日本の政治家吉良 佳子きら よしこ
生年月日 (1982-09-14) 1982年9月14日(41歳)
出生地 日本 高知県高知市
出身校早稲田大学第一文学部
前職宝印刷社員
田村智子(現参議院議員)秘書
現職日本共産党東京都委員会 雇用と就活対策室長
所属政党日本共産党
称号学士(文学)
配偶者松嶋祐一郎(目黒区議会議員)
親族父・吉良富彦(高知県議会議員)
公式サイト吉良よし子 参議院議員 日本共産党
吉良 佳子(きら よしこ、1982年9月14日 - )は、日本の政治家、参議院議員。日本共産党中央委員、常任幹部会委員、青年・学生委員会責任者。同党東京都委員会 雇用と就活対策室長。選挙運動等では吉良よし子の表記も使用する。
父は高知県議会議員(日本共産党・高知市選出)の吉良富彦[1]、夫は目黒区議会議員の松嶋祐一郎(日本共産党)。2019年 高知県高知市出身[2]。父親は元小学校の教員で高知県議会議員の吉良富彦。母親も小学校の教員だった[3]。幼い頃、戦争の絵本を読んでショックを受け、普通の飛行機も怖がるようになった時に日本に憲法9条があること、戦争中にも戦争に反対し続けた政党、日本共産党があることを母に教えられ日本共産党を支持しようと心に決めた[4]。 高知県立高知追手前高等学校卒業[2]。2004年に早稲田大学第一文学部(日本文学専修)卒業[2]。 東京都豊島区の宝印刷で4年間、「企業の社会的責任」の報告書作成支援の仕事をした[5]。 2009年7月に実施された東京都議会議員選挙に日本共産党公認で豊島区選挙区から立候補。17,683票を獲得するも、次点で落選[6]。 2013年7月に実施された第23回参議院議員通常選挙に日本共産党公認で東京都選挙区から立候補。703,901票を獲得し、3位で当選。日本共産党としては12年ぶりとなる東京都選挙区での議席獲得となった[7](東京都選挙区が5人区になってから3位当選した共産党議員は初めてである)。 2014年1月、日本共産党第26回大会で准中央委員に選出され[8]、2017年1月の日本共産党第27回大会で中央委員に選出された。 2019年7月の第25回参議院議員通常選挙では、東京都選挙区で706,532票を獲得して3位で再選した[9][10][11]。 2020年1月の第28回党大会第1回中央委員会総会で幹部会委員に選出され、第1回幹部会で常任幹部会委員に選出された[12]。
経歴
政策・主張
就職氷河期世代の自身の経験から、ブラック企業対策を始めとする雇用問題に力を入れている[13]。
裁量労働制の導入に反対しており、2018年3月18日にエキタス主催で行われた街宣に日本共産党を代表してスピーチした[14]。
原発は日本に必要でないとしており[15]、2015年3月8日に国会議事堂前で行われたNo Nukes Day 反原発??統一行動に志位和夫委員長・池内沙織衆院議員・藤野保史衆院議員と共に参加し、壇上で挨拶した[16]。
日本国憲法第9条の改正に反対[15]。
憲法改正の発議の要件である衆参両院の「3分の2以上の賛成」を「過半数の賛成」に引き下げるための日本国憲法第96条の改正に反対[15]。
集団的自衛権の行使を禁じた内閣法制局の憲法解釈の見直しに反対[15]。
日本における一院制の導入に反対[15]。
沖縄県宜野湾市の普天間飛行場は「国外に移設すべき」としている[15]。
日本の核武装について「将来にわたって検討すべきでない」としている[15]。
内閣総理大臣の靖国神社への参拝に反対[15]。
村山談話、河野談話の見直しに反対[15]。
原子力発電の外国への輸出に反対[15]。
死刑制度に反対[15]。
選択的夫婦別姓制度導入に「賛成」[17][18][19]。