むかい こうじ
向井 康二
2023年撮影
生年月日 (1994-06-21) 1994年6月21日（29歳）
出生地 タイ[1]
出身地 日本・奈良県[2][注釈 1]
身長175 cm[4]
血液型A型[2]
職業アイドル、タレント、俳優、歌手
ジャンルJ-POP、テレビドラマ、映画、舞台、バラエティ番組
活動期間2006年10月8日[5] -
事務所ジャニーズ事務所（2006年 - 2023年）
SMILE-UP.（2023年 - 2024年）
STARTO ENTERTAINMENT（2024年 - ）
公式サイトSTARTO ENTERTAINMENT > Snow Man > Profile
主な作品
バラエティ番組
『あほやねん!すきやねん!』
『まいど!ジャーニィ?』
『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』
『アイ・アム・冒険少年』
『あなたの1週間、壁にしました』
備考
アイドルグループSnow Manのメンバー
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向井 康二（むかい こうじ、1994年〈平成6年〉6月21日[2] - ）は、日本のアイドル、タレント、俳優。男性アイドルグループ・Snow Manのメンバー。

タイ生まれ[1][6]、奈良県出身[2]。STARTO ENTERTAINMENT所属[7]。
来歴

出生してのち奈良県に住み[注釈 2]、幼少の一時期をタイで過ごす[9]。タイで習っていたムエタイの道場にジャニー喜多川が偶然仕事で訪れ、そこに飾られていた向井の写真に目を留めたことがスカウトのきっかけとなる[10][11]。「これ誰？」と道場の関係者に連絡先を聞き[10]、日本に帰国中だった向井の家に直接電話がかかった[12]。母親は嘘だと受け止め電話を切ったが、1日に5回連絡がくるほど熱烈なアピールを受ける[12][13]。興味は無かったが、「お菓子あげるから」という言葉につられ[14]、母親に連れられ大阪城ホールに足を運びジャニー喜多川と初対面し[10]、滝沢秀明が出演するコンサートを観覧[15]。当時は小学2年生で幼かったため、小学5年生となった2006年10月8日にジャニーズ事務所に入所した[10]。同期に藤井流星[16]、重岡大毅[17]、中山優馬[18]がいる。

入所1日目に兄とのユニット・ムエタイ向井ブラザーズを結成[11]。神戸ワールド記念ホールでの関ジャニ∞のライブが初仕事で、当日のエレベーターでジャニー喜多川から「YOUたちユニットの出番があるから」と告げられ、MCでユニット名を紹介された[10]。初めてのアーティスト写真はムエタイ衣装で、間奏は踊らずタイの儀式をしていた[11]。3年ほど活動するが兄の退所に伴い消滅[11][19]。その後、Little Gangs[20]、Shadow WEST[21]などのユニットとして活動した[10]。

2012年4月、バラエティ番組『あほやねん!すきやねん!』のレギュラーに抜擢され、金内柊真、重岡大毅との番組限定ユニット・BOYSを結成[22]。同年、金内柊真と2人でKin Kanを結成（のちに平野紫耀も加入）[10]。西畑大吾、大西流星、永瀬廉の3人からなるユニット・なにわ皇子と共に「なにきん」と呼ばれ、バラエティ番組『まいど!ジャーニィ?』のレギュラーに抜擢され人気を博す[10][23][24]。主にMCを担当し[19]、約6年半出演した[25]。

2014年にジャニーズWESTがデビューし、平野と永瀬も東京へ移籍[10]。2015年からは残った関西ジャニーズJr.を西畑大吾、大西流星、室龍太らと引っ張り、発展と育成に尽力した[10][26]。詳しくは#デビューまでの経緯参照

2019年1月4日、『関西ジャニーズJr. LIVE 2019 Happy 2 year!!?今年も関ジュとChu Year!!?』にて関西ジャニーズJr.としての活動に終止符を打ち[27]、同年1月17日、Snow Manに加入[4][28]。

2019年、大阪学院大学英語科卒業[29]。

2020年1月22日、シングル『Imitation Rain / D.D.』でCDデビュー[30]。

2024年5月29日、公式Instagramの生配信で、�M田崇裕とのYouTubeチャンネル「ハマちゃんとコージのお上手です」を開設したことを発表した[31]。
人物

Snow Manのお笑い担当であり唯一の関西人[19]。詳しくは#バラエティ担当として参照

キャッチフレーズは、 どうもみんなの万能調味料こと塩麹よりも向井康二です[32]。素直でお調子者な弟ポジション[33]。太陽のようにみんなを照らしてほしいという理由で、メンバーカラーはオレンジ[34]。

父が日本人、母がタイ人のハーフ[35]。母は元タイの軍人[36]。2歳上の兄がおり[14]、「ムエタイ向井ブラザーズ」というグループで一緒に活動していた[37]。母との会話はタイ語と日本語半々だと明かしており[36]、兄とは旅行後の帰り際に別れが悲しくて泣いてしまうほど仲が良い[38]。家族について「お父さんは『男はつらいよ』の寅さんみたい」「お母さんが悲しむから人が死ぬようなゲームはしない」「お兄ちゃんはめちゃくちゃかっこいい」と話す[39]。

ムエタイ、日本舞踊、水泳を習っていた[40]。中学時代は軟式テニスで奈良県大会で優勝した経験を持つ[41]。美術部副部長だったこともある[42]。高校の卒業式では先生から直々に頼まれ、生徒代表で答辞を読んだ[43]。

愛称は「ジーコ」[44][45]。小学生時代は「コジコジ」と呼ばれ、中学生時代には「コジコジ」が逆になり「ジーコ」と変化した[46]。

Snow ManのInstagramを担当している[47]。

深澤辰哉、向井康二、佐久間大介の3人トリオで「ドラマ班」と呼ばれている[48]。キャプテンは向井、リーダーは佐久間、班長は深澤であり、2021年1月21日に「もっとドラマに出たい！」と主張したショートドラマという名のコント動画を投稿したことをきっかけに、自虐的に「ドラマ班」を名乗るようになった[48][49]。結成以降、「ドラマ班と言いつつ、ドラマには出演しない」バラエティ担当の立ち位置でグループを盛り上げてきたが[50]、2024年には3クール連続して連続ドラマへの出演が決まった[51]。
性格

自他共に認める泣き虫。関西ジャニーズJr.時代は「泣き虫の康二」と言われており、大阪松竹座のトイレの一番隅でよく泣いていた。いつも同じ場所で泣いていたためすぐに見つかっていたと話す[52]。Snow Man加入当時は他のメンバーよりも振り覚えが遅い自分に落ち込みスタジオを出て一人でよく泣いており、目を真っ赤にして戻ってくることを宮舘涼太から明かされていた[53]。ストレス発散法は泣くこと。2021年12月2日に放送された『ダウンタウンDX』では、平井堅の「even if」を流し、壁際で小さくなりながら嗚咽し号泣する映像を公開。心配と驚きの声が上がった[53]。

純粋でピュア[54]、甘えん坊で寂しがり屋[39]。佐久間大介からは「寂しすぎると死んじゃうタイプ」、渡辺翔太からは「かまってあげないといじけちゃうので、女の子だと思って接してます」と話されている[55]。一方で世話好きの一面もあり、「誰かのために何かをするのが好き」と語る[56][33]。料理を振る舞ったり肩を揉んだり[57]、ラウールを学校まで送ったこともある[58]。機械にも強く、携帯の設定や機械の配線など「頼りになる」と言われている[57]。

ストイックで真面目な一面があり[59]、2020年にはバラエティ番組での反省が事細かに書き込まれている分厚い「バラエティ勉強ノート」を登場させ話題になった[60]。