名門!第三野球部
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『名門!第三野球部』(めいもん だいさんやきゅうぶ)は、『週刊少年マガジン』に連載されていたむつ利之原作の漫画作品、もしくはそれを原作としたテレビアニメ1989年8月8日には、バンダイによってゲーム化もされた。第13回講談社漫画賞少年部門受賞。この漫画の実質的な続編として『上を向いて歩こう』『復活!!第三野球部』がある。

2020年、金木令が本作を基に描いた『名門!第三野球部?リスタート?』を発表した。
概要.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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出典検索?: "名門!第三野球部" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2016年1月)

名門・桜高校野球部の三軍、通称・第三野球部の檜あすなろとその仲間たちの挑戦と成長を描いた野球漫画。

それまで、お色気ギャグマンガを中心に執筆していた作者が、初めて発表した本格的なストーリーマンガで、この作品以降、作者であるむつはギャグ主体からストーリー主体へとその作風を変える事となる。

野球漫画としては現実的な描写が多く、ホップする直球については、「想定より沈まないことによる目の錯覚によるもの」とリアルな説明もある。(ただし、「弾丸ボール」については作中ではホップ系として扱われているが、ジャイロ回転の直球のため実際に投げれば大きく沈むボールである。)

また、後述する「千葉マリンズ」で千葉ロッテマリーンズに先んじて、「千葉のプロ野球チーム」という設定や「MARINES」(英語表記)の名称を登場させている。
あらすじ

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2017年9月)(使い方

高校編
甲子園常連の名門校である桜高校の野球部には、戦力外とされる選手ばかりの三軍「第三野球部」が存在していた。主人公の檜あすなろたち第三野球部は、ある日監督から解散命令を出されてしまう。しかし、野球部に入ったのなら最後に試合をさせてほしいという要望から、勝ったら一軍に上がるという条件で一軍と試合をすることになる。あすなろ達は死に物狂いで練習を行い、努力と根性で勝利を目指していく。
飛翔編
飛翔編では、セ・リーグの架空の球団で万年最下位の千葉マリンズに、檜あすなろと桑本聡が入団する。そのマリンズは、今シーズンで球団身売りという噂が…。オーナーの度重なる嫌がらせに、マリンズ一同はどう立ち向かうのか?
登場人物
桜高校

甲子園常連の名門校。野球部は三軍まであり、三軍は実質戦力外とされている。一軍の伝家の宝刀・プッシュバント攻撃は、全国でも恐れられている。三軍の一軍昇格後もユニフォームは三軍時代から変更されなかった(胸に『第三』の文字が入ったもの)。校名の由来は長嶋茂雄の出身校の佐倉高校[要出典]。
檜 あすなろ(ひのき -)
- 菊池英博本作品の主人公。第三野球部所属の投手で、後に桜高校のエース。打順は多くは5番を打つ。右投右打。「努力の天才」タイプで、無意識に身についた「弾丸ボール」と、しぶといバッティングに加え、試合中の怪我で偶然身についた一本足打法により、投打において中核となる。スタミナでは他の投手を圧倒しており、9回投げてもスタミナが切れないどころか、回を追うごとに球威が増していく。変化球パームカーブはどちらも一流には程遠いが、弾丸ボールと称されたストレートは、横回転により球威がバッター手元まで衰えないため、球がホップしているように見えるので、ストレートの投球術は目を瞠る物がある。かつては虐められっ子であり、最初から諦めて卑屈になっていたが、仲間と共に野球に打ち込むことにより心身ともに鍛えられた。普段は丁寧で大人しいが、ここぞというときには気の強い面、我の強い面もたびたび見せている。相手の挑発に対しても、やり返してみせることが多い。飛翔編では、千葉大学進学を決めるも、千葉マリンズ・小暮スカウトの弾痕ボールのお守りがきっかけで、プロで巨人(作中では拒人)と戦ってみたいと小暮に伝え、千葉マリンズ入団を決める。背番号は55。契約金は500万円。当初は控え選手で、開幕一軍入りした。プロ初出場は開幕戦で4番神の代打として出場。結果はホームラン性の外野フライ。スカウトだった小暮が監督に就任してからは先発・抑えに活躍の舞台を見いだす。高校編では守ったことがないと推測されるショートでプロ初スタメンになり、果敢な守備を見せた。桑本がマリンズオーナーらの策略による野球賭博荷担疑惑により、プロ野球から一時永久追放されて以降は、志願して桑本のローテーションまで投げる無理をし、疲労性骨折が疑われる状態になり医師(夕子の兄)から投球禁止を指示される。しかし、桑本が球界復帰するコミッショナー会議の当日、最終回に登板しチームを勝利に導く。先発だったかどうかは不明。駆けつけた桑本にウィニングボールを投げようとしたところで、疲労性骨折を発症してしまいプロ野球選手として再起不能となる。シーズン最終戦では、最終イニング2アウトで三角巾姿のまま一塁の守備に就き、ウィニングボールを受け、誰よりも最初に胴上げされた。防御率は2.13だった。わずか1シーズンで引退。その後アマ規定の制限解除を待って、桜高校の教員となり、『上を向いて歩こう』では野球部監督に就任した。
村下 夕子(むらした ゆうこ)
声 - 鶴ひろみ連載開始時は陸上部のホープで、成績も優秀。美人としても校内では知られている。後に野球部のマネージャーとなる。ソフトボールの経験があり、最初の対一軍戦時は第三野球部の選手として出場していた。それ以降はプレイしていない。あすなろとは昔からの幼馴染みであり、好意を抱いている。「落ちこぼれと優秀な」二人の組み合わせは「桜高校の不思議」として校内で知られていた。あすなろの母とも昔からの知り合い。虐められていた時も彼をかばい続け、その後もあすなろの家に行き家事を手伝ってもいる。プロになったあすなろの応援のため球場にかけつけたことがある。飛翔編では当初医学部を目指しているとされていたが、のちに桜高校の校医として登場する。気が強い性格だが、それだけではなく女性らしい内面も持っている。芯が強く、しっかりとした彼女の励ましはあすなろにとってなくてはならないものである。
海堂 タケシ(かいどう タケシ)
声 - 玄田哲章第三野球部所属の捕手で、元一軍の4番打者。右投右打。独特のフォーム(主に神主打法)からライト方向への流し打ちを得意とする超高校級スラッガーで、別名「桜校の落合」と呼ばれ、高校野球界の有名人であった。高校通算打率は5割7分。2年時の夏は一軍でスタメンだったが甲子園後に監督を殴ったため三軍へ降格。しばらくのブランクがあったが復帰戦で一軍エースの京本から本塁打を放ったり、銚子商の控え投手からも本塁打を放ったりと、錆びついていなかった。捕手としての守備力も高く、的確なリードとキャッチング、強肩の持ち主。さゆりを気にかけていて、さゆりの手術が絡んだ前後で2度ほど打撃にブレーキがかかった。しかし、いずれも復活を果たす。卒業後は東京六大学早稲田大学へ進学を決めたが、スランプに陥り打撃不振に苦しんだ。あすなろの言葉をきっかけに復活。数年後、マリンズに入団し、本塁打王となる。
白石兄(しらいし -)
声 - 鈴木みえ第三野球部の1番打者で、遊撃手。右投右打。バントが得意で、俊足。小西とは犬猿の仲に見えるが、本心から嫌っているわけではない。卒業後は社会人野球に進んだ模様。
白石弟(しらいし -)
声 - 小粥ようこ第三野球部の2番打者で、二塁手。左投左打。バントが得意で、俊足。兄とどちらが速いかは不明。兄と同様に小西とは犬猿の仲だが、実際の仲は兄と同じ。2年夏の甲子園1回戦で本塁打を放ったことがある。卒業後は社会人野球に進んだ模様。
小西 カズオ(こにし かずお)
声 - 塩屋浩三第三野球部の右翼手。多くは6番を打つ。右投右打。超のつく鈍足でチームの三振王だが悪球には強く、長打力は海堂にひけをとらない。さらに強肩で、鈍足を補って余りある活躍を見せる。初期は「デブ」と言われるとキレて普段以上の力が出せるという特徴があった。弱音を吐くこともある反面、人知れず努力することもあり、秘かにダイエットを敢行し鈍足もある程度カバーしている。2年夏の県大会準決勝で投手起用されたことがあり、なかなかの速球を見せた。他のキャラとの絡みが多く、中でも白石兄弟とはしょっちゅう悪態をつき合っている。曰く、「女で身を滅ぼすタイプ」「洗面器程度の器」。非常にウブで、奈保子の「かわいさ」を感じると、嬉しさのあまり失神してしまうほど。また血を見るのが苦手で、誰かがケガで流血すると叫びながら動転してしまう。卒業後は大学に進学。飛翔編では六大学を狙っているとしていたが、実際の進学先は不明。その後、桜高の教員になっている。「復活!!第三野球部」では桜高校野球部部長。
石井 幸司(いしい こうじ)
声 - 金丸淳一第三野球部の三塁手で、多くは8番を打つ。右投右打。堅守が特徴。バッティングセンスがないことが悩みで、銚子工業との練習試合まで人生でヒットを打ったことがなかった。ただし、それにもかかわらず最初の対一軍戦は5番で起用されていた。


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