名阪国道
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一般国道自動車専用道路(A')
(無料)

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国道25号バイパス
地図
 経路
路線延長73.3 km
制定年1962年昭和37年)
開通年1965年(昭和40年)
起点三重県亀山市
亀山IC
主な
経由都市伊賀市
終点奈良県天理市
天理IC
接続する
主な道路
記法)E23 東名阪自動車道
E23 伊勢自動車道
E24 京奈和自動車道
E25 西名阪自動車道
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
名阪国道 起点
三重県亀山市 亀山IC付近名阪国道 終点
奈良県天理市 天理IC付近

名阪国道(めいはんこくどう、英語: MEIHAN EXPWY[1])は、一般国道25号バイパス道路で、三重県亀山市亀山インターチェンジ (IC) から、伊賀市などを経由し、奈良県天理市天理ICへ至る高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路である[2]略称は名阪(めいはん)。法的根拠である国土開発幹線自動車道としての路線名は、近畿自動車道名古屋線亀山市 - 松原市)である。

高速道路ナンバリングによる路線番号は、西名阪自動車道とともに「E25」が割り振られている[3]
概要

東名阪自動車道(東名阪)と西名阪自動車道(西名阪)の間に位置する日本の高規格幹線道路網を構成する道路の一つで、両端が東名阪・西名阪の両自動車道と直結した一般国道25号の自動車専用道路である。また、中京圏近畿圏とを結ぶ幹線道路として、京都を経由する名神高速道路新名神高速道路とならび、奈良県を経由する高速道路網の一部を構成しており、名古屋 - 大阪間の最短のルートとして知られる[2]

高規格幹線道路の区分では、高速自動車国道ではなく「高速自動車国道に並行する一般国道の自動車専用道路」(A' 路線)にカテゴリされる。亀山IC - 天理IC間の総延長は73.3キロメートル (km) で全区間4車線(片側2車線)。125 cc以下の二輪車は通行禁止となっている。名阪国道の歴史は、有料高速道路である東名阪自動車道と西名阪自動車道よりも古く、1965年の開通以来、通行料金は無料である[2]。最低速度規制がないため、小型特殊自動車も通行が可能である。

福住IC - 天理東ICΩカーブと呼ばれる急カーブ(最小曲率半径150メートル (m)、設計速度60 km/h)があり、最高速度は一部区間で70 km/h、他区間60 km/h(雨天等の悪天候時は50 km/h)に制限されている。また、通常の高速道路よりもインターチェンジ間の距離が短く、数も多い[4]

交通量が多く、トラックを中心とした交通事故が多発していることが知られており、2005年の全国の自動車専用道路10 kmあたり事故発生件数では全国ワーストとなっている[5]
キロポスト・道路標識

キロポストは三重県内が亀山ICからのキロ数であるのに対し、奈良県内は国道25号の起点からのキロ数表示となっている。このため両県の県境(五月橋ICの名古屋方)でキロ数表示が連続していない。

標識は、全線にわたって高速自動車国道や自動車専用道路に準じた緑色に白字のものが設置されている[2]。使用されている書体は、三重県内が丸ゴシック体(ナール)であるのに対し、奈良県内は「道路公団標準文字(公団ゴシック)」[注釈 1]である[注釈 2]。本線およびインターチェンジでの案内標識では路線の起終点にあたる「亀山」「天理」ではなく、「名古屋」「大阪」の方面で案内される。

最高速度の標識も、奈良県側では高速自動車国道や自動車専用道路に準じた可変式のものが設置されている[注釈 3]
路線データ

本線(Google マップ


起点:三重県亀山市太岡寺町(亀山IC東名阪自動車道接続点)

終点:奈良県天理市櫟本町(天理IC西名阪自動車道接続点)


延長:73.3 km

道路規格:第1種第3級(奈良県内の一部区間は第1種第4級)(自動車専用道路

車線数:4車線

最高速度:60 km/h(以下の区間を除く)

神野口IC - 福住IC:70 km/h

伊賀SA - 五月橋IC:70 km/h


最急勾配:6%

最小半径:150m

インターチェンジなど上野IC付近小倉IC付近神野口IC 下り線

名阪国道では、一般的な高速道路よりもインターチェンジ (IC) の数が多く、約73 km区間中に30か所ある。2 - 3 km間隔ごとにICがあり、有料道路ではないことから料金所を設ける必要がなく、一般道から本線につながるランプのみの簡易的な作りをしている[4]

IC番号欄の背景色が■である部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通区間の名称は仮称。

BS(バス停留所)のうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。名阪国道に属しないBSは除く。なお、関IC・御代ICのバス停は△としている。IC近隣に設置された施設でIC設備からも離れており、当路線に属すBSではないが実際の運用上の扱いは一緒である。

英略字は以下の項目を示す。IC:インターチェンジ、JCT:ジャンクション、SA:サービスエリア、BS:バスストップ、TN:トンネル、BR:、RS:道の駅


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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