名古屋第二環状自動車道
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高速自動車国道
有料

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(名二環)
名古屋環状2号線専用部
地図

路線延長54.3 km
制定年2010年平成22年)
開通年1988年昭和63年)(東名阪自動車道として) - 2021年令和3年)
起点名古屋南JCT
愛知県名古屋市緑区
主な
経由都市春日井市清須市あま市海部郡大治町
終点飛島JCT
(愛知県海部郡飛島村
接続する
主な道路
記法)E1A 伊勢湾岸自動車道
名古屋高速3号大高線
名古屋高速2号東山線
名古屋高速1号楠線
名古屋高速11号小牧線
名古屋高速6号清須線
名古屋高速16号一宮線
E23 東名阪自動車道
名古屋高速5号万場線
E1 東名高速道路
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

名古屋第二環状自動車道(なごやだいにかんじょうじどうしゃどう、英語: MEI-NIKAN EXPWY[1])は中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)が管理している名古屋市外縁を回る高速道路高速自動車国道)で、名古屋環状2号線の専用部の一部である[2]略称は名二環(めいにかん)[2]。なお、第一環状自動車道に相当するのは名古屋高速都心環状線である[3][注釈 1]

高速道路ナンバリングによる路線番号は、環状高速道路を意味するCに加え、名古屋高速都心環状線との整合性[注釈 2]を踏まえて「C2」が割り振られている[7]。また、全線が大都市近郊区間の料金水準である。
概要


画像左:名二環は高速自動車国道であるが、東名高速や東名阪自動車道と比べると設計速度は60 km/hと低く、道路幅員も狭いなど低規格である(名古屋市天白区)。
画像右:名二環のインターチェンジは人口密集地帯の都市圏に敷設されることからハーフダイヤモンド型が主流である(松河戸IC)。
名二環は支線を除いて全線国道302号と並行する。左側の名二環に対して右側の国道302号は混雑している(小幡IC - 松河戸IC間)。信号待機がない名二環は国道302号と比べて環状道路の機能を効率的に発揮する[8]

名古屋第二環状自動車道(名二環)は名古屋市外周部に建設された環状の高速自動車国道である。全線(支線を除く)に渡って一般国道302号と並行する。

名古屋圏環状自動車専用道路(東海環状自動車道とともに2つの環状道路)と位置付けられており[9]、南部・海上部区間(名古屋南JCT - 飛島IC/JCT間の「伊勢湾岸自動車道」)を含めて、総延長 66.2キロメートル (km) の環状道路として供用されている[10]。なお、環状道路に期待される機能とは、分散導入機能、都心部に起終点を持たない通過交通のバイパス機能、非常時の迂回機能の3機能を発揮することにより、都心部の交通流動を円滑にすることである[11][12]。大規模な環状道路においてこれらを効率よく機能させるためには、自動車専用道路が必要不可欠であるという観点から、名古屋環状2号線は一般道路(国道302号)と自動車専用道路(名二環)を組み合わせた構造となっている[8]

1988年(昭和63年)3月の開通当初は東名阪自動車道を称したが[13]、2011年(平成23年)3月の名古屋南JCT - 高針JCT間の開業を機に現行名称に変更された[2][14]。なお、法令上の正式な路線名は名古屋南JCTを起点に名古屋西JCT経由伊勢関ICまでが近畿自動車道名古屋亀山線(近畿自動車道伊勢線と重複[15])であり、この点では名二環と東名阪自動車道は現在も一体的に扱われている。ただし、名古屋西JCT - 飛島JCT間は近畿自動車道伊勢線となっている[15]

道路構造令における種別は第2種であり、最高速度が60 km/hに規制されている[16]

方向案内は外回り、内回りと通称する。時計回りが外回り(飛島JCT→名古屋西JCT→名古屋南JCT)、反時計回りが内回り(名古屋南JCT→名古屋西JCT→飛島JCT)である[17]

名二環は東名高速道路をはじめとする他の高速道路と異なる点が多い[18]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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