吉良吉田駅
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吉良吉田駅
駅舎(2020年3月)
きらよしだ
KIRA YOSHIDA


所在地愛知県西尾市吉良町吉田船戸5.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度47分39.6秒 東経137度4分15.8秒 / 北緯34.794333度 東経137.071056度 / 34.794333; 137.071056座標: 北緯34度47分39.6秒 東経137度4分15.8秒 / 北緯34.794333度 東経137.071056度 / 34.794333; 137.071056
駅番号GN  13 
所属事業者名古屋鉄道
駅構造地上駅
ホーム3面3線
乗降人員
-統計年度-2,211人/日
-2020年-
開業年月日1928年(昭和3年)8月25日*
乗入路線 2 路線
所属路線西尾線
キロ程24.7 km(新安城起点)
◄GN12 上横須賀 (4.2 km)
所属路線蒲郡線
キロ程0.0 km(吉良吉田起点)
(3.2 km) 三河鳥羽 GN14►
備考駅員配置駅
*三河鉄道の三河吉田駅として開業
吉田臨港線(0.4km) 吉田港(貨)►
キロ程:0.0km(吉良吉田起点)
所属事業者:愛知電気鉄道
廃止年月日:1928年(昭和3年)10月1日三河線松木島 (2.7km)
キロ程:34.9km(知立起点)
廃止年月日:2004年平成16年)4月1日
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吉良吉田駅(きらよしだえき)は、愛知県西尾市吉良町吉田船戸5にある、名古屋鉄道(名鉄)西尾線蒲郡線である。駅番号はGN13。全ての列車が停車する。
概要

西尾線および蒲郡線の始発・終着駅である。以前は両線間で一体運用されていたが、2008年平成20年)6月29日ダイヤ改正により、当駅で完全に運転系統が分断された。また、西尾線特急列車の当駅への乗り入れはなくなり、代わりに急行列車(西尾駅 - 当駅間は各駅停車)が乗り入れるようになった。

蒲郡線では、終日当駅始発のワンマン運転になり、旧三河線ホーム(2番線)に乗り換え改札口が設置された。また、3・4番線各ホームへの待合室の設置工事も行われ、各ホームへの車椅子対応スロープも整備された。

当駅の西尾線ホームは急カーブ上にあるため1000系は入線できず(1000系は西尾止まりの特急列車にのみ使用)、当駅に乗り入れる特急列車には1600系・8800系(1999年以前は7000系も)が使用されていた。

現行ダイヤでは西尾線は名古屋本線直通の急行列車(基本的に佐屋駅または弥富駅まで運行)、蒲郡線はワンマン普通列車が日中それぞれ1時間2本ずつ発着しており、相互に連絡している。
歴史
旧・吉良吉田駅

西尾鉄道が同社線(後の名鉄西尾線)を開通したときに開業した初代吉良吉田駅。現在の駅から0.3km西尾寄り(現・吉田公園付近)に存在した。

1915年大正4年)8月5日 - 西尾鉄道の横須賀口(後の鎌谷駅付近) - 吉良吉田間開通時に開業。開通時は軌間762mm・非電化。

1916年(大正5年)2月12日 - 吉良吉田 - 吉田港間が開通し、途中駅となる。

1926年(大正15年)12月1日 - 西尾鉄道が愛知電気鉄道へ合併したことにより同社の駅となる。

1928年昭和3年)10月1日 - 西尾線(旧線)西尾 - 吉良吉田間を直流600V電化及び1067mmへ改軌、吉良吉田 - 吉田港間を廃線。

1942年(昭和17年)12月28日 - 西尾線吉良吉田 - 三河吉田間開業。

1943年(昭和18年)2月1日 - 三河吉田駅への統合に伴い廃駅となる[1]

現・吉良吉田駅

三河鉄道が同社線(後の名鉄三河線)を開通したときに開業した旧・三河吉田駅。

1928年(昭和3年)8月25日 - 三河鉄道の神谷(後の松木島) - 三河吉田間開通時に開業[2]

1942年(昭和17年)12月28日 - 西尾線(旧)吉良吉田 - 三河吉田間が開業。

1943年(昭和18年)2月1日 - (旧)吉良吉田駅が三河吉田駅に統合される[1]

1945年(昭和20年)1月13日 - 三河地震により駅舎被災[3]

1960年(昭和35年)11月1日 - 吉良吉田駅に改称[2]

1969年(昭和44年)度 - 貨物営業廃止[4]

1984年(昭和59年)5月 - 駅舎の一部が焼失。同年9月1日に改装[5]

2004年平成16年)4月1日 - 三河線・碧南 - 吉良吉田間廃止[2]

2005年(平成17年)1月28日 - 特急・急行の蒲郡線直通と当駅からの昼間の特急の運転を廃止。

2008年(平成20年)6月29日 - トランパス導入。同時に西尾線 - 蒲郡線の直通を廃止したため、当駅で運行系統が完全に分断された。また2番線に乗り換え改札口を設置し、蒲郡線発着線として使用再開[6]。当駅への特急の乗り入れも無くなった。

2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始(上記の通り蒲郡線は使用不可)。

2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。


1943年当時の配線略図[7]。廃止された吉田港駅も側線として記載されている。

吉良吉田駅と三河吉田駅の位置関係
帰属:国土交通省「国土画像情報(カラー空中写真)」
配布元:国土地理院地図・空中写真閲覧サービス


三河線廃止直前の2番線(2004年2月)

駅構造

1・2番線は3両編成、3・4番線は4両編成対応の3面3線の地上駅で、終日駅員配置駅。3・4番線は、蒲郡線と西尾線を接続させるために、線路は半径160mで大きく湾曲している。4両編成の場合、2両目と3両目で、また3扉車が3番線に停車した場合、中扉の箇所でホームと列車の間が特に広く開く。自動券売機自動改札機、簡易列車案内が設置されている。自動放送は導入されておらず、構内放送は駅係員が適宜行っている。

なお、2番線には乗り換え改札口が設置されているため、西尾線と蒲郡線を乗り継ぐ場合は、一度乗車券や定期券を用意しなければならない。また、蒲郡線はmanaca・相互利用ICカードが利用できないので、いずれかのカードを使用する際は乗り換え改札口で蒲郡線の下車駅の申告または蒲郡線内の駅の自動券売機(または乗車駅証明書発行機)で発行した乗車駅証明書を渡す必要がある。

西尾線の3・4番線ホームと蒲郡線の2番線ホームは、やや鋭いL字形に配置されている。旧三河線の線路は一部を残し留置線として利用されている。旧三河線(碧南方面行き)のホームについては、2004年の廃止後に一時期、進入禁止の処置がされていたが、現在は蒲郡線の電車が使用する。西尾線と蒲郡線の直通運転がなくなったため、どちらのホームの駅名標も、隣接駅の一方が空白になっている(検査や車両交換などに備えて線路は繋がったままになっており、車止めは1・2番線碧南寄りにしかない)。

2番線の先、車止めまでの間に踏切があるが、これは2004年に廃止された旧三河線の跡である。2番線に蒲郡線の電車が到着すると警報機が鳴って遮断機が下がるが、通常電車が通過することはない。

のりば番線路線行先備考
1(旧三河線)ホームには「1」の数字や屋根や点字ブロックはなく、営業利用されないが、留置線として使用されている。吉良吉田 - 碧南間が廃止されて以降、碧南寄りの車止めまでの距離が短くなった。
2GN 蒲郡線蒲郡ゆき[8]3両分あり、ホームと車両床面との高さの差が約24cm生じる。


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