この項目では、愛知県名古屋市の専門図書館について説明しています。その他の「まちづくりライブラリー」については「まちづくりライブラリー (曖昧さ回避)」をご覧ください。
名古屋都市センターまちづくりライブラリー
施設情報
専門分野都市計画・都市開発・建築・交通・環境・防災
事業主体公益財団法人名古屋まちづくり公社名古屋都市センター
名古屋都市センターまちづくりライブラリー(Nagoya Urban Institute Library)は、愛知県名古屋市にある専門図書館。1992年4月1日に開設され、1999年3月26日から中区金山町の金山南ビル12階にある。事業主体は名古屋市の外郭団体である公益財団法人名古屋まちづくり公社名古屋都市センター。
蔵書数は一般図書約32,000冊、調査報告書・行政資料約21,000冊、定期刊行物19,000冊、計約72,000冊である[1]。
目次
1 歴史
1.1 名古屋都市センター
1.2 開館後(1992-1999)
1.3 金山南ビル時代(1999-)
2 利用案内
3 蔵書
3.1 蔵書構成
3.2 分類法
4 脚注
5 参考文献
6 関連項目
7 外部リンク
歴史
名古屋都市センター 1999年まで名古屋都市センターとまちづくりライブラリーがあった建物
太平洋戦争中の空襲によって中心市街地の大半を焼失した名古屋市は、戦災復興による土地区画整理事業を中心としたまちづくりを行ってきた。この復興土地区画整理事業が収束を迎えたことを記念して、1991年(平成3年)7月15日に財団法人名古屋都市センターが設立された[2][3]。金山総合駅北口から約1km、名古屋市中区金山2丁目15-16にある3階建ビルの2階に名古屋都市センターの事務所があったが、8年後の1999年に金山南ビルに移転することは既に決定していた[4]。
名古屋都市センターは名古屋市のまちづくりを考える新たな拠点であり、名古屋市から100%の出捐を受けている[2]。「まちづくりに関する調査と研究」「まちづくりに関する情報の収集と提供」「まちづくりに関する人材の育成と交流」の3点を事業の柱としており、情報の収集と提供の一環として図書室の開設が構想された[2]。