和歌山県選挙区
定数2人(改選数・1人)
2018年10月25日現在
選出議員
2025年改選世耕弘成
選出議員
2028年改選鶴保庸介
有権者数786,202人
一票の格差・1.251 倍(福井との比較)
(総務省
和歌山県選挙区(わかやまけんせんきょく)は、日本の参議院議員通常選挙における選挙区である。参議院一人区の1つ。 自民党結党以来の保守王国として知られている。消費税や首相・宇野宗佑の女性問題が争点となった1989年の参院選や、年金記録問題や安倍内閣の閣僚不祥事が争点となった2007年の参院選では、ほとんどの1人区で自民党候補が落選したが、ここ和歌山県選挙区ではいずれの選挙でも自民党候補が当選している。2019年の第25回、2022年の第26回で自民党公認候補が選挙区で70%を超える全国トップの得票率を2回連続で記録している。非自民候補が当選した例は、首相の橋本龍太郎が恒久減税に関する発言を二転三転させ国民の不信を買った結果、自民党が全国的に敗北した1998年の参院選のみであるが、そのとき当選した自由党の鶴保庸介は、衆議院和歌山3区選出の二階俊博らとともに保守党・保守新党を経て自民党に入党している。 1980年代には無風選挙で当落の行方がはっきりしていたことや、和歌山県を重点区とする全国区候補を擁立していた某政治団体が参議院和歌山県選挙区の投票用紙にも全国区候補の氏名を書き込むように支持者に働きかけた結果、参議院の和歌山県選挙区の投票用紙に全国区候補の氏名を記載した無効票が多く出たと分析され、1980年の第12回参議院議員通常選挙では第36回衆議院議員総選挙と同時に行われて衆参同日選挙になって投票率が上昇したことも影響して無効票が10万3909票(無効投票率は17.99%)にもなった[1][2][3]。 世耕弘成は裏金問題により2024年4月4日付で自民党を離党した。[4] 和歌山県全域 2(改選1) 選挙回奇数回偶数回備考
概要
地域
定数
選出議員
第1回(1947年)徳川頼貞
(無所属)玉置吉之丞
(無所属)
第2回(1950年)永井純一郎
(無所属)
第3回(1953年)徳川頼貞
(自由党)
第3補(1954年)野村吉三郎
(無所属)徳川頼貞の死去に伴う。
第4回(1956年)前田佳都男
(自由民主党)
第5回(1959年)野村吉三郎
(自由民主党)
第6回(1962年)前田佳都男
(自由民主党)
第5補(1964年)和田鶴一
(自由民主党)野村吉三郎の死去に伴う。
第7回(1965年)和田鶴一
(自由民主党)
第8回(1968年)前田佳都男
(自由民主党)
第9回(1971年)世耕政隆
(自由民主党)
第10回(1974年)前田佳都男
(自由民主党)
第11回(1977年)世耕政隆
(自由民主党)
第10補(1978年)前田勲男
(自由民主党)前田佳都男の死去に伴う。
第12回(1980年)前田勲男
(自由民主党)
第13回(1983年)世耕政隆
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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