吉良吉田駅
駅舎(2023年10月)
きらよしだ
KIRA YOSHIDA
吉良吉田駅(きらよしだえき)は、愛知県西尾市吉良町吉田船戸5にある、名古屋鉄道(名鉄)西尾線・蒲郡線の駅である。駅番号はGN13。 西尾線および蒲郡線の始発・終着駅である。以前は両線間で一体運用されていたが、2008年(平成20年)6月29日ダイヤ改正により、当駅で完全に運転系統が分断された。また、西尾線特急列車の当駅への乗り入れはなくなり、代わりに急行列車(西尾駅 - 当駅間は各駅停車)が乗り入れるようになった。 蒲郡線では、終日当駅始発のワンマン運転になり、旧三河線ホーム(2番線)に乗り換え改札口が設置された。また、3・4番線各ホームへの待合室の設置工事も行われ、各ホームへの車椅子対応スロープも整備された。 当駅の西尾線ホームは急カーブ上にあるため1000系は入線できず(1000系は西尾止まりの特急列車にのみ使用)、当駅に乗り入れる特急列車には1600系・8800系(1999年以前は7000系も)が使用されていた。 現行ダイヤでは西尾線は名古屋本線直通の急行列車(基本的に佐屋駅または弥富駅まで運行)、蒲郡線はワンマン普通列車が日中それぞれ1時間2本ずつ発着しており、相互に連絡している。 2023年3月のダイヤ改正で、当駅を始発とする特急列車が平日に1本復活している。 西尾鉄道が同社線(後の名鉄西尾線)を開通したときに開業した初代吉良吉田駅。現在の駅から0.3km西尾寄り(現・吉田公園付近)に存在した。 三河鉄道が同社線(後の名鉄三河線)を開通したときに開業した旧・三河吉田駅。
概要
歴史
旧・吉良吉田駅
1915年(大正4年)8月5日 - 西尾鉄道の横須賀口(後の鎌谷駅付近) - 吉良吉田間開通時に開業。開通時は軌間762mm・非電化。
1916年(大正5年)2月12日 - 吉良吉田 - 吉田港間が開通し、途中駅となる。
1926年(大正15年)12月1日 - 西尾鉄道が愛知電気鉄道へ合併したことにより同社の駅となる。
1928年(昭和3年)10月1日 - 西尾線(旧線)西尾 - 吉良吉田間を直流600V電化及び1067mmへ改軌、吉良吉田 - 吉田港間を廃線。
1942年(昭和17年)12月28日 - 西尾線吉良吉田 - 三河吉田間開業。
1943年(昭和18年)2月1日 - 三河吉田駅への統合に伴い廃駅となる[1]。
現・吉良吉田駅
1928年(昭和3年)8月25日 - 三河鉄道の神谷(後の松木島) - 三河吉田間開通時に開業[2]。
1942年(昭和17年)12月28日 - 西尾線(旧)吉良吉田 - 三河吉田間が開業。
1943年(昭和18年)2月1日 - (旧)吉良吉田駅が三河吉田駅に統合される[1]。
1945年(昭和20年)1月13日 - 三河地震により駅舎被災[3]。
1960年(昭和35年)11月1日 - 吉良吉田駅に改称[2]。
1969年(昭和44年)度 - 貨物営業廃止[4]。
1984年(昭和59年)5月 - 駅舎の一部が焼失。
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