品川プリンスホテル
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品川プリンスホテル
2014年1月11日撮影
ホテル概要
正式名称品川プリンスホテル
ホテルチェーンプリンスホテル
運営西武・プリンスホテルズワールドワイド
階数イースト:地下1階 - 地上17階
N:地上1階 - 17階
メイン:地下2階 - 地上40階
アネックス:地上1階 - 32階
部屋数3,679室
開業1978年7月11日
最寄駅JR京急品川駅
最寄IC首都高速2号目黒線目黒出入口
所在地〒108-8611
東京都港区高輪四丁目10番30号
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度37分40.7秒 東経139度44分7.1秒 / 北緯35.627972度 東経139.735306度 / 35.627972; 139.735306座標: 北緯35度37分40.7秒 東経139度44分7.1秒 / 北緯35.627972度 東経139.735306度 / 35.627972; 139.735306
公式サイト ⇒公式サイト
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品川プリンスホテル(しながわプリンスホテル、Shinagawa Prince Hotel)は、東京都港区高輪に所在する日本最大級の客室数3,679室を誇るシティホテルである。「プリンスホテル」グレードの筆頭格でもある。
概要

1978年に旧毛利元道公爵邸跡地に開業。ターミナル駅品川駅前という地の利を生かしたビジネス・レジャー客を主なターゲットとしたホテルである。シネマコンプレックスT・ジョイ水族館アクアパーク品川温水プールスケート場ボウリング場テニスコートなどの多様なエンターテイメント施設をホテル内に併設する[1]

その後の平成不況下においてスケート場を閉鎖し、その敷地に高層建物の新館とエグゼクティブタワーを開業し、業容を大きく拡大した。また映画館や水族館、フードコートを併設した2002年のエグゼクティブタワー開業時には、「THE CONVOY」が出演したホテルのエンターテインメント性を追求するイメージのスポットCMが放映されている。2006年西武グループ再建によるプリンスホテルのリブランド化に伴い、建物名の変更と一部客室のリニューアルを実施した。更に2013年にも、ノースタワーのNタワーへの名称変更及び同タワー全体のリニューアルを行っている。

全客室に地上デジタル放送対応の26型の液晶テレビが完備されている(地上デジタル放送・VODサービス・ラジオ放送が視聴できる)。ビジネス・レジャー客を主なターゲットとしているため、スイートルームは設置せず、その役割は近隣の高輪地区のプリンスホテル(グランドプリンスホテル高輪及び高輪 花香路、グランドプリンスホテル新高輪ザ・プリンス さくらタワー東京)が事実上担っている。
施設車寄せとイーストタワー

Nタワーを除き、各ホテル棟に2つ以上のレストラン・飲食店が設置されている(Nタワーは1つ)。複数の棟に客室があるため、室番はタワー番号の後に階層+個別番号が来る形となっている。例えば3-2105ならメインタワー21階の5号室ということになる。
イーストタワー(旧本館)

全1015室、シングルルームのみ。修学旅行の宿泊のために建設されたためこのような構成になった。タワー番号は1。
料飲施設

カフェレストラン24 - スパゲティ・グリルといった洋食やデザート類を提供する24時間営業のレストラン。

カラオケ山手線 - 山手線の駅数と同じ室数を擁する
プレミアDAMを設置したカラオケルーム。部屋毎に山手線の駅名が表札代わりにつけられている。

Nタワー(旧別館、ノースタワー)

1986年6月開業。全257室。タワー番号は2。開業当初はツイン・ダブルルームと会議室のみだったが、1997年よりシングルルームが新設された。後述のリニューアルにより現在はセミダブルが中心となっている。

2013年3月29日に、アクティブワーカーの3rdプレイスをコンセプトに、「Nタワー」としてリニューアルオープンした。部屋タイプはツインとセミダブルのみが設定され、17階にはNタワー宿泊者は無料で利用出来る「BUSINESS LOUNGE」(オープン当初は Supported by EPSONと付けられていた)が設けられた。当タワー宿泊者専用の無料朝食サービス「N's MORNING」が用意されている。「N」には「Near/Neighbor(駅からのアクセス)」「North Star(北極星のような道標的存在)」「Network(人との繋がり)」がキーワードとして込められている。

2017年10月より、自律走行型デリバリーロボット「Relay」(サヴィオーク社)を運用している[2]。愛称は公募で「HARRY」と名付けられた。エントランス前には、メルセデス・ベンツ日本運営の「mercedes me @Shinagawa Prince Hotel」がある。

Nタワーとしてリニューアル後は、4棟の中で唯一客室に喫煙室が設定されておらず、全館禁煙室となっている。

かつては広島東洋カープが常宿としていた。
料飲施設

焼き肉
叙々苑

メインタワー(旧新館)

39階建て、1994年12月開業。全1735室。品川スポーツランド(スケート場)跡地に建設された。宿泊棟4館のうち敷地面積が最大で、数多くの宴会場と客室、多彩なレストラン・バーを擁してホテルを代表する中心的な建物である。タワー番号は3。

6階から37階にかけて、各階の間取りは建物の「回」の字形で外寄り(外周側)に客室が設置され、内側(客室の廊下に囲まれる形)に330m2の宴会場が15カ所設置されている。同じフロアに存在するものの、完全に隔離される設計を取っている。

客室構成はツインルームが大半を占め、他にダブルルーム・スーペリアダブルルーム(セミスイート相当)となっている。
主な料飲施設

ブッフェレストラン「ハプナ」

DINING&BAR TABLE 9 TOKYO(創作西洋料理とダイニングバー) - 2017年12月13日に「トップ オブ シナガワ」をリニューアル。ダイニング、グリル、バー、ラウンジ等のエリアで構成される。

味街道・五十三次(和食) - フロア内に寿司・和食(御膳・定食など)・天ぷら・うどん/そば・鉄板焼・串揚げ/おでん・しゃぶしゃぶの店舗がショッピングモールのように独立している。

バイキング孫悟空(中国料理)

品川大飯店(中国料理)

マウナケア(コーヒーラウンジ 兼 ベーカリーパティスリー売店)

コンビニエンスショップ(売店)

アネックスタワー(旧:エグゼクティブタワー)

32階建て、2002年4月開業。客室は8階以上(7階がフロントでマクセル アクアパーク品川屋上の駐車場につながる玄関がある)で全室ダブルルーム(シングルユース可)の672室。タワー番号は4を飛ばして5となっている。

6階までに以下の施設が備わっている。なお、2019年4月3日にロビー、4月8日に上層階3フロアがリニューアルされ、開業以来初となるツインルームが新設された[3][4]
主な料飲施設

茶のしずく(日本茶喫茶店)

和食 ななかまど

フードコート 品川キッチン - 旧:プリンスフードコート。セルフサービス方式の
フードコートラーメンうどん/そばスパゲティカレーどん物サンドイッチグリル中華料理たこ焼きお好み焼きといったアラカルト料理を一品800円前後の値段で提供している。

カフェ・ド・シネマ - プリンスシネマロビーに設置

T・ジョイPRINCE品川

T・ジョイPRINCE品川
T・JOY PRINCE SHINAGAWA
品川プリンスシネマ時代(2015年11月撮影)
情報
正式名称T・ジョイPRINCE品川
旧名称品川プリンスシネマ[5]
開館2002年4月25日
開館公演『ロード・オブ・ザ・リング
モンスターズ・インク
コラテラル・ダメージ

収容人員(11スクリーン)1,986人
客席数シアター1:117
シアター2:188
シアター3:208
シアター4:117
シアター5:208
シアター6:208
シアター7:122
シアター8:208
シアター9:188
シアター10:122
シアター11:300
設備DOLBY SURROUND 7.1
DLP
IMAX
用途映画上映
運営ティ・ジョイ東映[6]プリンスホテル共同事業体
所在地品川プリンスホテル・アネックスタワー3階
最寄駅品川駅
外部リンクT・ジョイPRINCE品川 - KINEZO
特記事項略歴
2002年:「品川プリンスシネマ」として開業。
2016年:T・ジョイPRINCE品川に改称。IMAXデジタルシアター導入。
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旧称・品川プリンスシネマ。日本で唯一のホテル直営によるシネマコンプレックス。11スクリーンで、全席特別席の「プレミアム館」が内4スクリーン設置されている。公式サイト上で、クレジットカードを用いたオンラインチケッティングサービスを行っている。

2016年4月1日より東映グループのティ・ジョイとの共同運営に移行し、現名称に変更した[6]
シアター11(旧:メルシャンアイマックスシアター、シアターZERO)

IMAXは大型スクリーンによる立体映像投影技術で、開業当初より洋画ロードショー作品のIMAX版の上映を行っていた。しかし後のプリンスホテルグループ再建に伴い、2000年12月開業でメルシャン冠スポンサーとなっていた「メルシャン軽井沢アイマックスシアター」と共に2007年3月末に閉館し、プリンスホテルはIMAX上映から撤退した。

その後スクリーンと映写設備を上映館用途に改修し「シアターZERO」としてリニューアル。プリンスシネマと並行して、長大スクリーンによるロードショーを行っている。2016年7月1日には10年ぶりとなるIMAXを導入、これに合わせて名称も「シアター11」に変更した[7]
ボウリングセンター

80レーン設置されており、首都圏東日本最大のレーン数である。例年女子ボウリングのJLBCプリンスカップ・宮様チャリティー大会・KUWATA CUPの準決勝戦が行われている。かつては、1979年から1987年までテレビ朝日系列で放送された期首特番『オールスター番組対抗ボウリング大会』(『水曜スペシャル』)も行われていた。

元々は現在のアクアパーク品川の場所にあったが、アネックスタワー建設の際に移設された。カレーレストランが設置されている。
宴会場

5階の「プリンスホール」は2046m2と当ホテル最大の宴会場となっている。9つの会場に分割、およびフレキシブルに組み合わせての使用が可能で、分割された会場にはそれぞれ日本名山の名がつけられている。
クラブeX

3階に設置されている全円周型の多目的会場施設で、披露宴をはじめとする各種パーティーや音楽コンサートなどが行われ、用途に合わせてフレキシブルに座席やステージの配置ができる。

2009年4月25日から2011年11月30日までは吉本興業直営の劇場よしもとプリンスシアターとして使用されていた。「よしもとプリンスシアター」も参照
アクアパーク品川詳細は「アクアパーク品川」を参照

ホテルのレジャー施設として2005年に開業した水族館。開業時は「エプソン 品川アクアスタジアム」の名称だったが、2015年4月にリニューアルオープンし「エプソン アクアパーク品川」に改称。2017年12月からはマクセルホールディングスがネーミングライツを取得し、「マクセル アクアパーク品川」となっている。

附随施設として最大1,800人余の収容が可能な大型ライブハウス「ステラボール」がある。命名は松任谷由実
品川プリンス・レジデンス

西武プロパティーズが運営する高級賃貸マンション・サービスアパートメント。居住者と関係者以外は立ち入り出来ない。1階は同社の品川事業所。


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