吉岡 みね子(よしおか みねこ、1948年 - )は、日本のタイ文学者。本名・峯子。 長崎市生まれ。1971年奈良女子大学文学部英文科卒、社団法人日泰貿易協会入社(81?83年バンコク日本人学校教諭)。同協会機関誌「タイ国情報」編集長、天理大学国際文化学部准教授、2009年定年退職。同大学「サテライト」語学教室講師、広島タイ交流協会顧問[1]、東大阪大学教授[2]。
経歴
著書
『文学で読むタイ 近代化の苦悩、この百年』創元社 1993
『タイ文学の土壌 思想と社会』渓水社 1999
『タイ国家と文学』溪水社 2010
翻訳
スワンニー・スコンター『サーラピーの咲く季節』吉岡峯子訳 段々社 現代アジアの女性作家秀作シリーズ 1983
ドゥアンチャイ『業の罠』大同生命国際文化基金 アジアの現代文戟Bタイ 1986
サティエン・チャンティマートーン『チャオプラヤー河の流れ タイ文学と社会思想』編訳 大同生命国際文化基金 アジアの現代文戟Bタイ 1987
レヌー・ワタナクン『タイ・仏教の詩』石本暁美
ワット・ワンラヤーンクーン『マプラーオの楽章』大同生命国際文化基金 アジアの現代文戟Bタイ 1989
『ナーンラム タイ作家・詩人選集』タイ国言語・図書協会編 編訳 大同生命国際文化基金 アジアの現代文戟Bタイ 1990
サクチャイ・バムルンポン『地、水そして花』大同生命国際文化基金 アジアの現代文戟Bタイ 1991
スワンニー・スコンター『サーラピーの咲く季節』吉岡峯子訳 段々社 現代アジアの女性作家秀作シリーズ 1996
『タイの大地の上で 現代作家・詩人選集』編訳 大同生命国際文化基金 アジアの現代文戟Bタイ 1999
セーニー・サオワポン『敗者の勝利』大同生命国際文化基金 アジアの現代文戟B タイ 2004
M.R.ニミットモンコン・ナワラット『幻想の国』大同生命国際文化基金 アジアの現代文戟Bタイ 2009
関連項目
アンカーン・カンラヤーナポン
ナワラット・ポンパイブーン
チラナン・ピットプリーチャー
ウィタヤーコーン・チエンクーン
アッシリ・タマチョート
脚注^ 『タイ国家と文学』著者紹介
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