吉本超合金F
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吉本超合金F
ジャンル
バラエティ番組
出演者FUJIWARA
ほか
製作
プロデューサー岩谷哲幸
山田桂子
ほか
制作テレビ大阪
吉本興業

放送
放送国・地域 日本

2001年3月まで
放送期間2000年7月9日 - 2001年3月25日
放送時間日曜 24:20 - 25:15
放送分55分
回数36

2001年4月以降
放送期間2001年4月1日 - 2002年9月29日
放送時間日曜 24:35 - 25:30
放送分55分
回数75
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『吉本超合金F』(よしもとちょうごうきんエフ)は、一部テレビ東京系列局びわ湖放送で放送されていたテレビ大阪吉本興業共同製作のバラエティ番組。全111回。製作局のテレビ大阪では2000年7月9日から2002年9月29日まで、毎週日曜深夜に放送。
概要

FUJIWARAの2人が毎回街へ繰り出しては面白ロケを敢行していた深夜番組。収録の殆どをロケで行うロケ番組であり、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}FUJIWARAをロケ芸人に仕立てていった番組である[独自研究?]。前身番組の『吉本超合金』ではFUJIWARAと2丁拳銃がメインを務めていたが、2丁拳銃の東京進出が決まったため、新番組としてリニューアルしたのがこの『吉本超合金F』である。放送第1回目では、藤本敏史の「パワーダウン間違いなし!」と半ば自虐的な発言から始まった。

番組は『吉本超合金』の流れを継承し、素人のおっちゃんやおばちゃんを弄る、アポイントメント無しでゲリラロケを敢行する、企画内容をタレントに知らせない、台本が無い、嘘の企画を伝える、公共の河川敷で大量の火薬を実験せずに爆破する、番組内で「LOVEゲーム」と呼ばれる罰ゲーム類をスタッフが事前にチェックせず、ぶっつけ本番でタレントに行わせるなどしていた。他にもうどんやケーキ等の食べ物を粗末にしたり、出演者が全裸になった姿を放送したため、PTAの「子どもに見せたくない番組」の関西地区版では、全国放送の番組である「めちゃイケ」や、「ロンドンハーツ」と並んでトップ5に入ったこともある[1]。また、このランキングを逆手に取った企画を放送したこともある。

実施する企画の内容によっては、FUJIWARA以外の芸人が仕切ることもあった(竹若元博バッファロー吾郎)、高橋茂雄サバンナ)、陣内智則など)。また、テコンドー東アジアチャンピオンの有田充臣やパンクラス美濃輪育久等の格闘家が出演することもあり、芸人が格闘家を相手にガチンコで対決するという無謀な企画を行ったこともある。

番組の冒頭では毎回、藤本が一発ギャグ的な雄叫びを上げ、それをきっかけに番組がスタートしていた。番組の流れとしては、baseよしもと前でロケのオープニングを行い、そこからロケ現場へ移動して撮影を始めるというものであった。1時間番組にしてはロケ時間は非常に長かったらしく、オープニング時には早朝であっても、エンディング時には深夜という状況がよく見られた。エンディングテーマのクレジット等の表記は無かったが、T.M.Revolutionの歌が主に使用されていた。

2001年4月15日放送分からは「インタラクティブエンターテイメントロケバラエティー」と称し、視聴者からのリクエストに応じたロケも行うようになった。また、放送中期に差し掛かると、意味も無く頻繁にLOVEゲームを行うようになった。LOVEゲームの執行人は、FUJIWARAよりも若手の芸人や素人が担うことが多かった。

最終回では、感動系番組でよく見られるような長距離マラソン企画を実施した。内容は、FUJIWARA自らが100キロメートルという長大なマラソンにチャレンジし、ゴールであるフェスティバルゲートを目指すというものである。特にお互いが走る距離を決めずに、走れなくなったら交代するといういい加減な内容でスタートしたため、交代の度に2人の間で小競り合いが起きた。また、ゴール500メートル手前でどちらがゴールするかでも、同様に小競り合いが起こった。マラソン自体は医師が同伴する、それなりに本格的なものであったが、治療を受けている無防備な状態の相方を攻撃したり、藤本が医師を待たずに自分でテーピングを剥がしたため、生皮を剥いでしまったりとハプニングは絶えなかった。道中には、今までゲストとして出演した吉本タレントを含め、原西、藤本親子などが出演し、FUJIWARAにとても微妙な声援を送った。ゴールであるフェスティバルゲートには、『吉本超合金』出演時に共演していた2丁拳銃が待機しており、最後に2丁拳銃との感動の再会を果たす、というエンディングが用意されていた。「終着であるゴールへ到着した2人は、再会により2人だった頃の原点へ戻り新たなスタートを切る」という、普通なら涙を誘う内容で締め括られるはずが、吉本超合金らしく特に感動は無くグダグダのまま終了した。ちなみに、番組の最後を締め括った台詞は、『吉本超合金』の第1回放送時に藤本が発した雄叫び「んんん?! ストライーク!」である。

番組の終了後、同日曜深夜枠では替わってケンドーコバヤシをメインに据えた後継番組『吉本超合金K・ケンコバ大王』がスタートした。そしてFUJIWARAの2人は、かつて『吉本超合金』が放送されていた水曜深夜枠で始まったコント番組『吉本もののけバラエティー 妖怪ブッサイくん』を担当した。

2017年9月17日に吉本超合金F2017として15年ぶりに特番として放送された。
出演者
FUJIWARA
藤本敏史(ふじもと としふみ)
この番組に出演する若手芸人たちの言わばリーダー的存在。若手芸人の面倒見も非常に良いらしく、悩み相談を受けたりもしているらしい。しかし、大変なヘタレであるという一面も持つ。番組でもその事がフィーチャーされ、ドリフトカーに無理やり乗せられてヘタレを克服するという企画が行われたが、結局直らなかった上、嫌になって逃げようとして下半身が深いドブにはまったりと散々な目に遭った(藤本は2丁拳銃のいた『吉本超合金』時代にもロケ中にドブにはまったことがある)。また、ツッコミという立場であるにもかかわらず、ギャグ(申し訳ない・マ?!)を作ったり、原西のギャグをパクったりと積極的に笑いを取りに行こうとする。その事がきっかけで原西と口論になった事もある。野性爆弾城野の家で『KAZEの谷のNEWシカ』というタイトルのアダルトビデオを見つけ、そこからNEWシカというキャラクターが出来た。あだ名は「フジモン」(番組内のテロップなどにも使用)、原西のみ「おとち」と呼ぶ。
原西孝幸(はらにし たかゆき)
顔がゴリラに似ているという事から、番組内で「ラリーゴ」と呼ばれていた。突然、意味不明の動きで笑いを取る事を得意とする。また、力が強く、この番組に出演する若手芸人の中では最強クラスのパワーを誇り相撲が得意。しかし、「有言実行超合金」でサバンナの八木とのガチンコバトルに負け、後輩に土下座するという屈辱を味わった事もある。藤本がギャグを作ったりすることを腹立たしく感じている。女性が大の苦手であることから、女性のヌードをデッサンさせられたことがあるが、まったく何が描いてあるか分からない状態だった。愛猫(オス)と結婚させられたことがある。後輩の若手芸人と積極的に付き合う相方の藤本に対し、原西は後輩の若手芸人とは深く付き合おうとせず、仕事が終わればさっさと家に帰ってしまうため、私生活が謎だとされた。そんな私生活を探るため、原西自身が抜き打ち家庭訪問企画の最初の餌食になったり、隠しカメラで私生活を盗み撮りされたりしている。また、大変な酒豪で知られているが、深酒が原因でロケに遅刻したり、マンションの階段から転げ落ちて鎖骨を骨折するという重傷を負ったこともある。二人の発言テロップの色は2001年3月までは「吉本超合金」時代の白縁の青色を反転させた黒縁のオレンジ色。2001年4月からは藤本が黒縁のオレンジ色、原西が黒縁の黄緑色になった。
ゲスト出演者

バッファロー吾郎

雨上がり決死隊

COWCOW

サバンナ

次長課長

ハリガネロック

シャンプーハット

ますだおかだ

スキヤキ - コンビを解散して土肥のピンでの出演もあり

2丁拳銃

ロザン

なかやまきんに君

松本康太レギュラー

たむらけんじ

友近

陣内智則

$10

あいはら雅一メッセンジャー

岡友美(青空

山田大介(ストリーク

キングコング


ランディーズ

スミス夫人

野性爆弾

オール巨人オール阪神・巨人

桂きん枝

中田ボタン

月亭八方


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