吉原昌宏
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吉原 昌宏
生誕
1959年??月??日
職業漫画家
活動期間1987年 -
ジャンル青年漫画
戦記漫画
代表作『吉原昌宏作品集 1 迎撃空域』、『吉原昌宏作品集 2 ニムロッド』、『吉原昌宏作品集 3 ライカの帰還 完全版』、『吉原昌宏作品集 4 ギャロッピンググースZERO』『ミリタリー雑具箱/吉原昌宏ミリタリーイラスト作品集)』
受賞小学館ビッグコミック賞 入選(1987年
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吉原 昌宏(よしはら まさひろ、1959年 -)は、日本漫画家イラストレーター岡山県出身。主な単行本に『吉原昌宏作品集 1 迎撃空域』『吉原昌宏作品集 2 ニムロッド』『吉原昌宏作品集 3 ライカの帰還 完全版』『吉原昌宏作品集 4 ギャロッピンググースZERO』(いずれも幻冬舎コミックス刊)および『ミリタリー雑具箱/吉原昌宏ミリタリーイラスト作品集)』(大日本絵画刊)などがある[1]
作風

戦記漫画及び冒険アクション漫画を主に手がけている。ただし戦記漫画であっても冒険物的な作品が多い。この点に関して吉原は、「『軍隊組織の中で戦争をする軍人』を描くことにはあまり興味がない」旨や英国風冒険小説の影響が有る旨を述べている
[2]

兵器や軍装に関するイラストや解説記事の作画・執筆も行っている[3]

比較的少数ではあるが、宇宙船やロボット等が登場するSFアクション物の漫画やイラストも制作している[4]

アニメーション関連の仕事をしたこともあり、TVアニメ『ガサラキ』の外伝小説『DEAD POINT-死点-』(原作/高橋良輔 2000年 集英社刊)の挿絵[5]や、OVA装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』のエンディングイラスト[6]などを担当した。

作品評

「秀逸のドキュメント・コミックであり、戦後に活躍した伝説的カメラマンの物語を見事に描いたヒューマン・ドラマだ。」(『ライカの帰還』(1995年 新潮社刊) 帯 /
弘兼憲史)

「男の中の男を見たければ、すぐに頁を開くのだ!」(『吉原昌宏作品集 1 迎撃空域』2007年 幻冬舎コミックス刊 帯 / 平野耕太)

「どうせ死ぬなら、この女に撃たれて死にたい。あと、抱かれたい。一生。」(『吉原昌宏作品集 2 ニムロッド』(2007年 幻冬舎コミックス刊) 帯 / 平野耕太)

「緻密なタッチ、それを構成する線には色気を感じる」「氏は『漫画家』というより『漫画職人』だ。」(『ミリタリー雑具箱(吉原昌宏ミリタリーイラスト作品集)』(2011年 大日本絵画刊) 74頁 / こがしゅうと)

「男が男を信じられる一瞬につきあう快感 たまりません!!」(『特殊任務飛行隊 KG200』(2013年 大日本絵画刊) 帯 / 高橋良輔)

略歴

1959年
岡山県に生まれる[7]

19??年 早稲田大学卒業後、川崎汽船に入社[7]

1985年 川崎汽船を退職。その後、漫画家 弘兼憲史のアシスタントとなる[7]

1987年 小学館ビッグコミック賞に入選し、マンガ家としてデビューする[7]

1989年 『COMIC B-CLUB HERO'S』(バンダイ刊)に「POINT BLANK 第1部 予震」「POINT BLANK 第2部 集結」「POINT BLANK 第3部 始動」が掲載された(未完)[8]

1990年 「月刊カメラマン」誌(モーターマガジン社刊)5月号から「とんびの眼鏡(めがね)」を連載開始(1991年4月号まで)[9]。同作品は、雑誌掲載時の左綴じから右綴じに体裁を改めた上、1991年9月に『月刊カメラマン9月臨時増刊号 とんびの眼鏡・総集編』として出版された[10]

1990年 「B-CLUB (模型雑誌)」誌(バンダイ刊)60号及び61号に「銀河保険調査局」が掲載された[11]

1992年?1996年 ホビーデータ社によって運営された、プレイバイメールRPG及びテーブルトークRPGである「クレギオン」のためのイラストを制作[12]

1993年?1994年 「ミスターマガジン」誌(講談社刊)に「幻想の昭和史」を連載(原作は丸戸亀介)[13]

1995年 「とんびの眼鏡(めがね)」全12話中9話をセレクトし加筆・修正した『ライカの帰還』(新潮社刊)が出版された。[14]

1997年 「ウルトラジャンプ」誌(集英社刊)3月号、5月号、7月号に「ニムロッド」が掲載された[15]

1999年?2001年 「コンバットコミック」誌(日本出版社刊)1999年春号に「迎撃空域」が掲載され、以後同誌の2001年冬号まで、「ギャロッピング・グース」「クロスロード」「ギャロッピング・グースU(ローマ数字の2)」「脱出戦域(前編)」「脱出戦域(後編)」「オホートニク」「オホートニクU(ローマ数字の2)背信航路(前編)」「オホートニクU(ローマ数字の2)背信航路(後編)」が掲載された[16]

2001年 『坂井三郎の零戦操縦』(編著者/世良光弘 2001年 並木書房刊)に書き下ろし漫画「天空輪舞 RONDO」が収録された[17]

2005年 「ヤングキングOURS」誌(少年画報社刊)2005年10月増刊に「ストライク・オブ・ザ・ソード」が掲載された[18]。なお同作品は2013年に単行本『特殊任務飛行隊 KG200』(大日本絵画刊)に収録されるにあたり、空戦場面を中心に9頁加筆されている[19]

2007年 webコミック『MANGA』(幻冬舎配信)2007年4月号から2007年6月号まで「ギャロッピンググースZERO GOOSE01」を連載[20]

2008年 「ストライク アンド タクティカルマガジン」誌(カマド社刊)3月号、5月号、7月号に「ナイトストーカーズ」が掲載された[21]


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