名古屋立てこもり放火事件
事件があった名古屋大曽根第一生命ビル(2014年1月)
場所 日本・愛知県名古屋市東区東大曽根町本通(事件当時の住所)
第一生命大曽根駅前ビル4階[1]
(現住所:愛知県名古屋市東区矢田一丁目3番33号)
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度11分33秒 東経136度56分16.3秒 / 北緯35.19250度 東経136.937861度 / 35.19250; 136.937861
名古屋立てこもり放火事件(なごやたてこもりほうかじけん)は、2003年(平成15年)9月16日に愛知県名古屋市東区東大曽根町本通(町名は事件当時)で発生し3人が死亡・41人が負傷した[1][2]殺人・現住建造物等放火・強盗・人質強要・銃刀法違反などの事件[3]。
「平成最悪の立てこもり事件」として取り上げられることもある[4]。 2003年9月16日午前10時ごろ[2]、運送会社「軽急便」の賃金不払いに抗議した社員の男(当時52歳)が愛知県名古屋市東区東大曽根町本通(2004年の町名変更により、同区矢田一丁目)の大曽根駅前に位置する「第一生命大曽根駅前ビル」4階にある軽急便名古屋支店名古屋営業事務所センター(当時女性社員22人・支店長と男性社員8人の31人在室)に出刃包丁・ポリ容器を持って侵入した[2]。男は男性社員と揉み合いになり軽傷を負わせた後、女性社員22人と負傷した男性社員1人を解放した一方で店内にガソリンを撒き、支店長(当時41歳)以下男性社員8人を人質に取って支店内に立てこもった[2]。 その上で男は支店長以外の社員7人を解放した一方で13時ごろまでに残るポリタンクを倒して中身を撒き散らし、支店長に命じて軽急便本社(名古屋市中区錦)に電話をかけさせ「7月から9月分までの現金25万円を指定した銀行口座に振り込め」と電話させ、12時10分ごろに要求金額通りの現金を振り込ませた[2]。
概要