咲洲庁舎
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大阪府咲洲庁舎
Osaka Prefectural Government Sakishima Building


情報
旧名称大阪ワールドトレードセンタービルディング
用途大阪府行政の中枢施設
設計者日建設計
マンシーニ・ダッフィ・アソシエイツ
施工大林鹿島三井・ターナー・鴻池銭高東急奥村西松五洋日本国土開発大阪ワールドトレードセンター建設工事JV
建築主株式会社大阪ワールドトレードセンタービルディング
管理運営大阪府
構造形式鉄骨鉄筋コンクリート構造(地階)・鉄骨構造(1階以上)
敷地面積20,000 m²
建築面積11,000 m²
延床面積149,296 m²
階数地上55階・地下3階(42階は欠番)
高さ252 m(最上階)
256.0 m(屋上)
着工1991年3月
竣工1995年2月
所在地559-8555
大阪府大阪市住之江区南港北一丁目14番16号
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度38分16.55秒 東経135度24分52.08秒 / 北緯34.6379306度 東経135.4144667度 / 34.6379306; 135.4144667座標: 北緯34度38分16.55秒 東経135度24分52.08秒 / 北緯34.6379306度 東経135.4144667度 / 34.6379306; 135.4144667
特記事項総事業費:1,193億円
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大阪府咲洲庁舎(おおさかふさきしまちょうしゃ)は、大阪市住之江区南港北(咲洲)にある高さ256.0m、地上55階・地下3階建ての超高層ビル。愛称は「さきしまコスモタワー」。

旧名称は、大阪ワールドトレードセンタービルディング。略称は「WTC」。そのため「WTCタワー」とも呼ばれた。平成22年度予算が議決後、2010年6月1日に大阪府に譲渡され、現在の名称となった[1]
概要経緯については、下記の#株式会社大阪ワールドトレードセンタービルディングも参照。

世界各地にあるワールド・トレード・センター(世界貿易センター)ビルディングの一つとして、大阪市港湾局が中心となって1988年(昭和63年)に策定した「テクノポート大阪」計画[2]に基づき、第三セクター方式で建設された。

総事業費は1,193億円。高さは256.0mで、完成時は横浜ランドマークタワーに次いで2位、西日本では最も高いビルだったが2023年末現在、日本では麻布台ヒルズ森JPタワー東京都港区、約330m[3])、あべのハルカス(大阪市阿倍野区、300.0m)、横浜ランドマークタワー(横浜市西区、296.3m)、虎ノ門ヒルズ ステーションタワー東京都港区、約266m[4])、りんくうゲートタワービル(大阪府泉佐野市、256.1m)に次ぐ日本第6位である。着工時には地上252mで計画されていたが、同時期に大阪府が建設したりんくうゲートタワービルの高さが256mであったことなどから、高さを4m増やしてりんくうゲートタワービルと同じ256mとした[5]。しかしりんくうゲートタワービルの高さが厳密には256.1mとなったことから、僅差での6位となっている。

咲洲コスモスクエア地区に建設されたこの超高層建築は、大阪湾岸を象徴するランドマークであるとして1996年度・第16回大阪都市景観建築賞(大阪まちなみ賞)の大阪市長賞を受賞した[6]

毎年秋頃に、高さ4mのところにあるビルの2階から, 高さ214mのところにある52階まで、高低差210mの1,176段の階段を駆け上る、大幸工業株式会社スペシャルチャレンジ「THE RISE 256」が開催されている[注 1]
建物概要

所在地:大阪府大阪市住之江区南港北一丁目14番16号

竣工:1995年3月

主用途:事務所、商業施設

建築主:株式会社大阪ワールドトレードセンタービルディング

設計者:
日建設計、マンシーニ・ダッフィ・アソシエイツ

施工者:大林組鹿島建設三井建設、ターナー・コンストラクション・カンパニー、鴻池組錢高組東急建設奥村組西松建設五洋建設日本国土開発による共同企業体 (JV)

敷地面積:20,000m2

建築面積:11,000m2

延べ床面積:149,296m2

高さ:256.0m

階数:地上55階[注 2]、地下3階

エレベーター数:32基(東芝製12基、三菱製6基、日立製12基、オーチス製2基)
第1バンクと第4バンクは東芝製、第2バンクは三菱製、第3バンクと52階行展望エレベーター2基、駐車場用2基、フェスパ用、高層厨房用(46-50階)は日立製、非常用2基はオーチス製である。2020年7月からエレベーターの改修工事が実施され、中層バンクの三菱製を皮切りに順次更新される。2024年2月現在、非常用・中層バンク・高層バンク・駐車場用・展望用の28号機が更新済み、27号機が更新中。

低層バンク(1 - 6号機・東芝製、さきしまコスモタワーホテル開業後はホテル専用EVとなる)
1階・2階・(6階)・7階 - 17階

中層バンク(7 - 12号機・三菱電機製、さきしまコスモタワーホテル開業後は、ホテルロビー直通兼オフィス用バンクに見えても17階が旅館業法上不停止扱い)
1階・2階・6階・(17階)・18階 - 28階

高層バンク(13 - 18号機・日立製)
1階・2階・6階・28階 - 39階

超高層バンク(19 - 24号機・東芝製、1階から展望台の出口階である51階までは540m/minで37秒で結ぶ[注 3]。上記の4バンクは各6基ずつ設置)
1階・2階・6階・39階 - 51階(その内の福祉型を含めた2基は地下1階、もう2基は52階まで通じているが、平常時は不停止)

駐車場用(29 - 30号機・日立製)
地下3階 - 1階 ※更新後は1階乗場にも現在階を示すインジケータが搭載され、各階でもインジケータが更新された。但し、地下1階は公用車専用フロアとなる。

展望台直通シースルー用(27 - 28号機・日立製)
1階(入口乗車用)・52階(入口降車用)※3・45-47・51階は不停止、今現在は上り専用運転になっている。27号機がまち側、28号機が海側。

フェスパ用(31号機・日立製)
1階 - 3階

高層厨房用(32号機・日立製)
46階 - 50階 ※前室の中にあり、扉を開けると乗場がある。場所は25号機非常エレベーターそばの前室。インジケータは16セグメント式。EV機械室は46階の真下45階にある。

非常用(25 - 26号機・オーチス製)
地下3階 - 地下1階・1階 - 53階(42階は欠番)※25号機は低層バンク側、26号機は超高層バンク側にある。


建物の縦横比は1:3.31(横:縦)である。当ビルからはATCハイアットリージェンシー大阪インテックス大阪等と連絡通路が結ばれている。また、1階には「大阪南港コスモタワー内郵便局」が設置されていた(2015年3月閉局)。建物北側の住友商事が所有する空地では、夏季を中心に「WTCオープンエアスタジアム」として、a-nationなどのライブイベントが行われることがある。
展望台展望台

最上階の55階には、カフェなどが併設された有料の展望台(2022年3月時点で大人800円、中小人500円、幼児無料)がある。この展望台は地上252mに位置し、一般向けの展望台としては東京スカイツリーの第2展望台 (451.2m)、あべのハルカスの60F展望台(287.6m)、横浜ランドマークタワーの展望台 (273m) に次いで日本で4番目に高く、東京タワーの特別展望台 (223m) や同じ大阪市内に存在する梅田スカイビル (173m) よりも高い。


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