和泉多摩川駅
北口(2005年10月15日)
いずみたまがわ
Izumi-Tamagawa
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和泉多摩川駅(いずみたまがわえき)は、東京都狛江市東和泉四丁目にある小田急電鉄小田原線の駅である。駅番号はOH 17。 新宿駅から17番目(新宿駅も含む)の駅。新宿駅からの距離は14.4 km。多摩川寄りホームからは登戸駅とよみうりランドが見える。多摩川の東京側最寄り駅(町田市を除く東京都に所属する最後の駅)。1990年代後半に路線の高架複々線化事業と駅前再開発事業が行われた。成城学園前管区成城学園前管内に属する[1]。 当初「多摩川」という駅名にする予定だったが、多摩川の対岸に「稲田多摩川駅(現・登戸駅)」が開設されることを受け、地名である「和泉」と「多摩川」を合わせて「和泉多摩川」と名づけられる。なお、「和泉」と付くが大阪府とは関係ない。 駅舎、路線とも地上にあった。駅舎は上りホーム側にあり、下りホームとは跨線橋により連絡され、下りホームには臨時改札口があった。 ↑狛江駅 21 ↓登戸駅 間に通過線をはさんだ相対式ホーム2面4線を有する高架駅である。線路・ホームは高架上に、改札口は地上にある。複々線区間にあり、当駅で各停が特急ロマンスカー・快速急行・急行などに追い越されることがある。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}また、複々線区間の末端であったため各駅停車が優等列車に抜かれるための時間調整をすることもあった[要出典]が、2018年3月3日に登戸駅の1番線が使用開始となり、現在は隣の登戸駅で時間調整されている。 改札口は登戸駅側に1か所、狛江駅側に1か所、計2か所ある。狛江駅側は後から増設された簡易的なものである[要出典]。臨時改札口はない。登戸駅側の改札口には北側と南側の出口がある。屋根はホームの全面を覆っているが、路線部分は覆っていない。 駅舎両脇の高架下を商業施設「小田急マルシェ」として利用している。 駅舎デザインは、内側外側とも淡いグリーン色を基調色としている。 出入り口付近の装飾(駅名が掲げてある個所)、改札階の窓枠、およびホーム階の窓枠は、淡いグリーン色(壁面のグリーン色よりやや濃い)で、上部が三角形状のデザインに統一されている[12]。隣りの狛江駅では、ブラウン色、上部が半円形状となっており、両駅間のデザイン上の差異となっている[12]。狛江駅との比較(上が狛江駅、下が和泉多摩川駅) また、ホーム上屋(屋根)については、喜多見駅などの世田谷区内の新設高架駅では、 横から見て丸みを帯びたものに統一されているが、狛江市内にある狛江駅と和泉多摩川駅は、直線状のものに統一されている[12]。
概要
歴史
1927年(昭和2年)4月1日:開業[2]。
1937年(昭和12年)9月1日:片瀬江ノ島駅行「直通」の停車駅となる(小田原方面行「直通」は通過)。
1948年(昭和23年)9月:桜準急が設定され、停車駅となる。
1951年(昭和26年)4月:準急の停車駅となる。
1964年(昭和39年)11月5日:準急の通過駅となる。
1989年(平成元年)7月:喜多見 - 和泉多摩川間の複々線化着工。
1995年(平成7年)3月26日:高架化(上り線は仮設ホームで営業)[3][4]。
1996年(平成8年)12月1日:上り線ホームを本設ホームへと移動[3]。
1997年(平成9年)
4月27日:現駅舎供用開始[5][6]。
6月23日:複々線の使用開始[7]。
1999年(平成11年)4月:駅前ロータリー完成により路線バスの乗り入れ開始。
2003年(平成15年)4月:狛江駅側の改札口が供用開始。
2004年(平成16年)12月11日:区間準急が設定され、停車駅となる[8]。
2014年(平成26年)1月:駅ナンバリングが導入され、使用を開始[9]。
2016年(平成28年)3月26日:区間準急が廃止され、再び各駅停車のみの停車となる[10]。
2018年(平成30年)3月17日:東京メトロ千代田線直通列車(全区間各駅停車のみ)が設定され、停車駅となる[11]。
駅名の由来
旧駅舎
駅構造ホーム(2016年2月)シンボルカラーはグリーン
和泉多摩川駅
配線図
凡例
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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