周遊券
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訪日外国人旅行者向け「周遊きっぷ」とは異なります。

周遊きっぷ(しゅうゆうきっぷ)とは、JRグループがかつて発売していた特別企画乗車券である。

当項目では、周遊きっぷの前身にあたる周遊券についても記述する。目次

1 概要

2 購入方法

2.1 購入・利用に関する諸規定


3 アプローチ券

3.1 発売条件

3.2 運賃


4 ゾーン券

5 有効期間

6 周遊ゾーンの一覧

6.1 2013年3月31日発売終了時点

6.2 過去


7 年表

8 周遊券

8.1 概要

8.2 種類


9 参考文献

10 関連項目

11 脚注

概要

国鉄時代からの周遊券1980年には724万人の利用者数だったが、1996年には324万人に落ち込んでいた[1]。それを制度変更して利用しやすくするため1998年4月1日から発売を開始した[1]

きっぷは「ゾーン券」・「ゆき券」(出発駅からゾーンまで)と「かえり券」(ゾーンから出発駅まで。ゆき券、かえり券の2枚を指して「アプローチ券」とも総称する)の3枚から構成される(このほかに注意事項などが書かれた「ご案内」が数枚付属する)。ゾーン内のJR線では特急・急行列車、普通列車の普通車自由席に乗車できる。一組の周遊きっぷには1つのゾーンのみ指定できる。ゾーン券のみを単独で購入することはできない。

発売金額は、ゾーン券・ゆき券・かえり券の合計となる。ゾーン券の額はゾーン毎に決められている(周遊ゾーンの一覧を参照)。ゆき券・かえり券の額は各区間・経路の所定運賃の20%引(学割は30%引)である。ただし、東海道新幹線を利用し、片道の営業キロが201km以上600km以下となる場合は、所定運賃の5%引(学割は20%引)となる。

一般的に、特別企画乗車券は券面に「(企)」(マル企)と印字されているが、周遊きっぷに限り、周遊券時代の制度の名残として「(遊)」(マル遊)と印字される。

当初67ヶ所設定されたゾーンは年々統合や減少を続け、2002年度には約13万枚だった売り上げが2011年度には約4万8000枚に落ち込んだことなどから、2013年3月31日からゾーン券が利用開始になるものをもって発売を終了し、全廃された[2]
購入方法

ゆき券の利用開始日の1か月前から「みどりの窓口」および旅行会社で発売される。ただし、ゾーン券に購入する駅および旅行会社が含まれる場合は購入できない。例えば、東京都内の駅の「みどりの窓口」・旅行会社の窓口では「東京ゾーン」のゾーン券を含む周遊きっぷを購入できない。

購入に際しては、出発駅(=帰着駅)、ゆき券・かえり券の経路および出入口駅(または航空便)を指定する。JRでは窓口で配布される専用の申込用紙に記入する。
購入・利用に関する諸規定

ゾーン券とゆき券・かえり券は、券は分かれているが一体のきっぷであり、ゾーン券使用中はかえり券を必ず所持していなければならない。なお、JR四国では切り取り線で切り分けることができる、全てが一体となった常備券型のきっぷが存在する。

通常の乗車券と異なり、ゾーン券は在来線と新幹線を別の路線として扱う。そのため、ゾーン券で在来線に乗車できても、並行する新幹線に乗車することはできない(特急券のほかに乗車券も必要となる)ケースがある(特に、2012年4月1日以降は新幹線をゾーン内に含むケースが全くなくなった)。また、ゆき券・かえり券についても、東海道新幹線だけは在来線(東海道本線)とは別の路線として取り扱う(詳しくはゆき券・かえり券の発売条件の項を参照)。

使用開始前であれば、周遊ゾーン、ゆき券・かえり券の区間・経路を1回に限り変更できる。使用開始後は、東海道新幹線と東海道本線との相互の変更以外は不可となる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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