名古屋ガイドウェイバス株式会社
Nagoya GuideWay-Bus Co., Ltd.
本社(2015年6月)
種類株式会社
市場情報非上場
本社所在地 日本
〒463-0801
愛知県名古屋市守山区竜泉寺二丁目301番地
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度13分12.3秒 東経136度59分3.4秒 / 北緯35.220083度 東経136.984278度 / 35.220083; 136.984278
名古屋ガイドウェイバス株式会社(なごやガイドウェイバス)は、愛知県名古屋市の東区と守山区でガイドウェイバスの運営などを行っている、名古屋市、名古屋鉄道、ジェイアール東海バスなどが出資する第三セクター会社である。本社は名古屋市守山区竜泉寺二丁目301番地(区画整理により2003年11月10日、守山区大字吉根字松洞3360番地1より地名変更)にある。ガイドウェイバス専用軌道線としてガイドウェイバス志段味線を運営しており、運行委託先である名古屋市交通局(かつての他の委託先2社を含む)の路線バス区間とともにゆとりーとラインを形成している。
概要小幡緑地駅のモードインターチェンジ
ガイドウェイバスとは、ガイドレールを備えた専用軌道に対し、これを案内輪でトレースしてステアリング操作が不要な半自動運転を実現しつつ、一般道路においても普通のバスとして走行可能な新交通システムである[5]。都市部では一般道路で発生する交通渋滞の影響を受けない専用軌道を走行し、郊外では一般道路を走行する。高架のバス専用軌道には2本のガイドレールが敷かれており、バスの前後に取付けられた案内装置をガイドレールに接触させて、その誘導でバスを走行させる[6]。
ゆとりーとラインが開業する前の当地域はJR東海中央本線と名鉄瀬戸線に挟まれた鉄道空白地帯で、唯一の交通である地域を縦断する竜泉寺街道(愛知県道・岐阜県道15号名古屋多治見線)は自動車交通が集中しており、特に朝のラッシュ時間帯は、小幡から大曽根まで抜けるのに1時間以上かかる状況であった(通常は15分ほど)。このため路線バスの利用者は極端に少なく、当地域を縦断する民営バスは1時間に3本程度、市営バスに至っては1時間に1本程度という地域の規模と照らし合わせても極端に少ないダイヤであった。
歴史「ゆとりーとライン#歴史」も参照
1985年(昭和60年)3月 建設省がガイドウェイバスシステムの開発着手。
1986年(昭和61年)度 ガイドウェイバスシステム導入について検討開始。
1988年(昭和63年)2月 名古屋市基幹公共交通網調査委員会答申。
1990年(平成2年)
同年度 志段味線事業採択。
10月 名古屋市ガイドウェイバスシステム志段味線検討委員会設置。ガイドウェイバスシステム志段味線関連バス事業者調整会議設置。
1992年(平成4年)1月 運輸政策審議会答申第12号。
1993年(平成5年)12月 都市計画の原案を愛知県知事に提出。
1994年(平成6年)
1月 「名古屋ガイドウェイバス株式会社」(仮称)設立発起人会開催。
3月 軌道法に基づく特許の申請。
4月1日 「名古屋ガイドウェイバス株式会社」設立[7][8]。
9月 特殊街路9・7・1号ガイドウェイバス専用道志段味線の都市計画決定。
10月25日 軌道法に基づく特許の取得[8]。
11月 都市高速鉄道ガイドウェイバス志段味線の都市計画決定。
12月 軌道法に基づく工事施行認可申請。
2000年(平成12年)
9月18日 開業時期を2001年3月と決定[9]。
11月15日 営業車両2両を公開すると同時に、公募によって決定した「ゆとりーとライン」の愛称を公表[10]。
11月22日 名古屋市などが、大曽根 - 中志段味間の運賃を470円で認可申請する方針を固める[11]。
12月14日 開業日を2001年3月23日と決定。大曽根 - 中志段味間の運賃を440円で認可申請する方針を固める(平面区間は200円と230円の2区間に分ける)[12]。
12月20日 大曽根 - 中志段味間の運賃を420円で認可申請する旨、名古屋市議会都市消防委員会が了承(平面区間のうち小幡緑地 - 中志段味間を200円均一としたほか、高架区間と平面区間の乗り継ぎ割り引きを見直し)[13]。
12月26日 中部運輸局に対し、運賃の認可を申請[14]。
2001年(平成13年)
1月16日 名古屋市は、同市が発行する「敬老特別乗車券」および「福祉特別乗車券」について、ガイドウェイバス志段味線を共同運行する名古屋鉄道およびジェイアール東海バスの車両でも使用可能とすると決定[15]。