含硫アミノ酸
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含硫アミノ酸(がんりゅうアミノさん)(英語: sulfur containing amino acid) は、その構造に硫黄原子を有するアミノ酸。代表的なものにメチオニン、システイン、ホモシステインなどがある。

なお、タウリンは生化学の分野では厳密にはカルボキシル基を持たないためアミノ酸ではない(アミノエチルスルホン酸)が、栄養学の分野ではアミノ酸として扱うことがある[1][2]
含硫アミノ酸の例

メチオニン

システイン

ホモシステイン


タウリン

脚注^ “ ⇒タウリンとは”. 大正製薬. 2018年7月21日閲覧。
^ 清水誠. “ ⇒学会見聞記 -16th International Taurine Meetingに参加して”. 日本アミノ酸学会. 2017年7月18日閲覧。

参考文献

John T. Brosnan and Margaret E. Brosnan (June 2006), ⇒
The Sulfur-Containing Amino Acids: An Overview, 6, The Journal of Nutrition, p. 1636S-1640S, ⇒http://jn.nutrition.org/content/136/6/1636S.full 

関連項目

セレン含有アミノ酸
- 含硫アミノ酸の硫黄元素がセレン元素に置き換えたアミノ酸。セレノメチオニンセレノシステイン、セレノタウリン等がある。










タンパク質を構成するアミノ酸
主なトピック

タンパク質

ペプチド

コドン

特性

脂肪族

分枝鎖アミノ酸 (バリン

イソロイシン

ロイシン)

メチオニン

アラニン

プロリン

グリシン

芳香族

フェニルアラニン

チロシン

トリプトファン

ヒスチジン

極性なし

アスパラギン

グルタミン

セリン

トレオニン

正電荷 (pKa)

リシン (?10.8)

アルギニン (?12.5)

ヒスチジン (?6.1)

負電荷 (pKa)

アスパラギン酸 (?3.9)

グルタミン酸 (?4.1)

システイン (?8.3)

チロシン (?10.1)


分類

必須アミノ酸

ケト原性アミノ酸

糖原性アミノ酸

タンパク質を構成しないアミノ酸


主要な生体物質
炭水化物アルコール糖タンパク質配糖体脂質エイコサノイド脂肪酸/脂肪酸の代謝中間体リン脂質スフィンゴ脂質ステロイド核酸核酸塩基ヌクレオチド代謝中間体タンパク質タンパク質を構成するアミノ酸/アミノ酸の代謝中間体テトラピロールヘムの代謝中間体


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