君に、胸キュン。
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この項目では、YMOの曲について説明しています。アイドルグループについては「君に、胸キュン。 (アイドルグループ)」をご覧ください。

「君に、胸キュン。」
YMOシングル
初出アルバム『浮気なぼくら
B面カオス・パニック (Chaos Panic)
リリース.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

1983年3月25日

(YLR-704)

ジャンルテクノ歌謡
レーベル\EN / アルファレコード
作詞松本隆
作曲Y.M.O.
チャート最高順位


週間2位(オリコン[1]

1983年度年間28位(オリコン)

週間3位(ザ・ベストテン

YMO シングル 年表

体操
1982年)君に、胸キュン。
1983年過激な淑女
(1983年)

浮気なぼくら』 収録曲

A面

「君に、胸キュン。 (浮気なヴァカンス)」

「EXPECTED WAY/希望の路」

「FOCUS」

「ONGAKU/音楽」

「OPENED MY EYES」

B面



YOU'VE GOT TO HELP YOURSELF/以心電信(予告編)」

「LOTUS LOVE」

「KAI-KOH/邂逅」

EXPECTING RIVERS/希望の河

「WILD AMBITIONS」

ミュージックビデオ
「君に、胸キュン。」(HD Remaster・Short ver.) - YouTube
「君に、胸キュン。」(MUSIC VIDEO・HD Remaster - YouTube

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「君に、胸キュン。」(きみに、むねキュン。)は、イエロー・マジック・オーケストラ7枚目のシングル。1983年3月25日アルファレコード / \ENよりリリースされた。

「君に、胸キュン。 (浮気なヴァカンス)」(きみに、むねキュン。 (うわきなヴァカンス))とサブタイトルが表記されることもある。
背景

カネボウ化粧品CMソングに使用され、YMOのオリジナルアルバム浮気なぼくら』の先行シングルとしてリリースされた。

B面の「Chaos Panic」は、オリジナルアルバム未収録。1984年にリリースされたベスト・アルバム『SEALED』にて初収録となった。
制作
君に、胸キュン。

既にグループとしての活動を終えようと考えていたメンバーが、最後にファンや世間を驚かせたいという思いで作られた楽曲で、当時YMOは活動休止状態であったが、タイアップの話があり急遽録音を行なった。同時にアルバムを作る必要がある雰囲気となり『浮気なぼくら』の制作へとつながり、当初の予定通り同年10月にグループは解散[注釈 1]した。

「かわいいおじさんたち」のコンセプトで発表、今までの無機質なイメージと相反する、アイドルの様な爽やかな出で立ちで披露。立花ハジメ監督のPVも3人が振付をつけて踊ったことも含めて、今までの路線と大きく一線を画した。

作詞は細野晴臣がかつて所属したバンド・はっぴいえんどのメンバーである松本隆が担当。「売れそうな詞を書いてほしい」とストレートに依頼した。CMのキャッチ・コピーである「胸キュン」というキーワードがそのまま使用された。

作曲の名義は、レコードのレーベル面および『浮気なぼくら』での表記は「細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏」名義、シングル盤の裏ジャケットでは「Y.M.O.」名義となっているが、実際は、イントロとAメロが坂本、Bメロとサビは高橋が担当し、サビを聞いた細野が「地中海サウンドだね」と発言したのを聞いた坂本がイントロをあっという間に作り上げた[2]
レコーディング

曲中の「キュン!」は3人の声を合わせたもの。最初は「YMOと言えばシンセだろう」ということで、坂本がアープ・オデッセイ、細野がコルグ・PS-3100を使って「キュン!」を口まねしながら作っていたが、結局あきらめている[2]

ドラムパートは、LinnDrum LM-2をそのままTVスタジオに持ち込んで使用していた。よく聞くとリズムが独特で、バスドラムだけを聞くと、ドン・ドン・ドドストドンという日本人がお祭りで踊れるようになっている。高橋がこのパターンをリンドラムに打ち込みながら、細野が「フフッ」と笑っていたのが印象的だったと当時録音に携わった藤井丈司が語っている[2]
胸キュン


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