吉田謙
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吉田 謙

名前
カタカナヨシダ ケン
ラテン文字YOSHIDA Ken
基本情報
国籍
日本
生年月日 (1970-03-01) 1970年3月1日(54歳)
出身地東京都国立市
身長178cm
選手情報
ポジションDF / MF
ユース
?CAジュベントス
1982-1984読売クラブジュニアユース
1985-1987読売クラブユース
?日本体育大学
クラブ1
年クラブ出場(得点)
読売ジュニオール
NKK
1994-1996甲府クラブ
不明→熊本のクラブ
1997-1998ジヤトコ
監督歴
2015-2019アスルクラロ沼津
2020-ブラウブリッツ秋田
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj
自筆サインとクラブスローガン

吉田 謙(よしだ けん、1970年3月1日 - )は、東京都国立市出身の元サッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはディフェンダーミッドフィールダー
経歴

小学生時代は、国立SSSに所属し、「サッカーと共に生きる」[1] 生活を送る。ダイヤモンドサッカーを録画して何回も見たり、サッカーマガジンサッカーダイジェストを発売日に購入し、熟読していた。中学二年生になると、三浦知良が所属していたブラジルCAジュベントスに単身留学。「魔法のようなグラウンドや練習」は皆無で、基礎の徹底と積み上げの大切さを実感する[2]。1987年10月号のサッカーマガジンでは、「178cmの長身を生かしたヘディングに威力を発揮するディフェンダーで、ロングスローも大きな武器」と吉田の読売ユース時代が紹介されている。

2006年に公認A級コーチ[3]2009年JFA 公認S級コーチのライセンスを取得。2015年よりアスルクラロ沼津の監督に就任した[4]。2018年Jリーグ優秀監督賞(J3)を受賞。2019年11月27日、今シーズン限りで監督を退任すると発表された[5]

2019年12月16日、ブラウブリッツ秋田の監督に就任した[6]。就任挨拶において掲げたいキーワードとして「秋田一体」「攻守一体」を上げ、「攻撃をしているけれども守備もしている」「守備をしているけれどもそれは攻撃のためである」と解説した[7]。指導方針としては、「礼儀正しさは最高の攻撃力」[8]「茶髪等禁止」 「挨拶は先手必勝」と他クラブとは異なっている[9]。また「大波のごとくゴールになだれ込む」といった表現や「ロケットアタック」[10]「言葉を殴る」(言葉を厳選するの意)[11] などの造語で戦術が要約されている[12]。連勝中も「高い山を登り続けよう」と話し、全く「魔物を入れる空き」がなかった[13]。2020年、21勝10分3敗の圧倒的な成績で、J3優勝を果たす。「積み重ねたレンガが、後ろを向いたらお城になっていた」と吉田自身の気持ちを表現した。統計的に分析すると、パス成功数、ボール支配率は最下位であり[14]、日頃から「かっこいい横パスやドリブルはいらない。前に刺せ!」[8] といった言葉で戦術を組み立てていた。日常の練習についても強いこだわりがあり、「すべては日常、勝負の神は日常に宿る」[15]「紙一重の差を埋めるために、紙一重の練習を続ける」[16]「覚悟ある継続こそ最高の価値」「日頃からチーム皆で同じ絵を描いてそれを極めていく、極めに限界はない」[17]「魂際は強い気持ちの方にボールが転がる。日常から予測、決断をしっかりすること。チームをコンパクトに保ち、魂際の魂際まで、こぼれのこぼれまでマイボールにする力。日常から心を止めない、足を止めない努力」[18]「守備に不調はない。全ての試合、練習、失敗を血肉とする力があります」「守り抜くという気迫がオーラ、空気となって、強固な塊となる。立ち位置、ボールへのファイト、セカンドボール。 それを日々磨き続ける。それが大事」[19] と発言する。秋田市山王のブラウブリッツ事務所には、本好きの吉田の書物を集めた「吉田図書館」がありスタッフが読めるようになっている[8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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