名古屋高速2号東山線
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名古屋高速道路

名古屋高速2号東山線
地図

路線延長10.3 km
開通年1986年 - 2003年
接続する
主な道路
記法 5号万場線
都心環状線
.mw-parser-output .jaexpsign{text-align:center;background-color:#00702C;color:white}.mw-parser-output .jaroadsign{text-align:center;background-color:blue;color:white}.mw-parser-output .roadname{width:250px;border-radius:10px;padding:1em;margin:0.2em auto}.mw-parser-output .roadname p{margin:5px auto}.mw-parser-output .routenumber{display:inline-block;min-width:2em;border-radius:4px;padding-left:0.25em;padding-right:0.25em;font-weight:bold}C2 名古屋第二環状自動車道
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

名古屋高速2号東山線(なごやこうそく2ごうひがしやません)は、愛知県名古屋市中村区新洲崎JCTから愛知県名古屋市名東区高針JCTへ至る名古屋高速道路路線である。道路法上は、名古屋市道高速1号(中川区島井町 - 千種区鏡池通)の一部と名古屋市道高速1号四谷高針線(千種区鏡池通 - 名東区猪高町)の全部からなる[1][2]。このことから本項では5号万場線と2号東山線をまとめて解説する場合、便宜的に「高速1号」と表記する。
目次

1 概要

1.1 路線データ


2 出入口など

3 歴史

3.1 路線構想

3.2 開通後

3.3 年表


4 路線状況

4.1 交通量

4.2 道路情報ラジオ


5 特記事項

5.1 環境、災害対策・都市景観への配慮

5.2 迂回乗り継ぎ制度

5.3 東名高速道路との連絡にかかわる追加料金について


6 地理

6.1 通過する自治体

6.2 接続する高速道路


7 脚注

7.1 注釈

7.2 出典


8 参考文献

9 関連項目

10 外部リンク

概要

6放射道路から成る名古屋高速道路の内、名古屋市東部地域と名古屋都心を連絡する東西方向の路線が2号東山線である[3]東名阪自動車道と名古屋市名東区を東西に直結する高速1号の東方部分である[4]。5号万場線とは新洲崎JCTで接続し、両路線は直線で結ばれている。

路線は名古屋高速で唯一となる掘割、半地下およびトンネル区間があり、これを高架道路が前後に挟み込む形態となっている。起点は新洲崎JCT(六反跨線橋付近)で、途中、白川出入口付近から吹上東出入口を過ぎるあたりまでは若宮大通の上を通っている。JR中央線オーバーパスすると下り坂となってそのまま掘割区間に入り、ここから名古屋市道鏡ヶ池線の下を半地下式で通過する。四谷出入口付近からトンネル区間(東山トンネル)となって東山公園の直下を潜り抜けて終点の高針出入口付近で高架橋となって名二環に接続する[3]

2号東山線は都心環状線の内側に敷設された唯一の放射路線である。一見、環状ルートを構成するかのように見える路線形態も、内側区間(新洲崎JCT - 丸田町JCT間)と都心環状線の相互乗り入れは、ジャンクション内側に渡り線がないことから不可能である[5]。なお、名古屋駅地区に比べて人気が低下しつつある地区の活性化対策として、若宮大通と久屋大通の交差箇所付近に新たな出入口を設けることが画策され、そのアクセス強化のため、丸田町JCTは都心環状線から内側区間へ乗入れるための渡り線の増設が決定している[6]

名古屋高速路線はその全てが名古屋環状2号線(国道302号と名古屋第二環状自動車道、伊勢湾岸自動車道の一部)に接続する[7]。これは交通流動の円滑化に資するために環状道路と放射道路が一体となって計画された結果であるが[7]、この他に名古屋高速には都心と郊外を連絡する使命も併せ持つことから[8]、路線末端部において名古屋環状2号線以外の幹線道路と連結することで長距離連絡のニーズにも対応している。それは3号大高線知多半島道路名四国道国道23号[注釈 1]4号東海線西知多産業道路国道247号)、5号万場線が東名阪自動車道にみる連絡道路を持っていることからも判る。しかし2号東山線だけは末端部で名古屋環状2号線以外に連絡する幹線道路を持っていない。これは最初から持っていなかったのではなく、構想段階では末端部を名古屋インターチェンジとしたうえで東名高速道路と接続する計画であったものが、環境的配慮から大規模な路線変更を伴った結果であり[9]、その経過の顛末については歴史節で解説する。ただ、交通量の多い郊外路線と都心部の連絡という当初の使命が改変されたことで、現在の2号東山線は名古屋市東部地域と都心部の東西連絡が主だった使命とされ、東西直通の幹線道路が少ない名古屋市にあってバイパス的な役割を担っている[10]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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