名鉄名古屋駅
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名鉄名古屋駅*
名鉄名古屋駅と駅上にある名鉄百貨店本館
めいてつなごや
MEITETSU NAGOYA

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近鉄、名鉄含む名古屋駅の鉄道会社別位置関係。鉄道会社は右上の四角マークで地図を拡大しアイコンをクリックして表示される。
所在地名古屋市中村区名駅一丁目2-1.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度10分11秒 東経136度53分2秒 / 北緯35.16972度 東経136.88389度 / 35.16972; 136.88389座標: 北緯35度10分11秒 東経136度53分2秒 / 北緯35.16972度 東経136.88389度 / 35.16972; 136.88389
駅番号NH  36 
所属事業者名古屋鉄道
所属路線名古屋本線
キロ程68.0 km(豊橋起点)
駅構造地下駅
ホーム3面2線
乗降人員
-統計年度-225,163人/日
-2022年[1]-
開業年月日1941年昭和16年)8月12日
乗換名古屋駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- 名古屋市交通局地下鉄
- 名古屋臨海高速鉄道あおなみ線
近鉄名古屋駅-近鉄名古屋線
備考*2005年、新名古屋駅から改称。
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名鉄名古屋駅(めいてつなごやえき)は、愛知県名古屋市中村区名駅1丁目にある名古屋鉄道名古屋本線である。駅番号はNH36。
概要

1941年開業。名鉄最大のターミナル駅であり、全営業列車が停車する。名古屋本線のほか、犬山線常滑線空港線河和線津島線などに直通運転する一日800本以上の列車が発着する。名古屋駅JR東海名古屋市営地下鉄)および近鉄名古屋駅名鉄バスセンターと合わせて名古屋市の重要な交通結節点となっている。当駅の直上には名鉄百貨店本店の本館があり、バスセンターと名鉄グランドホテルのある同店「メンズ館」のビルには名鉄の本社をはじめとする名鉄グループの拠点事務所がある。

頭端式ホームが一般的な私鉄ターミナル駅では珍しく、当駅はJRのような通過型ターミナル駅である[2]。開業当初から新名古屋地下トンネル内にある地下駅である。地下鉄東山線近鉄名古屋線の各構造物に挟まれるため地下空間に余裕が少なく、プラットホームは上下各1線を3面で挟み込む特殊な配置(3面2線)となっている。この設備で多方面への列車や大量の利用客をさばくため、乗車方法、乗車位置、列車案内などが工夫されており、当駅の特徴となっている[3]

また、夕刊に限り新聞発送業務を行っており、そのための本格的な設備を有している。午後には、各方面行きの列車に新聞を積み込む様子を見ることができる。
駅名

当駅とJR・近鉄・地下鉄の名古屋駅はあわせて「名駅(めいえき)」と呼ばれ、のちに駅周辺の正式な地名にもなっている。開業以来長らく新名古屋駅(しんなごやえき)という駅名であったが、中部国際空港開港を機に名古屋圏に不慣れな乗客にも「名鉄の名古屋駅」であることをわかりやすくするため、開港直前のダイヤ改正で名鉄名古屋駅に改称された[4]

駅名変更以降、方面・行先表示、駅・車内アナウンス、次駅表示器では「名古屋」と略称を使うことがあったが、昨今の訪日客急増や地図・乗換案内アプリの普及を背景とした表記ゆれ解消のため徐々に正式駅名表記・案内に移行している。ただし、新名古屋駅時代から方面・行先表示で「名古屋」とし、車内到着前アナウンスでも駅名を繰り返す際には「名古屋」としていた。

一方、駅名標、路線図、運賃表、乗車券では「名鉄」を省略したり添え字にすることは過去にもない。
歴史初代駅舎(1941年)電光掲示板が置かれた改札口(1941年)2面3線時代の構内
右から1、2、3番線(1941年)

合併による歴史的な経緯から名古屋市内で東西に分断されていた名古屋鉄道の2大幹線(西部線・東部線)を地下線で直結し、国鉄名古屋駅に接続するターミナル駅として建設された。

1941年昭和16年)8月12日 - 名岐線(現在の名古屋本線岐阜方面。西部線とも)の終点として2面3線にて開業。1番線(現在の4番線)は到着ホーム、2・3番線(当初の2番線は後年廃止、3番線が現在の2番線)は乗車ホームであった。

1944年(昭和19年)9月1日 - 東西連絡線 神宮前 - 新名古屋間が開業。神宮前まで西部線車両が直通し、東部線に連絡。

1945年(昭和20年)3月12日 - 名古屋大空襲アメリカ軍焼夷弾による空襲で駅舎被災[5]

1946年(昭和21年)12月12日 - 漏電により駅舎全焼[6]

1948年(昭和23年)5月16日 - 西部線を1,500Vに昇圧し、東西直通運転を開始[7]。線名を名古屋本線と改称。

1950年(昭和25年)4月1日 - 新駅舎完成[8]

1952年(昭和27年)12月20日 - 近鉄連絡線廃止[9]

1953年(昭和28年) - 名鉄百貨店を含む名鉄ビルの建設が開始。

1954年(昭和29年)

11月25日 - 駅舎改築[9]。構内の配線変更を行い、3面2線の現在の形になった。2・3番ホームが比較的広いのは中線(旧2番線)を廃止した名残りである[注釈 1]

12月1日 - 駅構造が地上2階・地下1階となった。名鉄百貨店開店。


1957年(昭和32年)7月27日 - 地上10階・地下3階の名鉄新名古屋駅・名鉄百貨店全館が完成[7]

1964年(昭和39年)3月29日 - 駅構内の新岐阜(現・名鉄岐阜)方面ホームにて電車追突事故発生。負傷者143名(新名古屋駅列車追突事故)。

1965年(昭和40年)3月3日 - 渡り線が撤去される[10]


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