吉良吉影
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吉良 吉影
ジョジョの奇妙な冒険』のPart4
ダイヤモンドは砕けない』のキャラクター
登場(最初)原作・36巻・Part4「岸辺露伴の冒険 そのD」
アニメ
作者荒木飛呂彦
声優小山力也
森川智之
プロフィール
性別男性
親戚吉良吉廣(父)
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吉良 吉影(きら よしかげ)は、荒木飛呂彦漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する架空の人物。

Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場する吉良と、Part8『ジョジョリオン』に登場する吉良は別人であるが、本記事では両方の吉良について解説する。
人物
Part4『ダイヤモンドは砕けない』

担当声優小山力也ASB版EoH版) / 森川智之テレビアニメ版)。
特徴
1966年1月30日生まれ(1999年に33歳)。血液型A型身長175cm。体重65kg。D学院大学文学部[1]デパート「カメユーチェーン」に勤務している。住所については免許証では「杜王町浄禅寺1-128」、康一のセリフでは「杜王町浄禅寺1-28」、アニメでは「杜王町勾当台1-128」とブレがある。表向きは平凡なサラリーマンとして生活しているが、その正体は生まれながらに殺人衝動を持ち、手の綺麗な女性を48人も殺してきた連続殺人鬼。スタンド能力「キラークイーン」により遺体などの証拠を隠滅してきたので、鈴美以外の被害者は行方不明者として扱われている。女性の綺麗な手に対し異常な執着を示す性的嗜好の持ち主で、子供のころモナリザの肖像画に描かれている手を見て勃起したときに初めてその嗜好を自覚した。自らが「植物の心のような人生」と表現する「平穏な生活」を送ることを信条としており、「きりがなく、ストレスや面倒事の元となる」という理由で闘争を嫌っているが、同時に「もし戦ったとしても誰にも負けない」という自信・自負を持っている。その為か、後述するように手首を持ち歩き、公共の場で警戒しているとはいえ、手首をさらすなど、かなり大胆な行動をとっている。その一方で社会生活においては高い能力を隠して凡庸にふるまい、目立たない立場を貫いている。同僚の一人からは「仕事は真面目でそつなくこなすが、今ひとつ情熱が無い」「これといって特徴の無い、影の薄い男」と評されている。出世コースからも外されているが、当人は「出世は気苦労のほうが多い」と考えている。品のある雰囲気と端正な顔立ちのため、女性には好意を持たれるが、誘いを平気で断っている。学生時代は鍛えていたが、社会人になってからは体力がやや低下しており、スタンド戦での苦戦で「運動不足を実感した」と語った。平穏な生活を体現する一方で、殺害した女性の手首だけを切り取って密かに持ち歩き、その手に話しかけたり食べ物を持たせたりといった常軌を逸した行動を取る。狙った女性だけではなく、自身の殺人行為を知った人間も、父・吉廣を除いて証拠隠滅のために例外なく抹殺している。持ち歩く手首は臭いがきつくなってきたなどのタイミングで「手を切る(=処分する)」。そして他の女性を選んで殺し、切り取った手首を再び持ち歩く生活を繰り返している。自身のの伸び率をノートに記録し、切った爪を小瓶に保存する趣味がある。爪の伸びが早い時期には殺人衝動を抑えることができなくなり、特に殺人欲求が高まったときには目に見えるほどの異常な速さで音を立てながら爪が伸びる。また、この行為は殺しの体調を占う意味も持ち、一年に30cm以上爪が伸びる時期は「絶好調」とノートに記されていた[2]。絶望した時は血が出るほど爪を噛むという癖もある。几帳面で神経質な面があり、広瀬康一を追い詰めた際にはすぐにとどめを刺さず、逃げることもせずに援軍が来る時間ギリギリまで「赤っ恥をかかされた仕返しをしないと精神衛生上良くないから」という理由で嬲ってから殺そうとする、瀕死の康一の靴下が裏返しになっているのを見てとどめを刺す前にわざわざ履き直させるなどの行為に出た。生まれ育った杜王町を「これ以上素晴らしい所はない」と愛しており、川尻早人を殺害し父・吉廣から別地への逃亡を促されたときも、「追手を気にして安心できない生活を送るのはまっぴらだ」と激しく拒絶している。目立たない人生を心がける一方で、ファッションに対しては強いこだわりが窺える。ルビアムやヴァレンティノのスーツ、猫のドクロをあしらったネクタイを好んで身に着けていた。他にも「彼女」である切り取った手首にオブレイの腕時計[3]を買ってやるなど、身の回り品に人並み以上に気を使っており、そのための出費は厭わない。結果的にそのこだわりが隙となって承太郎に追跡を許した。
Part4以前
高い能力を持ちながらあえて隠して生きてきた。子供の頃から、様々な分野で狙って3位を取り、妬まれずバカにもされず、さらに何が得意なのか他人にはわからないようにしてきた。1983年8月13日に、17歳で最初の犯行を犯す。杉本家に侵入して、杉本鈴美と両親、および飼い犬のアーノルドを殺害する。この事件の生存者が、4歳の岸辺露伴である。殺人事件として捜査はされたものの、結局事件は迷宮入りして吉良が逮捕されることはなかった。その後、父の吉廣がエンヤ婆から入手した「弓と矢」によって、スタンド能力「キラークイーン」を得る。これによって、犯行の証拠を隠滅することが可能となり、凶行を重ねる。両親が死去したことで一人暮らしとなるが、父は死後に幽霊となり吉影を支援していた。
劇中での活躍
被害者女性の手首を愛でながら外で昼食をとっていた際、一匹の野良犬に動揺して思わずベーカリー「サンジェルマン」の紙袋に手首を隠す。その紙袋を矢安宮重清に自分のものと間違えられて持ち去られる。取り戻すべくぶどうヶ丘中学へと向かうが、最終的に紙袋の中身を目撃されてしまう。人生初の他スタンド使いとの闘いになり、証拠隠滅のために重清を爆殺。しかし、重清は死の間際にスタンド「ハーヴェスト」で吉良の服のボタンを手に入れており、その唯一の手掛かりを頼りに重清の友人の東方仗助・虹村億泰らは犯人探しを始める。なくしたボタンの修繕を頼んだ靴屋「ムカデ屋」に訪れた空条承太郎と広瀬康一に、キラークイーン第二の爆弾「シアーハートアタック」を差し向け、承太郎に重傷を負わせる。


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