年)
京畿
関内道
京兆府
華州
同州
坊州
丹州
岐州
?州
州
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寧州
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?州
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河南道
河南府
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汝州
懐州
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?州
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滑州
陳州
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潁州
宋州
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?州
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海州
?州
徐州
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密州
斉州
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?州
棣州
?州
登州
河東道
河中府
太原府
?州
絳州
晋州
汾州
慈州
?州
沢州
沁州
儀州
代州
蔚州
忻州
嵐州
石州
朔州
雲州
隰州
単于都護府
河北道
衛州
相州
魏州
?州
?州
貝州
博州
徳州
滄州
冀州
趙州
深州
恒州
定州
瀛州
莫州
易州
幽州
燕州
順州
帰順州
薊州
檀州
?州
平州
営州
安東都護府
山南西道
梁州
鳳州
興州
利州
通州
洋州
合州
集州
巴州
蓬州