君のいる町
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君のいる町


ジャンル恋愛学園
漫画
作者瀬尾公治
出版社講談社

その他の出版社
東立出版社
Vibulkij Publishing Group

掲載誌週刊少年マガジン
発表期間2008年26号 - 2014年11号
巻数全27巻+ガイドブック1巻
話数全261話
OVA
原作瀬尾公治
監督小林寛(第1期)
山内重保(第2期)
キャラクターデザイン茶山隆介(第1期)
西位輝実(第2期)
アニメーション制作タツノコプロ(第1期)
GONZO(第2期)
製作講談社(第1期)
君のいる町OAD製作委員会(第2期)
発表期間2012年3月16日 - 6月15日(第1期)
2014年1月17日 - 3月17日(第2期)
話数全4話
アニメ
原作瀬尾公治
監督山内重保
シリーズ構成吉田玲子
キャラクターデザイン西位輝実
音楽奥慶一
アニメーション制作GONZO
製作「君のいる町」製作委員会
放送局放送局参照
放送期間2013年7月13日 - 9月28日
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『君のいる町』(きみのいるまち、A town where you live)は、瀬尾公治による日本漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて2008年26号から2014年11号まで連載された。略称は『君町』[1][2]
目次

1 概要

2 あらすじ

2.1 広島編

2.2 東京編

2.3 大学編

2.4 社会人編


3 登場人物

3.1 桐島家

3.2 枝葉家

3.3 庄原市の人々

3.4 東京の人々

3.4.1 大学生

3.4.2 ハイツ旭湯


3.5 その他


4 書誌情報

5 備考

6 OAD

6.1 スタッフ

6.2 主題歌

6.3 各話リスト


7 テレビアニメ

7.1 スタッフ(テレビアニメ)

7.2 主題歌(テレビアニメ)

7.3 各話リスト(テレビアニメ)

7.4 放送局

7.5 関連商品

7.5.1 BD / DVD

7.5.2 CD

7.5.3 備考



8 ラジオ

9 その他のタイアップ

10 脚注

10.1 注釈

10.2 出典


11 外部リンク

概要

CROSS OVER』『涼風』に続く瀬尾の『週刊少年マガジン』連載作品第3作。瀬尾の故郷でもある広島県庄原市が物語の舞台となっているため、登場人物の多くは地元の方言で会話している。前作が「主人公の少年が東京の高校へ進学するために広島から上京する」設定であったのに対し、本作は「ヒロインの少女が広島の高校へ入学するために東京からやってくる」という逆の設定になっている[3]。また、各所に前作の登場人物が登場している。

2014年1月時点で単行本累計発行部数460万部を記録した。

2012年2014年OADが制作された。また2013年3月にテレビアニメ化が発表され、同年7月から9月にかけて放送された。

連載が終了した2014年11号にて瀬尾の次回作となる『風夏』の連載を開始し、最終回と次回作の第1話を同じ号に同時掲載するという極めて異例の措置を取っている。本作のキャラクターは『風夏』『ヒットマン』にも何らかの形で登場している。
あらすじ
広島編

#1 - #79(単行本1巻 - 9巻)

広島県の田舎町で春から高校へ進学する主人公・桐島青大の家に突然、父親の知り合いの娘という少女・枝葉柚希が居候として東京からやってきた。青大はクラスメイト・神咲七海に中学時代から好意を寄せていく一方、同じ屋根の下で都会的で奔放な柚希と接していく中、徐々に彼女が気にかかる存在となっていく。

その後、東京に青大が転校し、舞台も東京へ移る。
東京編

#80 - #109(単行本9巻 - 12巻)

東京に転校した青大は、枝葉柚希を追って同じ地域の学校に転入。その先、引っ越したばかりのマンションに御島明日香が上がり込み桐島青大を襲撃。話し合いにより和解するも、柚希は風間恭介を巡って浅倉清美と争っていた。恭介は難病を患い入院中だったが、退屈を嫌う故病院をよく抜け出していた。清美や柚希たちに心配されながらもリハビリに取り組むうちに、青大とも打ち解けていく。

恭介にはバイクレーサーになるという夢があり、青大とは打ち解けたのち、桐島食堂のスポンサーになる。という約束をするものの、恭介は急死してしまう。それまでの間、柚希は青大と距離を置き続け、青大は明日香と付き合う。なお、この時期に夏越とも出会う。このメンバーでいくらか過ごした後、枝葉懍が現れ青大と柚希に茶々を入れる。その影響もあってか2人の距離は再接近する
大学編

#110 - #247(単行本12巻 - 26巻)

広島で一緒に過ごしていたメンバーと、青大、柚希、懍、そして東京の高校生だった子達が登場。夏休みに柚希のことが好きと再度認識し、明日香と柚希をどちらか選ぶことになる青大は今までの関係が崩れてしまうが柚希と付き合うことにした。そして青大と柚希は賃貸マンションを借りて生活。隣人には男性恐怖症で暴走、妄想癖のある保科に出会う。後に保科の留学後は柚月がアルバイトしていた塾の生徒の宮永が引っ越してくる。

月日がたち、月のおかげで関係が崩れた尊、明日香たちなどと友好が回復する。尊は清美と付き合う。だが月は東京に馴染めずにいて、そして父親の体調不良もあり広島に戻ることにした。その後に月と神咲兄が結婚し、清美と尊ができちゃった結婚をする。途中柚希の父親のお咎めがあったりはしたものの、柚希と青大はこれといって大きな困難はなく過ごしてゆく。また、この時期から作品中にサービスカット(水着、入浴など)が増えていく。
社会人編

#248 - #261(単行本26巻 - 27巻)

青大は高知に就職。柚希は東京で教師になる夢を追い勉強するので再び遠距離恋愛に。青大は現地の色めき立った女性上司や個性的な周辺人物にもまれながらも。夫婦生活、結婚を見据えて努力に励む。途中柚希は何度も青大の元に訪れるが、激務と過労がたたって倒れてしまったこともあった。これにより一度二人は別れるも、東京転勤を機に奇跡的に再会、そして結婚。広島組で結果的に、一番最後に結婚したのが青大たちだった。

その後、エピローグで桐島食堂を運営していたり、子供がいたり。果ては次回作のヒロイン、秋月風夏も登場している。
登場人物

第2期OADの声はテレビアニメと同じ。
桐島家
桐島 青大(きりしま はると)
- 細谷佳正沢城みゆき(少年時代〈OAD第1期〉)、松田崚佑(子供時代〈TVアニメ〉)、佐倉綾音(子供時代〈OAD第2期〉)出身:広島県、誕生日:10月30日、身長:175cm、体重:64kg、血液型:O型。本作の主人公。広島県の田舎町に住む男子高校生。祖母、両親、姉を家族に持ち、ドラという猫を飼っている。広島弁が特徴。人見知りのする性格だが、真面目で責任感が強い。世話好きな面もあり、それを物語るエピソードが多く盛り込まれている。高校時代は調理部に所属していたが、実質参加していない。毎日の弁当作りや姉の歓迎会など、周りの期待に応える料理技術はある。趣味で釣りもやっている。当初は中学生時代から親しい間柄にあった七海に対し、密かに一途な想いを寄せていたが、東京から帰省した直後に振られてしまう。その際、七海からその理由を聞かされ、自身の気持ちが柚希に向いている自覚する。そんな中、柚希から来春帰京することが打ち明けられる。後夜祭では柚希を誘い出し、自身の想いを伝えフラれる。しかし、柚希が東京に帰る当日、駅のホームで告白の返事をもらい遠距離恋愛がスタートした。高校2年の修学旅行で東京に行き、最後の日の夜に柚希と会った後、広島に帰り少しして突然別れを告げられた。それを信じられず理由を聞くため、彼女を追って姉のいる東京へ高校2年の夏に転校した。転校してから最初に葵に紹介された風間と明日香の2人と仲良くなる。柚希と風間が付き合っていると知った後は、広島から柚希を追って来たことを風間に告白し、その数日後、風間は病気の手術後に亡くなってしまい、柚希と会うこともなくなった。その年の冬に、明日香とつき合うことになった。東京の西常大学に進学し、明日香とは大学に入っても関係は良好だった。そんな中、明日香公認の合コンで1年半後ぶりに偶然柚希と再会した。気持ちが再び揺れる中、明日香との旅行も明日香の実家の都合で行けなくなり夏休みに広島に帰った。その際、柚希に高校2年のことを涙を流しながら謝罪された後に告白された。自分も柚希を好きだと気づき、明日香と別れ、他の皆に縁を切られながらも、覚悟を決めて再び柚希とつきあい始めた。夏休み終了の少し前に、柚希の実家から徒歩5分程の距離にあるアパートに新しく一人暮らしを初め、柚希と柚希の父親とのいさかいを乗り越えて2人の同棲がスタートし、連載200話記念「好きの向こう側」でつき合って1年目で柚希と結ばれ、柚希にプロポーズをして将来的には結婚の約束をした。その後、高知の企業に就職し、再び柚希と遠距離恋愛をスタートさせるが、自身の仕事を放棄したことを美咲に叱られたこと、何度が会いにきていた柚希が倒れたこと、懍から柚希が青大に会うために無理をしていることを知り、涙ながらに別れた。それから1年半は仕事一筋になっていたが、3年目に東京への栄転が決まり、東京での柚希との思い出の地の一つを訪れた際に柚希に再会して抱き合い、よりを戻す。そして、柚希と結婚し息子大希を儲け、桐島食堂を開業している(紫歩の元で1年間修行を行った後に開業した)。瀬尾の次回作でもある「風夏」にも登場しており、シェリー・ホーネットに料理を振る舞う様子が描かれている。おっぱいが好きらしく、柚希、七海、月、美友の胸に釘付けになっている描写がある。第一回キャラ人気投票での順位は3位(450票)。
桐島 葵(きりしま あおい)
声 - たかはし智秋出身:広島県、誕生日:1月6日、身長:163cm、体重:47kg、血液型:B型、3サイズ:B84/W57/H87。Gカップ青大の実姉。実家から離れて東京の大学に通っており、教員免許取得のため一時帰省して、青大の高校で教育実習をしていた(数学を教えている描写あり)。東京ではスーパー銭湯兼レディースマンション・旭湯の303号室に下宿しており、管理人一家とも仲が良い様子。見た目はかなり美人でスタイルも良く、自宅内では青大の目を気にせず下着姿でいる開放的な性格。なお、片付けが苦手でだらしのない面もあり、青大に世話を焼かれることが多い。柚希の東京行きに同行した青大に、自分の下宿先の清掃を依頼する。桐島家では唯一標準語を話す。青大の作る料理はお気に入りだが、ピーマンが嫌い。初めて柚希を見て、過去の夏祭りの際に青大たちとのスナップに収まる、彼女に酷似する少女を思い出す。青大が七海のことを好きだと分かった後に、七海を見てすぐ青大のことをキープしておこう程度にしか思っていないことを判断し、青大に「あの子はやめたほうがいいわよ? 絶対に」と青大に忠告した。青大が高校2年になってからは社会人として東京の会社で働いているが、しばらくして東京の高校に編入することになった青大と一緒に住むことになり家事全般を青大に押し付けていた。 彼氏からの電話での対応は青大曰く「気持ち悪い声を出すらしい」。つき合う男性達から良くプロポーズをされ、その度に青大に会ってほしいとお願いするが、すぐに別れてしまい結婚の話はなくなる。青大が一人暮らしを始めてからはほぼ登場がなかったが、青大と柚希の結婚式の写真に登場し、懍と共に手を合わせてハートマークを作っていた。第一回キャラ人気投票での順位は11位(27票)。
青大の母(仮称)
声 - 大門真紀物語にはほとんど登場がない。
青大の父(仮称)
広島に柚希の父親が居た時からの友人。妻同様に物語にほとんど登場はない。青大が桐島食堂をやると言い出した際には激怒したらしい。
青大の祖母(仮称)
物語にはほとんど登場がないが、樹は青大の実家に泊まった際、仲良くなっていた。
桐島 大希(きりしま だいき)
原作最終話で登場した青大と柚希の息子。葵の甥で樹・懍兄妹の義理の甥にあたる。名前は両親から一字ずつ貰われたもの。容姿は青大に瓜二つである。次回作の「風夏」にも登場しており、来ない風夏を待つ優と出会っている。
枝葉家
枝葉 柚希(えば ゆずき)(旧姓) 桐島 柚希(きりしま ゆずき)(現在)
声 -
中島愛松浦愛弓(子供時代〈TVアニメ〉)出身:東京都、誕生日:8月3日、身長:155cm、体重: ?kg、血液型:AB型、3サイズ:B80/W57/H83。Eカップ本作のメインヒロイン。青大の1人目の彼女。東京から転校してきたロングヘアの美少女。父親同士が友人関係にあったため、桐島家に居候することになる。天真爛漫で親しみやすい性格。社交的で友人も多いが、恋愛事に関しては狡猾な面が目立つ。月と同じテニス部に所属する。当初は自転車に乗ることが出来ず、青大の後ろに座って一緒に自転車通学していたが、1学期終業式の日に初めて一人で乗れるようになった。青大が七海に思いを寄せていることを知り、当初は協力的だった。しかし、青大が風邪の時に突然キスをし、その後告白する。幼い頃に一度この町を訪れたと語り、今まで青大と面識がないような素振りをしていた。だが、葵の指摘によって小学生の時、夏祭りのスナップに青大たちと収まる柚希に酷似した少女を思い出す。その少女は柚希であることを本人は認めたものの、この時に彼女からその真相は語られなかった。複雑な家庭事情の中で、特に懍には強い拒否感を抱かれていたが、青大の活躍もあって確執は一定の解決がなされた。文化祭の時に、青大に告白をされ、遠距離恋愛がスタートしたが、青大が修学旅行で東京に行って会った後、少しして青大に別れを告げる。その後、別れを告げたことが信じられなくて、高校2年生の9月に東京まで転校してきた青大に対して、中学生時代に実家のことで悩んでいるときに風間に支えてもらったことを告白した。だから風間が生きられる間は自分が風間の支えになりたいと話した。別れてから少しして風間は亡くなり青大とも会うことがなくなる。1年半後、西常大学と音羽女子大の合コンにて青大と偶然再会する。会わないようになった1年半の間、青大のことを忘れられずにいたため青大のバイト先に用もないのに行ったりする。そして大学1年の夏休みに青大の実家に遊びに行ったとき、二人で夏祭りに行き思い出の場所であるひょうたん池で青大と花火を見に行った時、青大が明日香に別れを告げたことで皆に縁を切られるが、青大がいれば何もいらないという覚悟を決めて交際を開始する。その後、青大が一人暮らしを始めてしばらくして、父親に認めてもらい同棲がスタートした。それからは、家では寝る前に青大に積極的に腕枕を求めて甘えたりの行動に出ており、青大と付き合ってからどんどん好きになっていきヤキモチもひどくなっている。そして、連載200話記念「好きの向こう側」でつき合って1年目で青大と結ばれ、将来的に青大と結婚の約束をした。大学卒業後、青大の就職が決まり高知に赴任となり、自身も母校である響桜女子の教員になったため、遠距離恋愛をしていたが青大と自身の仕事の多忙化により、一時は青大と別れる事になるが、青大が東京の本社に異動になり、再会しそのまま結婚する形になった。青大と結婚後は青大が経営する「桐島食堂」を手伝っている。『風夏』ではプールで遊んでいるシーンや作中のロックフェスで桐島食堂の出張店で2度登場しており、 アニメ版9話でもゲスト出演している。『ヒットマン』ではコミックス第1巻の描き下ろし漫画にゲスト出演している。第一回キャラ人気投票では2位以下に大差をつけて1位を獲得した(1038票)。
枝葉 懍(えば りん)
声 - 悠木碧(OAD) / 藤田咲(TVアニメ)出身:東京都、誕生日:12月20日、身長:148cm(中3時)→162cm(高3時)、体重:ヒミツ(中3時)→46kg(高3時)、血液型:AB型、3サイズ:成長中(中3時)→B86/W56/H87(高3時)。Hカップ柚希の義妹で、樹の実妹。ショートヘア(終盤はセミロング)に左目の下にあるホクロが特徴。柚希が帰省した際に、失踪した柚希を探して青大の前に現れる。


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