株式会社和歌山放送[1]
Wakayama Broadcasting System Co., Ltd.本社
種類株式会社
略称和歌山放送、WBS[1]
本社所在地 日本
〒640-8577[1]
和歌山県和歌山市湊本町
和歌山放送
Wakayama Broadcasting System Co., Ltd.
種別AM
放送対象地域和歌山県
系列JRN・NRN系
略称和歌山放送、WBS[1]
愛称wbs和歌山放送
コールサインJOVF
開局日1959年4月1日
本社〒640-8577[1]
和歌山県和歌山市湊本町3丁目3番地
[1]
演奏所本社と同じ
親局 / 出力和歌山 1431kHz / 5kW
主な中継局「#周波数」を参照
公式サイトhttps://www.wbs.co.jp/
特記事項:開局当初の略称は『WBC』だった[注 1]。また、当初(1979年3月31日まで)はNRN単独加盟だった。
テンプレートを表示
株式会社和歌山放送(わかやまほうそう、Wakayama Broadcasting System Co., Ltd.)は、和歌山県を放送対象地域として中波放送(AM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。略称はWBSであるが、ロゴタイプが英字の小文字ベースであることもありwbsと表記される場合が多い。JRNとNRNのクロスネット局。1959年4月1日に全国41番目に開局した(開局当初は、和歌山市寄合町15番地に本社があった[5])。 毎日新聞社が筆頭株主のラジオ放送局で(南海電気鉄道も毎日新聞社と同比率で筆頭株主となっている[6])、毎日新聞の友好会社という位置付けである。そのため、毎日新聞の紙面には、当局の番組紹介が毎日掲載されており、またwbsでも毎日新聞のCMが放送されている。また、wbs本社内には毎日新聞の関係会社でもあるMBSラジオ(JNN・JRN・NRNの在阪準キー局)の記者詰所がある。 地域密着型の放送を展開するため、平日日中の『つながるワイド』枠では和歌山・田辺白浜・新宮の各放送支局ごとに異なる番組を放送している。このため、田辺と新宮の両支局に独自のスタジオが設けられている。かつて、地域別放送は東京、大阪を除く大半の民放AM局で実施されていたが、実施する局や放送時間は年々減っている。平日の帯番組で2時間の生放送は当局が唯一である。しかし、2023年3月17日に新宮支局制作番組『新宮発☆ラジオDE元気!』の放送が終了。これにより昭和63年から35年間続いた新宮エリアのオリジナル放送は終了し、20日より新宮エリアも和歌山本局の番組をそのまま放送する方式に変わった。ただし、支局は新宮市内に残ることになり、気象予報士の引本が、朝のワイド番組「ボックス」の月曜日を担当し、今後も紀南地方の情報を発信することになっている[7] 当局の編成面における特色として、週末を中心に隔週おきや月1回放送の番組が、他局に比べ多い。また、通常の改編期(4月・10月)以外に番組改編が行われる事もあり、特に5月は規模の大小に関係なく毎年何らかの改編が行われる。 なお和歌山県には民放FM局がないため、TOKYO FM制作の番組をスポンサードネットしたこともあった。 2007年に『ヤンピース』のネットを打ち切り、『つれもてナイト』を開始、2009年には『福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル・魂のラジオ』のネットを打ち切るなど、アダルト志向のような編成が目立っていたが、2010年春の改編で『つれもてナイト』を打ち切り『オールナイトニッポンGOLD』(かつての『ヤンピース』枠)で3年ぶりにネットを再開した。 全国高等学校野球選手権和歌山大会の会場が和歌山県営紀三井寺球場のみで行われることから全試合を生中継している。2023年現在、全国高等学校野球選手権大会の地方大会を全試合、ラジオで生中継しているのは当局が唯一である[注 2]。 主な受賞歴は『決断?新型コロナ、問われる知事の危機管理能力?』で2020年日本民間放送連盟賞ラジオ報道部門優秀賞を受賞した[8]。同局では過去にも同賞を多数受賞している。
概要
事業所
本社・事業センター ‐ 和歌山県和歌山市湊本町
紀南支社(田辺支局)- 和歌山県田辺市新屋敷町6番1号 扇ヶ浜ビル3階
紀南支社(新宮支局)- 和歌山県新宮市谷王子町418番1号
東京支社 - 東京都中央区銀座3丁目14番17号 辰中ビル3階
大阪支社 - 大阪府大阪市西区西本町1丁目13番38号 西本町新興産ビル5階
沿革
1959年(昭和34年)
4月1日 - 開局。(親局:1560kc 田辺:800kc 新宮:1560kc)
10月1日 - 周波数変更。(親局:1500kc)
1962年(昭和37年)10月1日 - 周波数変更。