君は天然色
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.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}大瀧詠一 > 大瀧詠一の作品一覧 > 君は天然色

「君は天然色」
大滝詠一シングル
初出アルバム『A LONG VACATION
A面君は天然色
B面カナリア諸島にて
リリース1981年3月21日 (1981-03-21)
規格7"シングルレコード
録音CBS/SONY Roppongi & Shinanomachi
ジャンル.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

ポップス

ロック

時間

4分42秒(君は天然色)

3分58秒(カナリア諸島にて)

レーベルNIAGARA ? CBS/SONY
作詞松本隆
作曲大瀧詠一
プロデュース大瀧詠一
チャート最高順位


36位(オリコン

大滝詠一 シングル 年表



ブルー・ヴァレンタイン・デイ

(1978年 (1978))


君は天然色

(1981年 (1981))


恋するカレン

(1981年 (1981))


ナイアガラ・レーベル 年表



ブルー・ヴァレンタイン・デイ / 大滝詠一

(1978年 (1978))


君は天然色 / 大滝詠一

(1981年 (1981))


恋するカレン / 大滝詠一

(1981年 (1981))


A LONG VACATION』 収録曲

SIDE A

君は天然色

Velvet Motel

カナリア諸島にて

Pap-pi-doo-bi-doo-ba物語(ストーリー)

我が心のピンボール

SIDE B

雨のウェンズデイ

スピーチ・バルーン

恋するカレン

FUN×4

さらばシベリア鉄道

ミュージックビデオ
君は天然色 - YouTube

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「君は天然色」(きみはてんねんしょく)は、1981年3月21日 (1981-03-21)に発売された大滝詠一通算7作目のシングル
解説

「君は天然色」はアルバム『A LONG VACATION[注釈 1]収録曲。アルバムと同日発売されたが、イントロのチューニング?カウントがカットされている。シングル・ヴァージョンは、後に2014年 (2014)リリースのオールタイム・ベストBest Always[注釈 2]に収録、CD化された[注釈 3]

大瀧は須藤薫への提供曲「あなただけI LOVE YOU」[注釈 4]に続く第二弾として須藤のディレクター川端薫からもう一曲依頼を受けたが、男性向きではないかという意見から不採用となった曲が後に「君は天然色」となった。大人数でのレコーディング、吉田保によるエンジニアリングなど、「あなただけI LOVE YOU」[注釈 4]のレコーディングが、結果として「天然色」の予行演習となった。大瀧によれば、須藤は残念がっていたというがこの曲を返してくれた川端ディレクターに感謝しているという。間奏は元々クレイジー・パーティーの「がんばれば愛」の時に浮かんだ曲想とデモ・テープに入れて使われなかった間奏が、そっくりそのままこの曲で実現されている[1]

歌詞は『A LONG VACATION』収録の他の曲同様松本隆へ依頼したが、松本は仲の良かった妹を病気で亡くし、スランプに陥っていたため制作が遅れていた。松本は大滝に他の作詞家を探してくれるよう頼んだが、大滝は松本に、君の詞じゃないとだめだから半年でも1年でも待つと言い、松本の詞を待つことにし、結局アルバムの発売は半年遅れた。その時松本は、妹を失ったどん底の精神状況で見た街の色から「想い出はモノクローム」というフレーズを思いついた。それに続く「色を点けてくれ」という詞も「人が死ぬと風景は色を失う。だから何色でもいい。染めてほしいとの願いだった」[2]という。

バック・トラックのレコーディング時にはサビを全音上へ転調する予定だったが、歌録りのときに声域が合わなかったという。大滝は「音域的に出ないわけじゃないのだけど、歌詞を乗せたときにあまりに違和感があった。だからどうしたものかと少し考えて、“よし、サビだけキーを下げよう!”って」ハーモナイザーで全音下げられた、と語る。ピッチ・ダウンで若干失われた高域はパーカッションのベルをダビングすることで補完された[3]。さらに大瀧は「元々はEで始まるイントロから、Aのキメを挟んでDで平歌に入り、サビがEで、さらに間奏も転調というジェットコースターのような展開。イントロとサビが同じコード進行と考えると分かりやすいのだけど、最終的にリリースされていたのではトニック・コードがサビという珍しい展開になった」[3]という。ピッチ・コンバート前のオリジナル・ベーシック・トラックは『A LONG VACATION 30th Edition[注釈 5]ボーナス・ディスク<A LONG VACATION TRACKS>に収録された。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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