味の素株式会社
Ajinomoto Co., Inc.
味の素本社ビル
種類株式会社
機関設計指名委員会等設置会社[1]
市場情報東証プライム 2802
味の素株式会社(あじのもと、英: Ajinomoto Co., Inc.)は、日本の食品企業。「味の素」は、同社が製造販売するL-グルタミン酸ナトリウムを主成分とするうま味調味料で、同社の登録商標(登録番号第34220号他)。日経平均株価およびTOPIX Large70の構成銘柄の一つ[3][4]。
現在のコーポレートスローガンは「Eat Well, Live Well.」。
食品会社として広く認知されており、日本国内だけでなく世界各地にグループ企業や工場を持つ[注釈 1]。化粧品ブランド「Jino」などアミノ酸生産技術を活用したケミカル事業、医薬事業も行っている。
社章2018年に導入された社章
1970年までは漢字の「三」と「S」を組み合わせたものが用いられたが、これは創業者・鈴木三郎助のイニシャルに由来する(かつての商品だった「エスサン肥料」も同様)。当時関連企業だった三楽オーシャン(現:メルシャン)も○で「三」と「S」を囲んだマークを用いていた。
1970年9月1日から、勝井三雄デザインによる「●」に「a」を白抜きであしらったマークに変更され[6]、株券や医薬品のパッケージ、タンク車の荷主表示部分にも使用された。
2010年からは創業100周年を迎えたことにより、1999年から使用している「AJINOMOTO」の現行ロゴマーク先頭の”A+∞”を正式な社章として使用していた。
味の素グループ・グローバルブランド(2017年10月2日プレスリリース)の導入とともに、2018年1月より新社章を使用している。 「味の素」「ほんだし」「クノール」「Cook Do」など グルタミン酸をはじめ、発酵法によるアミノ酸製造技術をもつ。
事業内容
食品事業
調味料:味の素、うま味だし・ハイミー、アジシオ、瀬戸のほんじお、やさしお、ほんだし、どんでん、丸鶏がらスープ、Cook Do、Pasta Do、コーン油、ピュアセレクトマヨネーズ、ポテマヨ、鍋キューブ、スチーミー、Bistro Do、Rumic、麻婆豆腐など
加工食品:クノール、具たっぷり味噌汁 、ごはんがススムくん、アジアめんなど
マーガリン:マリーナを展開したが、現在は撤退。
外食・デリカ:業務用など。
清涼飲料:烏龍茶、ピナ、ザはっさく、ザかぼす、はちみつレモン、ライトフルーツソーダ、フルーツイン、トラッド、クノール、紅茶伝説、うめ茶、こぶ茶、ティーンズ、フルーツソーダ、テラ、クリアコーラ、梅ソーダ、MIX INなどを(AJINOMOTO DRINKS)展開していたが、現在は撤退。
コーヒー:(味の素AGF)
冷凍食品:(製造は主に味の素冷凍食品が担当)
乳製品:(カルピス・ダノンジャパン)を展開していたが、現在は撤退。
業務用:味の素フレッシュフーズを展開していたが、現在は撤退。
海外食品:うま味調味料、風味調味料、メニュー用調味料、飲料、即席麺、スープ、レトルトカレー など
提携事業:シリアル食品(日本ケロッグ)、麺類(シマダヤ)、油脂(J-オイルミルズ)、香辛料(GABANギャバン)、かつおぶし(ヤマキ)
大株主:(ハウス食品)
ギフト事業
贈り物#ギフト:味の素ギフト(AJINOMOTO GIFT)を展開していたが、現在は撤退。
アミノ酸事業
アミノ酸事業
栄養食品事業:アミノバイタル
甘味料事業:アスパルテーム
化成品事業:香粧品事業(「Jino」ブランド)、ケミカル事業(電材)。かつては化学薬品(カセイソーダ、塩素、塩酸、次亜塩素酸ソーダ)、肥料(アミノ酸を活用した「エスサン肥料」)、殺虫剤(DDT、リンデン)を川崎工場で展開していたが、現在は撤退。
医薬中間体事業
飼料用アミノ酸事業。