『右曲がりのダンディー』(みぎまがりのダンディー)は、末松正博による日本の漫画。講談社『モーニング』で連載され、単行本はモーニングKC(講談社)より全9巻が刊行された。
玉置浩二主演で1989年に映画化されている。 二枚目で敏腕なバブル期の大手広告代理店エリートサラリーマン・一条まさと=伊達男「右曲がりなダンディー」の、女性たちとの遊びの日常をコメディタッチで描いていく。 右曲がりのダンディー 1989年8月12日公開。劇中において、公開当時放映されていた『仮面ライダーBLACK RX』が登場し、一条と競演するシーンがある。
あらすじ
一条まさと
身長186cm。愛車はポルシェ。仕事も私生活も交友関係も全てに完璧主義でパーフェクトにこなす。常にトップを維持するために日々のトレーニングを怠らないストイックな性格の持ち主である。
スポーツ万能に加え、料理や楽器演奏(ピアノ、サックス、エレキギター)もこなし、メイクまでも心得がある。プレイボーイで女性からも抜群にもて、デートの相手は毎日変わる(1日に複数の女性と交遊することもしばしばある)。
特に美人には目がなく面食いではあるが、人知れず花を飾っていた地味な女性にも配慮をし遊びに誘うなど、フェミニストらしい一面も持つ。同時に高所恐怖症でもある。
局部が極端に右に曲がっているため、男子トイレは横を向いて用を足すという特異体質でもある。
日本ジャーナル出版『週刊実話』連載の続編『右曲がりのダンディー リターンズ』(2020年11月?)では、AIロボット開発企業CEOになっており、「一条まさと54歳 日本で唯一バブルが続く男!」と銘打たれている。
書籍情報
末松正博『右曲がりのダンディー』講談社〈モーニングKC〉全9巻
1986年9月16日発売[1]、ISBN 978-4-06-300015-3。
1987年3月18日発売[1]、ISBN 978-4-06-300022-1。
1987年9月22日発売[1]、ISBN 978-4-06-300024-5。
1988年3月23日発売[1]、ISBN 978-4-06-300031-3。
1988年9月22日発売[1]、ISBN 978-4-06-300044-3。
1989年4月22日発売[1]、ISBN 978-4-06-300052-8。
1989年10月23日発売[1]、ISBN 978-4-06-300060-3。
1990年3月23日発売[1]、ISBN 978-4-06-300070-2。
1990年6月23日発売[1]、ISBN 978-4-06-300075-7。
末松正博『右曲がりのダンディー』スコラ〈スコラ漫画文庫シリーズ〉全5巻
1994年9月、ISBN 978-4796201896。
1994年9月、ISBN 978-4796201902。
1994年9月、ISBN 978-4796201919。
1994年9月、ISBN 978-4796201926。
1994年9月、ISBN 978-4796201933。
映画
監督那須博之
脚本那須真知子
出演者玉置浩二
松本小雪
加賀まりこ
林家こぶ平
松田勝
小沢仁志
音楽星勝
BA na NA
Koji Tamaki
主題歌Koji Tama ki「I'm Dandy」
撮影森勝
編集山田真司
配給東映
公開 1989年8月12日
上映時間100分
製作国 日本
言語日本語
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キャスト
一条まさと:玉置浩二
岡部敦子:松本小雪
芦田かおり:加賀まりこ
安田:林家こぶ平
大崎:松田勝
池上:小沢仁志