座標: 北緯34度0分25秒 東経131度34分48秒? / ?北緯34.00694度 東経131.58000度? / 34.00694; 131.58000錦橋山口県における位置

向島（むこうしま）は、山口県防府市南部の瀬戸内海上に浮かぶ島である。山口県防府市に属する。1950年に、島と本土とを結ぶ錦橋の開通により、事実上陸続きとなった。ちなみに錦橋は、中関水道を航行する船舶の妨げにならないよう、可動橋（旋回橋）となっている。

目次

1 地勢・自然

2 公共施設

3 交通

4 関連項目

5 参考文献

地勢・自然

面積は7.95 km2。最高峰は錦山（標高354 m）で、島は常緑広葉樹林に覆われている。

向島はタヌキ（ホンドタヌキ）の島としても有名で、1926年（大正15年）2月24日に「向島タヌキ生息地」として国の天然記念物に指定されており、指定当時には個体数は約2万頭と推定されているが、近年は錦橋の開通により野犬が増加し、その食害が要因で生息数は激減している（詳細は、タヌキ#近代の関わりの項を参照）。
公共施設

防府市役所向島出張所

防府市立向島小学校（島内には中学校は無く、島外の華陽中学校が校区となる）

交通

JR山陽本線防府駅南口6番より、防長バス小田港行き（終点までは約19分、本数が極めて少ないため要注意）

関連項目

ぷらざFM(FMわっしょい) - 送信所は錦山にある。

山口県道185号防府停車場向島線

参考文献

花井正光「向島タヌキ生息地」『日本の天然記念物』加藤陸奥雄・沼田眞・渡部景隆・畑正憲監修、講談社、1995年3月20日、721頁、ISBN 4-06-180589-4。

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更新日時:2015年9月10日(木)04:32
取得日時:2016/09/27 22:05