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吉岡徳仁 (Tokujin Yoshioka)
吉岡徳仁
誕生日1967年(56 - 57歳)
国籍 日本
ウェブサイト ⇒http://www.tokujin.com
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吉岡 徳仁(よしおか とくじん、1967年 - )は、日本のデザイナー、アーティスト。プロダクトから建築、現代美術において活動している。
国際的な賞を多数受賞し、作品は世界の主要美術館に永久所蔵されている。2020年東京オリンピックでは聖火リレートーチのデザインを担当[11]。 1967年佐賀県生まれ。幼少時代からレオナルド・ダ・ヴィンチの影響を受け、油絵などの絵画を学び、科学に興味をもつ。 1986年に桑沢デザイン研究所を卒業後[1]、倉俣史朗と三宅一生のもとでデザインを学び、2000年に吉岡徳仁デザイン事務所を設立。[2] グローバル企業のデザインを数多く手がけ、ISSEY MIYAKEをはじめ、カルティエ、スワロフスキー、ルイ・ヴィトン、エルメス、TOYOTAなどと、コラボレーションをしている。毎年イタリアで開催されるミラノサローネ国際家具見本市(Salone del Mobile Milano)[3]では、Kartell、Moroso、Glas Italia、Driadeなどの家具ブランドと新作を発表。 作品は、ニューヨーク近代美術館、ポンピドゥー・センター (国立近代美術館)、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館など、世界の主要美術館に永久所蔵されている[4]。 アメリカNewsweek誌による「世界が尊敬する日本人100人」に選出[5]。 Design Miami/Designer of the Year、Elle Deco International Design Awards/Designer of the Year、Maison & Objet/Creator of the Yearなどを受賞している[2]。 自然構造の椅子 2001年ー「 Water Block ? ガラスのベンチ 」 2002 紙の椅子「Honey-pop」(2001)は、平面から立体へと変化する椅子。わずか1センチに積層させた120枚の薄紙を広げることでハニカム(蜂の巣)構造となり、人が座ることで形状が固定され完成する。[6]「PANE chair」(2006)は、植物の繊維構造のように、1ミリの細い繊維が絡みあうことで構造を生み出している。制作プロセスは、繊維の塊を紙管に入れ、まるでパンを焼くように釜に入れ、熱をかけることで、椅子の形状が記憶される。[7]自然結晶の椅子「Venus ? 結晶の椅子」(2008)は、水槽の中で自然結晶を成長させることで結晶構造を生み出し、椅子へと変化させる作品。 ガラスプロジェクト 2002年ー 光学ガラスを使用した美しいベンチ「Water Block」(2002)、「Transparent Japanese House」(2002)、雨に消える椅子「Chair that disappears in the rain」(2002)、「Waterfall」 (2005-2006)、「ガラスの茶室 ? 光庵」(2011)、「Water Block - PRISM」(2017)などの作品を発表している。ガラスのベンチ「Water Block」は、2011年よりパリのオルセー美術館に展示されている。[8]パリ オルセー美術館 「 Water Block - ガラスのベンチ 」 2002 オルセー美術館 2011年ー パリのオルセー美術館において、印象派ギャラリーのリニューアルプロジェクトに参加。マネやドガ、モネ、セザンヌ、ルノワールに代表される印象派の絵画とともに、ガラスのベンチ「Water Block」10作品が常設展示され、使用されている。
人物・略歴
代表作品