君のことが大大大大大好きな100人の彼女
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君のことが大大大大大好きな100人の彼女
ジャンル恋愛ギャグ学園漫画
青年漫画
漫画
原作・原案など中村力斗
作画野澤ゆき子
出版社集英社

その他の出版社
東立出版社

掲載誌週刊ヤングジャンプヤンジャン!
レーベルヤングジャンプコミックス
発表号2020年4・5合併号 -
発表期間2019年12月26日[1] -
巻数既刊17巻(2024年3月現在)
その他『少年ジャンプ+』でも再配信中
アニメ
原作中村力斗・野澤ゆき子
監督佐藤光
シリーズ構成あおしまたかし
キャラクターデザイン矢野茜
音楽睦月周平滝澤俊輔eba
アニメーション制作バイブリーアニメーションスタジオ
製作君のことが大大大大大好きな製作委員会
放送局TOKYO MXほか
放送期間第1期:2023年10月8日 - 12月24日
第2期:2025年1月 -
話数第1期:全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』(きみのことがだいだいだいだいだいすきなひゃくにんのかのじょ)は、中村力斗原作、野澤ゆき子作画による日本漫画。略称は『100カノ』[2]。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2020年4・5合併号より連載中[1]。『少年ジャンプ+』(同社)でも2020年4月16日より配信されている[3]。「負け彼女0の多人数LOVEコメディの新発明・新回答」を謳っている[4][5]。2024年3月時点で単行本の累計部数は200万部を突破している[6]

メディアミックスとして、2023年10月から12月までテレビアニメの第1期が放送された[7]。第2期が2025年1月より放送予定[8]
あらすじ

100人の女性に告白しては振られてきた愛城恋太郎。中学卒業の日に彼は神社の神様からお互いが好きで好きでたまらなくなる“運命の人”が100人いると告げられる。高校生になった恋太郎は早速2人の“運命の人”と出会い、その2人から告白される。一転して嬉しくも悩ましい立場に置かれた恋太郎だが、「“運命の人”と出会った人間は、その相手と愛し合って幸せになることができなければ色々不幸な目に会ったあとに死ぬ」運命を辿ることを知る。

2人の好意のみならず命まで天秤にかけることとなってしまった恋太郎が悩み抜いた末に出した答えは、「正々堂々、2人と同時に付き合うことを宣言する」ことだった。恋太郎は自分にできる最大限の誠意を示し、その意向を受け入れてもらうことに成功する。しかし、恋太郎の“運命の人”はあと98人いる。次々と出会ってしまうこととなる“運命の人”と誠心誠意付き合い続ける、世にも奇妙な一夫多妻恋愛が始まった。
登場人物

担当声優は特筆のない限り、テレビアニメ版でのキャスト。
恋太郎ファミリー

主人公の恋太郎と、その彼女たち全員をまとめて指す呼称。第14話「愛と魂をかけた聖戦」で、イベントに参加する際のチーム名として恋太郎が考案し、以降定着した。

本記事では節の肥大化を防ぐため、10人ごとに彼女節を区切って解説する。
愛城 恋太郎(あいじょう れんたろう)
声 -
加藤渉[9]天海由梨奈(幼少期)本作の主人公。5月1日生まれの高校1年生。顔は悪くなく、性格も真面目ながら気さく。頭も運動神経もいい方で、男女問わず人望がある。好きな食べ物は卵料理。中間テストでは240人中88位。両親は教師をしている。礼儀正しい性格のため、彼女たちのことは付き合う前は基本的に苗字で呼ぶが、付き合い始めてからは名前の方で呼ぶようになる。基本的に同学年や年下はそのまま名前を呼ぶか「ちゃん」を付けて呼び、上級生には「先輩」、教師には「先生」、学生ではない年上には「さん」を付ける。誠実さの塊のような人物。彼女たち全員を世界一可愛いと平等且つ真剣に愛し、時には彼女のために自らの命を顧みない行動を取ることもある。個性豊かな彼女たちに振り回されてツッコミに回ることも多いが、彼女たちへの思いの強さから生まれる常軌を逸した思考や行動をツッコまれる側になることも。時には超人めいたような描写もあるものの、シリアスな場面では等身大の高校生としての限界を見せたり、力及ばないことも少なくない[注 1]。普段は温厚だが、彼女たちを悪く言われると激怒して過激な発言も厭わなくなり、危害を加えられそうになると暴力を辞さないほどに凶暴化[注 2]して彼女たちのことを守ろうとする。健全な人物でもあり、彼女たちが風呂を覗きに来た時には逆に説教するなどエッチなことには厳しい対応を取る。その意思は固く、羽香里から「おむねあてゲーム」を提案されるなど胸を揉まそうとした際には「そんな不誠実な事をするくらいならば自ら主人公を降りる」と言って彼女たちの胸を触ることを拒否したり[10]、触らざるを得ない場合でも触感が分からないようにガントレットの装着や後述の楠莉の薬を服用するほど。しかし、性欲自体はあるようで初期に羽香里や凪乃の胸に触れた時には鼻血を出したり、山女がスカートを捲ったのを見た時には壁にめり込むほど吹っ飛んでは周りにも聞こえるほど心音を高鳴らせた。また、肉体の疲労や大きな怪我を負っても彼女たちと一緒にいると癒やされ回復する体質を持っている[注 3]。生まれてから中学卒業までに計100人の女子へ告白したが、全てフラれてしまったという過去[注 4]を持ち、好きになって告白してもその度に断られ続けたことで原作最初の頃は情緒不安定気味であった。恋愛成就祈願のために訪れた神社で出会った神様から、“運命の人”が100人おり、彼女たちと高校生の間に出会うことを告げられた[注 5]ことで半信半疑ながらも高校生活に希望を抱き、入学式当日に出会った羽香里と唐音から実際に告白されたことで一転して有頂天になるものの、どちらかを選ばなければならないことに悩みに悩んだ末、神様から助言を貰おうと神社へ再訪した際に「“運命の人”と付き合わなければ相手が不幸な目に遭って死ぬ」ことを知ってしまう。このことで当初は策を弄してバレないよう同時に付き合うことも考えたが、告白する際の気持ちや勇気を誰よりも自分が知っていることを思い出し、二人の目の前で真正面から気持ちに応え二人同時に付き合うことを提案。これを受け入れて貰えたことにより100人の彼女全員と付き合い、全員を幸せにするという道を歩むことになる。なお、上述の事情からこのことを正当化したり開き直っているということは一切なく、新しい彼女を既に付き合っている彼女たちに紹介する際には毎回のように冷や汗をかいている。また、強制こそしないものの、彼女同士は皆仲良くして欲しいと思っていて、そのために可能な限りの手は尽くそうとする。付き合わなければ“運命の人”が死んでしまうことについては思い悩む描写もあったが、静の告白を受けた際に“運命の人”であることや付き合わなければ死ぬことなど関係なく、自身が純粋に相手を好きになっていることに気付き、以降はそのことで思い悩むような描写は無くなっている。また、彼女たちには“死にたくないから付き合う”のではなく“幸せだから付き合う”という恋をして欲しいと心から願っており、「愛し合わなければ死ぬ」という事情を彼女たちには全く告げていない。
彼女(1-10人目)
花園 羽香里(はなぞの はかり)
声 -
本渡楓[9] / 上田麗奈(ボイスドラマ版[11])最初の彼女(後述の唐音と同時)。恋太郎へ最初に告白した可憐でおしとやかな少女。6月22日生まれの高校1年生で恋太郎と同じクラス。ぶりっ子で計算高い側面があるものの、唐音に問い詰められる静を気遣ったり、凪乃に恋太郎の思いの強さを教えるなど、他人を蹴落とそうとするようなことはせず、気配りの出来る優しい性格である。頭も良く、中間テストで240人中の25位。名前の通り謀(はかりごと)をめぐらすことが多く、妙案があれば他人の案でも「完璧な計画!」と言うのが口癖のようになっている(ただし、自身が計画した作戦などは何らかの要因で破綻することも多い)。Gカップの巨乳で自身のプロポーションには絶対の自信を持っており、褒められるとドヤ顔になる。自作のセクシーブロマイド集を恋太郎へ送ったこともあった。胸の先っちょが敏感。右太股の裏側と左胸の下に特徴的なホクロがある。考え事をする時には無意識に口元に手をやる癖があり、熱中すると指をはむはむしてしまう。生まれつき恋に対して盲目的であり、恋太郎への思いの強さから、変態じみた行動や思考を取ることも少なくない。実はお金持ちのお嬢様であり、家では大きな犬(アルス)と高級そうな猫(ブッチ)を飼っている。恋太郎には「くん」、他の彼女たちには年下年上関係なく「さん」を付けて呼び、母親である羽々里のことは「お母様」と呼ぶ。同時に彼女となった唐音とは何かと張り合うことが多いが、内心では互いに認め合っており親友と呼べる関係になっている。唐音と羽々里がキスしかけた時には思わず嫉妬して唐音を投げ飛ばすほど。唐音がツンデレを喪失してしまった時には、かつて彼女が羽々里を力ずくで止めてくれたことを回想し、出来うる限りのことをしてツンデレを取り戻そうとした。花が大好きな山女とも仲が良く、彼女が褒められるとまるで自分のことのように喜ぶ。母親である羽々里を尊敬し慕っているが、羽々里が恋太郎の彼女になった時には流石に動揺を見せていた。親子仲睦まじい描写も多いが、羽々里があまりに大人気ない姿を見せた時には苦虫を噛み潰したような顔になったり、厳しい言葉を浴びせかけることも。
院田 唐音(いんだ からね)
声 -
富田美憂[9] / 白石晴香(ボイスドラマ版[11])最初の彼女(上述の羽香里と同時)。恋太郎へ2番目に告白した金髪ツインテールの少女。9月9日生まれの高校1年生で恋太郎と同じクラス。恋太郎との出会いの時期は羽香里と一緒だが、告白は先を越されている。恋太郎ファミリーの中では主にツッコミポジションである。事ある毎に「○○じゃないんだからね!」と言ってしまう、いわゆるツンデレキャラであり、恋太郎だけではなく他の彼女たちや無生物などの森羅万象あらゆるものに対してもツンデレをかましている[注 6]。また、家族全員も同様にツンデレである。無理矢理ツンデレをしようとして誤魔化しの言葉の方がおかしい場合も多い。自分の気持ちを素直に言えないことも多いが、突っ込む時や真剣に相手のことを思った時にはズバリと物事を言ってのける。その一方で非常に打たれ弱い一面を持っており、自身の性格について落ち込むことも多々ある。褒められると照れながらも無意識におさげの先を指でくるくるするといった仕草を取る。普段はあまり笑顔を見せないためか、笑顔になると珍しさに写真を撮られたり、逆に怒っていると思われたことも。恋太郎や他の彼女のことは基本的には年下年上関係なく名前を呼び捨てにしている(例外として静のことを最初は「好本」と苗字の方を呼んでいた)。中間テストの成績は恋太郎より1つ上の87位。恋太郎と出会った後に料理を勉強した結果、料理上手になっている。得意料理は唐揚げ。スレンダーな体型(A寄りのBカップ[注 7])を気にしていて、レジャープールに行った時には暫く恋太郎へ水着姿を見せられずにいた。また、恋太郎ファミリーの巨乳勢に対して対抗心を持つことも少なくないが、一方で憧れもあり、一時的とはいえ温泉の効能で巨乳になった時は元に戻りたくないと温泉から出ることを拒絶したこともあった。見た目によらずゴリラのような腕力を持っており、そのパワーで呉莉羅連合の総長と渡り合ったり、花園家の屋敷の赤外線突破に貢献する。ごくたまに恋太郎へ暴力を振るうこともあるが、その時は毎回直後に泣いて謝っている。このパワーは彼女の人並み外れたツンデレ因子によるもので、楠莉の「ツンデレじゃなくなる薬」を服用してツンデレを喪失した際には非力な少女となっていた。羽香里とは最初の頃は衝突していたが、恋太郎とのファーストキスを経てから次第に絆を深めて自ら親友と口にするほど仲良くなる。キスゾンビ事件の時には抜群のコンビネーションを見せ、お互い理性が無くなっていたとはいえ、二人で何度も何度もキスを交わしており、その仲の良さは恋太郎と楠莉が力ずくで引き剥がそうとしても離れないほどであった。あー子とはギャルファッションという共通点から仲良くなり、休日には二人だけで映画を観に行くなどズッ友の関係。
好本 静(よしもと しずか)
声 -
長縄まりあ[7] / 石見舞菜香(ボイスドラマ版[12])3人目の彼女。本が大好きでもの静かな少女。11月1日生まれの高校1年生で恋太郎と同じクラス。図書委員であり、制服の時は常に腕章をつけている。本を読んでる時にシーンによって無意識につま先を動かす癖がある。喋ることが非常に苦手で、子供の頃からずっと「持ち歩いている愛読書の一文を指差す」ことで意思疎通をとっている(恋太郎が「目を見て話せるように」と音声読み上げアプリを使うことを提案し[注 8]、以降はそれを使って会話するようになった)。そのことでクラスメイトから変人扱いされたり、母親(声 - 米澤円)から叱責を受けるなどして自信を失い長らく孤立していたが、恋太郎と付き合い始めて羽香里や唐音たちとも親交を深めることで、それ以前よりも明るく行動的になる。恋太郎に対してはより積極的になることができ、ファーストキス以降は何度も自ら進んで口づけを交わしている。上述の通り、彼女の台詞は自分で喋っているわけではなく、愛読書の文章や登場人物の台詞からその時適切なものを選んでいるため、口調が安定せず仰々しかったり継ぎ接ぎの言葉遣いになることが多く、時々「?でやんす」と子分のような口調になったりもする。また、笑う時も声を上げずに『高らかに笑った』という定型文を常に使用している。感情が昂った時などには思わず声が漏れたりすることもあり、そういった場合や作中で描写されるモノローグでの素の言葉遣いは普通の範疇である。言葉が読み上げアプリ内に存在しないと思われる場合は別々の単語や文章を繋げて表現している。なお、指差しや読み上げアプリを使っている時の台詞はカッコ書きつきで表記されている。中間テストでは240人中44位。恋太郎のことは「くん」付けで呼び、他の彼女たちには後輩の胡桃や知与なども含めて基本的に「さん」を付けて呼ぶが、楠莉との初対面時はアプリの中に彼女の名前を入れていなかったためか、“薬物を支配せし者(ドラッグルーラー)”と愛読書内で登場する異名で呼んでいた。真面目な性格なので、恋太郎ファミリーの中ではどちらかと言えばツッコミのポジションにいる。小顔で口が小さい。体型も非常に小柄で子供のようであるため、15歳ではあるものの作中では度々幼女扱いされている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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