日本の政治家吉住 健一よしずみ けんいち
内閣府地方創生推進室より公表された肖像
生年月日 (1972-04-22) 1972年4月22日(52歳)
出生地 日本 東京都新宿区大久保
出身校日本大学法学部法律学科卒業
前職衆議院議員秘書
所属政党(自由民主党→)
無所属
称号法学士
公式サイト ⇒新宿区長 吉住健一 公式ホームページ
東京都新宿区長
当選回数3回
在任期間2014年11月24日 - 現職
東京都議会議員
選挙区新宿区選挙区
当選回数2回
在任期間2009年7月23日 - 2014年
新宿区議会議員
当選回数2回
在任期間2003年5月1日 - 2009年
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吉住 健一(よしずみ けんいち、1972年(昭和47年)4月22日[1] - )は、日本の政治家。東京都新宿区長(3期)、特別区長会会長。 東京都新宿区大久保出身。伸びる会幼稚園、新宿区立大久保小学校、新宿区立戸山中学校(現・新宿区立西早稲田中学校)、東京都立広尾高等学校、日本大学法学部法律学科卒業。日本大学法学部雄弁会では幹事長を務めた。日大法学部卒業後、与謝野馨の事務所に秘書として勤務[2]。 2003年、新宿区議会議員に初当選。 2009年7月の東京都議会議員選挙の新宿区選挙区(定数4)において、自由民主党は現職の秋田一郎と吉住の2人を擁立。吉住は4番目の得票数で初当選。秋田は次点で落選した[3]。2013年、再選。 2014年11月9日に行われた新宿区長選挙に立候補し、日本共産党推薦の弁護士の岸松江を破り初当選した[4]。11月24日、区長就任[5]。地元新宿区出身の新宿区長は史上初となった。 2018年11月11日に行われた新宿区長選挙に自民党・公明党の推薦を得て立候補。日本共産党・立憲民主党・自由党・社民党・新社会党・緑の党の支持を受けた野沢哲夫を破り、再選[6][7]。 2022年11月13日に行われた新宿区長選挙でも自民党・公明党の推薦を受け、元新宿区議会議員の依田花蓮を破り、3選[8][9][10]。 ※当日有権者数:人 最終投票率:28.05%(前回比:pts) 候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
来歴
吉住健一50無所属現52,140票70.36%自由民主党・公明党推薦
依田花蓮50無所属新21,969票29.64%立憲民主党東京都連、社会民主党、日本共産党、れいわ新選組、東京・生活者ネットワーク支持
2023年5月15日、特別区長会会長に就任した[11]。
新型コロナウイルス感染症対策
表面的には第一波が収束したかに見えていた2020年6月1日、親交のあった手塚マキに連絡し、行政機関による新宿歌舞伎町の集団検査と疫学調査のきっかけをつくった[12][13][14]。その結果、接客を伴う飲食店では非常に感染率が高い大規模クラスターが発生していることが明らかとなった[15][16]。これによって、第二波の端緒、および感染者数の統計から隠れやすいというこの感染症の性質がいち早く明確になり、第二波のクラスター対策が極めて早期に開始されることとなった。2020年8月には内閣官房のYouTubeチャンネルに手塚マキと西村康稔大臣と出演し、コロナについて議論を行った[17][18]。
2020年11月、都議会最大会派(当時)の都民ファーストの会が新型コロナウイルスの感染者や事業者が就業制限や外出自粛に従わずに感染を広めた場合、過料5万円以下を科すとした条例案を検討していることについて、「(感染者を)犯罪者扱いすることはありえない。保健所の業務としても不可能だ」と強い苦言を呈した。吉住は致死率の高い他の病気で罰則がないのに、新型コロナウイルスの感染だけに罰則を設けることに合理性を感じないとし、「感染させた本人かどうかを(区が管轄する)保健所は証明できない」とも指摘。「現場に取り締まりを一方的に押しつける条例案だと考える。疲弊した地元の保健所を犠牲にして(政党が)パフォーマンスするとすればとんでもない話だ」と批判した[19]。同条例案は他会派からも「感染者差別を助長する」との批判が出ており、最終的に都民ファーストの会は議案提出を断念した[20]。
脚注^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、136頁。
^ ⇒新宿区長 吉住健一のプロフィール
^ 東京都議会議員選挙 - 新宿区選挙区候補者一覧 - 2009年07月12日投票 。東京都 。選挙ドットコム
^ 新宿区長選挙(2014年11月9日投票)候補者一覧|政治・選挙プラットフォーム【政治山】
公職
先代
中山弘子東京都新宿区長
2014年 -次代
現職
その他の役職
先代
山ア孝明東京都特別区長会会長
2023年 -次代
現職
官選
渡辺清1878.11-1883.1
久住久栄1883.1-1885.7
中川忠純1885.8-1887.5
山下政愛1887.5-1888.11
津田彦十郎1888.6.25-1901.3.9
石井弥六1901.3.9-1901.11.8
近藤政利1901.11.8-1902.4.5
谷山浩1902.4.5-1904.9.24
星野佐昭1904.9.24-1914.12.25
佐藤三吾1914.12.25-1926.12.6
杉田安静1926.12.6-1928.10.31
伊藤佐市1928.10.31-1933.9.10
土生文之助1933.9.14-1937.12.3
石森勲夫1937.12.3-1939.6.20
広田伝蔵1939.6.20-1943.1.8
早川秋一1943.1.8-1943.6.30
古山利雄1943.7.1-1945.6.8
飯田逸治郎1945.6.8-1945.12.24
栗本金定1945.12.24-1947.3.15
牛込区長
官選
秋山則白1878.11.30-1881.7.6
渡辺清1881.7.6-1883.1.31
久住秋策1883.1.31-1885.8.8
中川忠継1885.8.8-1887.9.7
三淵隆衡1887.9.7-1889.2.12
代理書記 高田庄吉1889.2.12-1889.3.28
田中通達1889.3.28-1889.5.6
代理書記 高田庄吉1889.5.6-1889.7.1
加藤鼎叟1889.7.1-1893.1.13
代理書記 高田庄吉1893.1.13-1893.2.24
佐伯雅馨1893.2.24-1896.11.27
澤簡徳1896.11.27-1897.4.27
小島官吾1897.4.27-1901.3.12
土方篠三郎1901.3.12-1904.6.28
風祭甚三郎1904.6.28-1904.8.4
土方篠三郎1904.8.4-1905.10.6
宮川鉄次郎1905.10.6-1908.10.7
土方篠三郎1908.10.7-1911.6.8
古本崇1911.6.8-1919.3.18
岡田淳司1919.3.18-1919.3.26
吉田輝一1919.3.26-1922.7.6
三位甚造1922.7.6-1924.1.18
宮川宗徳1924.1.18-1925.8.1
亀山忠之助1925.8.1-1927.3.30
浅山正名1927.3.30-1929.2.4
白鳥徳之助1929.2.4-1929.3.4
松永和一郎1929.3.4-1933.1.23
佐藤伝四郎1933.1.23-1936.9.26
城野亀吉1936.10.10-1938.12.24
矢田部美佐保1938.12.24-1940.8.17
上田房吉1940.8.17-1941.9.13
磯村英一1941.9.12-1942.9.3
海老沢武1942.9.3-1943.6.30
岡田光蔵1943.7.1-1945.12.24
沢柳紀作1945.12.24-1946.11.22
区長心得 総務課長 瀬山竜雄1946.11.22-1947.3.15
淀橋区長
官選
中野浩1932.10.1-1933.11.2
池園哲太郎1933.11.2-1935.8.1
大迫元繁1935.8.2-1937.12.18
松岡浅太郎1937.12.18-1940.8.17
山口重知1940.8.17-1942.9.3
藤田真一1942.9.3-1943.6.30
伊藤俊一1943.7.1-1945.6.8
岡田昇三1945.6.8-1946.5.13
本島寛1946.5.13-1947.2.8
区長心得 原鋲二1947.2.8-1947.3.15
合併後
公選
岡田昇三1947.4.5-1955.4.22
区長選任制
岡田昇三1955.6.22-1967.10.6
山本克忠1968.10.4-1975
公選
山本克忠1975.4.27-1991.4.26
小野田隆1991.4.27-2002.10.9
区長職務代理 高橋和雄2002.10-2002-11
中山弘子2002.11.24-2014.11.23
吉住健一2014.11.24-
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