味の素ゼネラルフーヅ
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味の素AGF株式会社
Ajinomoto AGF, Inc.
種類株式会社
市場情報非上場
略称AGF
本社所在地 日本
151-8551
東京都渋谷区初台一丁目46番3号
シモモトビル
設立1973年8月1日(創業:1954年
業種食料品
法人番号1011101037276
事業内容飲食料品の製造及び販売
代表者代表取締役社長 品田英明
資本金38億6270万円
売上高835億5600万円
(2023年3月期)[1]
営業利益23億2800万円
(2023年3月期)[1]
経常利益23億8300万円
(2023年3月期)[1]
純利益16億2700万円
(2023年3月期)[1]
総資産635億1300万円
(2023年3月期)[1]
従業員数1,287名(2022年4月1日現在)
主要株主味の素 100%
外部リンクhttps://agf.ajinomoto.co.jp/
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味の素AGF株式会社(あじのもとエージーエフ)は、東京都に本社を置く飲食料品の製造及び販売を手がける食品メーカー

味の素と、ゼネラルフーヅ(当時、現在のモンデリーズ・インターナショナル)との合弁会社として設立後、2015年10月に味の素の100%子会社となり[2]、2017年7月に「味の素ゼネラルフーヅ」から現社名へ変更された。
概要

コーヒーを中心とした飲料を強みとする。競合他社は、ネスレ日本キーコーヒーUCC上島珈琲三本珈琲などがある。1998年までは、ペットフードも販売していた。国内でのコーヒーシェアは高い。社内外では専らAGFの略称で呼ばれ、正式名称で呼ばれることは少ない。

企業キャッチコピーは「いつでも、ふぅ。」。2015年からCMに使用されているサウンドロゴは、1980年代からギフト関連のCMに使われていたサウンドロゴをリメイクしたもの。
工場

第一製造部/管理部 - 〒370-0426 群馬県太田市世良田町1588-16

第二製造部 - 〒327-0044 栃木県佐野市下羽田字新田2016

沿革

1954年3月 -
米国ゼネラルフーヅ社の日本法人「ゼネラル・フーヅ株式会社」として創業。

1954年12月 - 現在アサヒ飲料で販売中のブランド「バャリース」のオレンジ、グレープ原液の発売を開始。

1960年 - 後述するマキシムシリーズ、およびブレンディの母体となるインスタントコーヒー「マックスウェル」発売。

1968年 - 贈答用・コーヒーギフトセットを発売。同年「ユーバン」を発売。

1971年 - フリーズドライ製法によるインスタントコーヒー「マキシム」を発売。

1972年 -「ゲインズ」ブランドでペットフード事業に参入。ドライタイプで強みを発揮。

1973年8月 - 味の素と米国ゼネラルフーヅ(クラフトフーヅを経て、現・モンデリーズ・インターナショナルクラフトフーズ・グループ)との合弁により「味の素ゼネラルフーヅ株式会社」が設立。

1974年 - クリーミングパウダー「マリーム」発売。

1977年

インスタントコーヒー「マックスウェル」の横展開商品として「マックスウェル・ブレンディ」発売(のちに"マックスウェル"の冠名が取れ、独立して"ブレンディ"の名称になる)。

バレンシアオレンジほか3種類の果汁による瓶入り粉末ジュースフルーティ」発売開始。


1978年2月 - レギュラーコーヒーシリーズ「マスターブレンド」発売開始。

1979年頃 - 米ゼネラルフーヅ社の商品で炭酸の入ったはじけるザラメ状のキャンデー「テレパッチ(1995年販売終了)」をライセンス発売(のちにテレパッチの持つ刺激を強化した「ドンパッチ」(2000年販売終了)、はじけるガム「ガムパッチ」のライセンス販売も開始)。

これが「はじける菓子」のブームとなり、明治製菓がはじける綿飴「わたパチ」など、同業メーカーから相次ぎ発売された。


1982年

4月 - 業務用レギュラーコーヒーを発売。

8月 - 高級インスタントコーヒー「グランデージ」発売。


1985年 - マキシムブランドのレギュラーコーヒー発売。ゼネラルフーヅがフィリップ・モリス(現・アルトリア)に買収される。

1988年

5月 - ボトルシリーズ(ブレンディボトルコーヒー、紅茶物語ボトルティー)発売。

8月 - インスタントティー「新茶人」発売。


1990年

フィリップ・モリスが傘下のクラフトフーヅ(前年に買収)とゼネラルフーヅを合併させ「クラフトゼネラルフーヅ」(KGF、現・モンデリーズ・インターナショナル)とする。ゼネラルフーヅは法人としては消滅。

3月 - 「ブレンディ 缶コーヒー」シリーズ発売(発売元はカルピス株式会社) 。缶コーヒー市場に参入。


1996年7月 - 天然素材を使用したドッグフード「ゲインズ」セレクションシリーズ(「ゲインズ・30種類ミックス」「ゲインズ・ソフト厳選グルメ」)発売。

1997年 - マルチビタミン飲料「ビタホット」を発売。同時に、インスタントミルクシェイク「フリフリシェイク」も発売(1998年まで)。CMソングにDOKI DOKI パニックの「フリフリシェイク」を起用、子役時代のウエンツ瑛士が出演していた。

1998年

5月 - 缶コーヒーシリーズ「ブレンディ 挽きたてカフェ」発売(発売元はカルピス株式会社)。

「ゲインズパックン」「ゲインズキャッティ」ブランドのペットフード事業(製造は兵庫県の伊丹工場)をユニ・チャームに譲渡[注 1]


2000年 - ブレンディブランドのレギュラーコーヒー発売。

2001年2月 - ブレンディ・ドリップパック・レギュラーコーヒー発売。パッケージを組み立て、お湯を注ぐだけでレギュラーコーヒーが簡単に味わえる。

2002年

2月 - マキシム・ハンディードリップ発売。

3月 - マキシム・インスタントコーヒー・袋入り発売。

10月 - ブレンディ・インスタントコーヒー・袋入り発売。


2003年

2月 - ブレンディ・ティーシリーズ発売。

3月 - マキシムカフェメニュー・チルドコーヒー発売。


2007年9月 - 業界初の特定保健用食品(トクホ)の認定を得たペットボトル入りコーヒー飲料「ブレンディ 香るブラック[注 2]」発売(280mlペットボトル)。

2008年9月 - ミルク入りコーヒー飲料、およびボトル型缶コーヒーとしては業界初の体脂肪特定保健用食品(トクホ)の認定を得た「ブレンディ 香るコーヒー&ミルク」(275gボトル缶)発売[注 3]

2009年

4月 - ブレンド系缶コーヒーとしては業界初の体脂肪特定保健用食品(トクホ)の認定を得たCVS限定「ブレンディプラス 微糖タイプ」(185g缶)発売。

9月 -「ブレンディプラス 微糖タイプ」をリニューアルし、商品名を「ブレンディプラス 缶」に改名。これに伴い「ブレンディプラス ブラック」(280mlペットボトル)と「ブレンディプラス コーヒー&ミルク」(275gボトル缶)はそれぞれ廃止。


2010年3月 -「ブレンディ 挽きたてカフェオレ カロリーハーフ」(185g缶)発売。

2013年8月 - インスタントコーヒーに微粉砕豆をコーヒー濃縮液に安定的に投下・混合、フリーズドライ化し、レギュラーコーヒーに匹敵する味と香りを実現した「<マキシム> トップグレード ハイブリッド」発売開始[3]

2015年10月 - 日本の合弁相手で経営主導権を持つ味の素が全ての株式を取得して完全子会社化[2]

2016年

4月 - 味の素よりギフト事業を譲受[4]

5月25日 - 本店を東京都新宿区西新宿三丁目20番2号から現在地に移転。

11月 - ライセンスを受けていた「ブレンディ」「マキシム」等の商標を味の素が取得[5]


2017年7月1日 - 「味の素AGF株式会社」に商号変更[6]

2019年12月 -「スターバックス」の一部個人向け商品のライセンス販売権を同業のネスレ日本へ譲渡。

2022年4月 - 「ブレンディ ボトルコーヒー」の製造・販売を2021年11月に味の素との間で商標ライセンス契約を締結したサントリー食品インターナショナルへ承継[7]

商品

ブレンディ - ボトルコーヒーは2022年にサントリー食品インターナショナルの子会社の
サントリーフーズへ製造・販売が移管されたが2023年12月までに製造・出荷終了を経て2024年3月までに販売終了となった。一方、ボトルコーヒー以外の製品は味の素AGFが製造・販売を継続する。

マキシム

ちょっと贅沢な珈琲店 - 2007年3月発売。元々は「マキシム」のシリーズ品として発売されていたが、2017年秋より独立ブランド化している。

マリーム

なお、2017年10月に味の素グループ共通のグローバルブランドロゴ導入に伴い、2018年秋の新製品・リニューアル品からパッケージの側面や裏面に味の素のコーポレートスローガンである「Eat Well, Live Well.」付の味の素のロゴマークが新たに表記されている。
提供番組
現在

くにまるジャパン文化放送) - 2011年1月4日より番組内コーナー「Blendy stick ブレイクタイム」(11:50頃 - 11:55頃)提供。

ほっとするわ関西テレビ他) - 2014年1月6日より。一社提供スポンサーを務めるミニ番組。

このほか、味の素本体の提供番組で流されることが多い。
過去

夜のヒットスタジオ(フジテレビ) - 初期のスポンサー。後の「味の素ゼネラルフーヅ」となる前にスポンサーを降板している。

3時のあなた(フジテレビ) - 同上。

ゴールデン洋画劇場(フジテレビ) - ゼネラルフーヅ時代では「マックスウェル」と表記される。

ごちそうさま日本テレビ) - 提供クレジットは、親会社の味の素として表示されていたが、実際にはOP明けから本編に入るまでの1分間を中心に当社のCMが1週間平均で親会社よりも遥かに多く流れていた。

水曜ロードショー金曜ロードショー(日本テレビ系) - 金曜ロードショーに移転後の後期は30秒×1本=「ご覧のスポンサー」扱い。こちらでは「ごちそうさま」とは逆に味の素のCMを流すことが1か月に最低でも1回は必ずといっていいほどあった。

金曜劇場(フジテレビ系)

金曜女のドラマスペシャル(フジテレビ系)

笑っていいとも!(フジテレビ系) - 30秒×1本=「ご覧のスポンサー」扱い。提供クレジットは、親会社の味の素として表示されるが、当社のCMも流れることがある。隔日。

とんねるずのみなさんのおかげです(フジテレビ系) - 後継番組の「ラスタとんねるず」までスポンサーを継続。

木曜劇場フジテレビ) - 開始当初から2016年9月まで。親会社の味の素(偶数月)と交互の提供で、AGFは奇数月に担当していた。2008年3月までは60秒。2008年4月から大筆頭に昇格し2010年3月まで90秒、2010年4月 - 9月は120秒、2010年10月 - 2016年9月は90秒で、クレジットにキャッチコピーの「いつでも、ふぅ。 AGF」のアナウンスが付いていた。2016年10月に味の素グループとしてのCM枠が60秒に再短縮されたため、表面上のクレジットは奇数月を含め味の素に一本化されたが、不定期でAGFのCMを流す日もある。また、J-オイルミルズヤマキのCMも流していることもある。

コーヒータイムTOKYO FM) - 現在の『ディア・フレンズ』枠。時期は不明だが、現在は降板している。

吉田たかよし プラス!(文化放送) - 内包番組「Dr.たかよしの健康クリニック」提供。

吉田照美 ソコダイジナトコ(文化放送) - 内包番組「吉田健康?あなたのドクターたかよしです?」提供。2010年12月31日をもって降板(番組自体は2011年4月1日まで継続)。

番組内で流れるCMは、鈴木光裕文化放送アナウンサー(最末期は高橋将市同アナウンサー)のナレーションによる特別バージョンであった。


NNNきょうの出来事(1970年代後期)

素敵な女たち(東京12チャンネル

世界名画の旅旅の街からABCテレビ朝日にて日曜10:00 - 10:30に放送された)

欽ちゃんのどこまでやるの!?(テレビ朝日系) - 1981年4月以降は提供クレジットが当社から味の素に変更されるが、当社のCMは引き続きそのまま流された。

土曜ワイド劇場(同上) - 1987年10月 - 2000年3月。


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