同志社大学経済学部(どうししゃだいがくけいざいがくぶ、英称:Faculty of Economics)は、同志社大学に設置される経済学部である。キャンパスは今出川キャンパス。 同志社大学経済学部は、1891年創立の同志社政法学校(1904年に廃止)を源流とし、経済的思考力の養成を行っている[1]。学科としては経済学科1学科のみが置かれている[2]。 同志社大学経済学部は、学生が興味のあるテーマを見つけ、円滑に研究を行うことができるように、学修系統を「理論経済学」、「応用経済学」、「経済政策・環境経済」、「グローバル経済・経済史」、「経済統計学」、「経済学説・経済思想」、「経済情報・情報システム学」の7つにまとめ、きめ細かなカリキュラムを用意している[1]。 また、同志社大学経済学部は、年金、医療、フリーターなど、社会の諸問題を「理論」「政策」「歴史」の観点から分析していく。また、この過程で、学生たちの経済学的なものの見方、論理的思考力、分析力、ITスキルなどを養い、幅広い教養と先見性を兼ね備えた社会的リーダーを育成する。 また、同志社大学経済学部は、京都という立地条件を最大限に活かした学びを展開していく。例えば、茶道文化とはどのようなものか、その「本物」に触れることで、グローバルスタンダードを学び、現状を打破する経済戦略を考える。他にも、企業見学や里山での農業体験などフィールドワークも実施している。 同志社大学経済学部は研究成果を発表する為、以下の電子版を発行している[5]。
概要
沿革有終館(政法学校開校時の校舎)[3]
1891年 同志社政法学校を開設[4]。
1897年 同志社高等学部政法学校を開設[4]。
1904年 同志社高等学部政法学校廃止[4]。
1912年 専門学校令による同志社大学発足、政治経済部を設置[4]。
1919年 政治経済部を法学部に改称[4]。
1920年 大学令による同志社大学発足、法学部を設置(政治学科・経済学科)[4]。
1944年 文学部と統合され法文学部法経学科となる[4]。
1946年 法文学部から独立し法経学部を設立。法律学科、政治学科、経済学科を設置[4]。
1948年 新制同志社大学経済学部に改組[4]。
1999年 経済学部経済学科となる[4]。
学科
経済学科[2]
入学定員893人[2]
刊行物
「経済学論叢」
学部長
宮本大
著名な出身者
政治
井上一成 - 元郵政大臣、元大津市長
田端正広 - 元総務副大臣
森岡正宏 - 元厚生労働大臣政務官
樽井良和 - 元衆議院議員、元参議院議員
谷村啓介 - 元衆議院議員、元岡山県議会議員
斎藤アレックス - 衆議院議員
新坂一雄 - 元参議院議員
長谷部誠 - 由利本荘市長、元秋田県議会議員
松丸修久 - 守谷市長、元守谷市議会議長
和田愼司 - 小松市長
山脇実 - 元豊川市長、元豊川市議会議長
千代松大耕 - 泉佐野市長、元泉佐野市議会議長
福岡憲宏 - 香芝市長
阪口伸六 - 高石市長、元高石市議会議員
魚谷哲央 - 元維新政党・新風代表
経済
伊藤滋 - マルハニチロ社長、日本冷凍食品協会会長、元日本冷蔵倉庫協会会長
井筒雄三 - 日本電気硝子元社長、元会長、ガラス産業連合会元副会長
井上礼之 - ダイキン工業会長、元社長、関西経済同友会代表幹事、元関西経済連合会副会長
岩崎隆 - ノリタケカンパニーリミテド元社長、中部経済同友会元代表幹事
大倉敬一 - 月桂冠元社長
貸谷伊知郎 - 豊田通商社長、日本貿易会副会長
河合映治 - セリア社長
川勝泰司 - 南海電気鉄道元社長、南海電気鉄道元社長川勝傳の長男
北井啓之 - ダイキン工業元社長
貴納順二 - プリマハム元社長、元大阪市代表監査委員
小嶋淳司 - がんこフードサービス創業者・元社長、日本フードサービス協会元会長、関西経済同友会元代表幹事