名古屋南ジャンクション
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名古屋南ジャンクション
名二環側からJCTを臨む。手前道路は国道302号。JCT直下は国道23号名古屋南IC
所属路線.mw-parser-output .jaexpsign{text-align:center;background-color:#00702C;color:white}.mw-parser-output .jaroadsign{text-align:center;background-color:blue;color:white}.mw-parser-output .roadname{width:250px;border-radius:10px;padding:1em;margin:0.2em auto}.mw-parser-output .roadname p{margin:5px auto}.mw-parser-output .routenumber{display:inline-block;min-width:2em;border-radius:4px;padding-left:0.25em;padding-right:0.25em;font-weight:bold}E1A 伊勢湾岸自動車道
IC番号5
料金所番号01-173(第一下り)[1]
01-172(第一上り)[1]
起点からの距離25.5 km(豊田東JCT起点)
?豊明IC (5.3 km) (1.5 km) 大府IC?
所属路線C2 名古屋第二環状自動車道
料金所番号06-122・06-123・06-199(第三・入口)[1]
06-208(第三・伊勢湾岸方面・出口)[1]
06-209(第三・名古屋高速方面・出口)[1]
起点からの距離0.0 km(名古屋南JCT起点)
(2.9 km) 有松IC?
所属路線名 名古屋高速3号大高線
起点からの距離12.1 km(鶴舞南JCT起点)
?大高IC/出入口 (0.1 km)
供用開始日2003年3月23日
通行台数x台/日
所在地〒459-8015
愛知県名古屋市緑区別所山.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度2分54.71秒 東経136度56分42.46秒 / 北緯35.0485306度 東経136.9451278度 / 35.0485306; 136.9451278
テンプレートを表示
名古屋南ジャンクション(2007年)。右上が名二環、右下から左下の直線道路が伊勢湾岸自動車道、左上が名古屋高速3号大高線。右端で東海道本線東海道新幹線と交差。
出典:『国土交通省「国土画像情報(カラー空中写真)」(配布元:国土地理院地図・空中写真閲覧サービス)』

名古屋南ジャンクション(なごやみなみジャンクション)は、愛知県名古屋市緑区にある伊勢湾岸自動車道名古屋第二環状自動車道及び名古屋高速3号大高線を結ぶジャンクション(JCT)である。名古屋南インターチェンジ(IC)が併設されている。

料金圏の相違として、名古屋高速3号線大高線と名古屋環状自動車道は、大都市近郊区間料金を水準にする対距離制が、伊勢湾岸自動車道については地方制が適用されている。
概要

名古屋市の南東部に位置し、市内の都市高速と環状道路、周辺高速道路を連携させることで、名古屋市街やその近郊都市と、三重関西、愛知県知多・三河地域、静岡中部国際空港などへの中長距離地区を結ぶ際の要衝となっている。

東方向に名二環、北方向に名古屋高速、南西方向に伊勢湾岸自動車道が配され、伊勢湾岸自動車道が直進する形態を採っている。この3路線との接続のほかに、伊勢湾岸自動車道名古屋南ICおよび大府IC一部出入口を併用するなどして14本の道路が存在し、接続道路数のうえでは垂水JCT兵庫県神戸市垂水区)と並んで国内最大規模のジャンクションとなっている[2]。JCT形状はセミ・クローバー型で、東西約400 m、南北約300 mの長さを有し、北東側は東海道新幹線東海道本線を跨ぐなどして周辺交通を巻き込んだ大規模な道路施設となっている。1998年(平成10年)の開業当初は名古屋南ICのみが設置され、その後、各路線の延伸開業に伴って道路を積み増すプロセスを経て現状の四層構造となった[2]。また、ジャンクション設置に伴って併設する国道23号の拡幅も併せて行われた[3]。なお、正式名称が決定されるまでは「国道23号東インターチェンジ」の仮称であった[3]

道路構成は、ジャンクションを通過する本線と、接続する各高速道路および名古屋南ICと大府IC(豊田方面入口と同方面からの出口)に出入するための側道および各方面を接続するランプウェイの3つから成っている。このため、伊勢湾岸自動車道本線から各方面に分岐の場合、最初のステップとして本線から側道に分岐する[4][5]。構造上、この側道を走り続けることで、伊勢湾岸自動車道本線に戻ることが可能となっている。

基本的に高速道路同士を接続する施設であるため、一般道路(国道302号、国道23号)とは接続しない。ただし、併設する名古屋南ICでは一般道路に接続するが、これは伊勢湾岸自動車道四日市方面の利用者に限られ、伊勢湾岸自動車道豊田方面および名二環・名古屋高速利用者は構造上、出入りできない[4]。このため、当該利用者が当JCT近辺で出入する場合は大府IC(名二環の場合は有松IC、名古屋高速の場合は大高出入口)を利用する[4]

東名阪自動車道均一料金区間(高針JCT - 名古屋西JCT間)が名古屋第二環状自動車道(名二環)に改称された契機を与えたのは、2011年(平成23年)3月の名古屋南JCT - 高針JCT間の延伸開業である。仮に東名阪自動車道の名称で名古屋南JCTに延伸した場合、静岡、豊田方面からの伊勢湾岸自動車道利用者が三重県方面への近道と勘違いして環状道路に進入し、遠回りすることが懸念されたことから、延伸を契機として道路名称を変更することになった[6]

伊勢湾岸道下り本線上の分岐案内。各高速道路へは側道へ流出することを予告する(東海JCTの案内も兼ねる)

伊勢湾岸道上り本線上の分岐案内

下り本線の側道への分岐路

上り本線の側道への分岐路

歴史

1988年(
昭和63年)5月9日 : 名古屋市が伊勢湾岸自動車道東部区間の都市計画原案をまとめ市議会に報告。ここでジャンクションの形状を報道公開した[3]

1998年(平成10年)3月30日 : 名古屋南IC - 名港中央IC間開通により当ジャンクションは名古屋南ICとして供用開始[7]。ただし、下り飛島方向のみの供用で、上りは大府IC - 名古屋南IC間は供用なしとされた[8]

2003年(平成15年)3月23日 : 豊明IC - 名古屋南IC間開通。同時に名古屋高速3号大高線の大高出入口 - 名古屋南JCT(伊勢湾岸自動車道と直結)間開通に伴い3号大高線と接続。これによりジャンクションとなる[9]

2011年(平成23年)3月20日 : 名古屋第二環状自動車道(名二環)名古屋南JCT - 高針JCT間開通に伴い名二環と接続[10]


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